あなたの店も狙われている!コピーサイト、盗作、転売…ネットショップの詐欺被害対策まとめ

こんにちは、コンサルタントの鳴瀬です。
新型コロナの感染拡大を受けてか、ECの需要は以前にも増して高まっていますね。これまで実店舗のみだったお店が新たにECに進出するなど、ネットショップの数もどんどん増えてきています。

いろいろなネットショップが乱立する中で、一緒に急増しているのが「詐欺被害」です。高齢者の方を狙った事件や、届いたものが不良品だったなどなど、利用者の被害に関するニュースもよく耳にするようになりました。

でも、被害に遭うのはお客さんだけではありません!お店が被害に遭うことも、実は少なくありません!

そこで今回は、
・ネットショップの「盗作(著作権侵害)」対策
・「詐欺サイト」や「転売」被害などの被害事例と対策
・もし自分のお店が遭った時にどう対応すればいいかの考え方や予防策

などを、まとめた記事をご案内します。

詐欺や盗作は、いつどこで起きるか分かりません。すべてのお店が被害を受ける可能性がありますし、もう既に知らないところで、あなたのお店の詐欺サイトができているかもしれません!

「ウチは大丈夫」と高を括らず、いざ被害者になったときに素早く動けるよう、予習しておきましょう。もしもの時にすぐ取り出せるよう、お守り代わりにブックマークしていただくのもオススメです。

1:盗作が発覚!泣き寝入りせずに、対処する方法は?

当社にも、「自分が作ったオリジナル商品のデザインとほぼ同じものが他社で売られている」といった、盗作でお悩みのご相談は定期的に寄せられます。

苦労して作った商品ページや、生みの苦しみを経て、時間をかけて育ててきた商品が簡単にマネされてしまうのは、本当に腹立たしいですよね…。

でも、「事を大きくしたくない」「自分一人で対応できるか不安」という気持ちから、泣き寝入りしている…という方も多いのではないでしょうか?

しかし最低限の反撃というか対処方法くらいは頭の中に入れておきましょう。裁判にまで持ち込む、なんて大袈裟にする必要はありません(状況によりますけど)が、労力もコストもあまりかけずにできる、お店がとるべき方策を心得ておきましょう。対応チェックリスト付きです!

2:代金だけ横取りされる? 詐欺サイトの恐ろしい手口とは?

詐欺サイトのよくある手法は、サイトがそっくりコピーされ、振り込み先のみを詐欺サイト用の口座に書き換える手口。お客さんから振り込まれたお金は詐欺サイト運営者の懐に入り、商品はもちろん発送されません。

しかし、書き換えられているのは「振込先の口座だけ」。問い合わせ先はそのままなので、お客さんからのクレームは、詐欺を受けたお店側が被ることになるのです…!

こんなことが急に起こったら…想像しただけでも、焦ってしまいますよね。
このような被害を未然に防ぐ方法はあるのでしょうか?また、もし被害にあったらどうすればいいのでしょうか?

3:時間がなくても、盗作・不正転売サイトを撃退!

1人でネットショップ運営をしていると、忙しさや相談相手がいないという理由から、どう対処するべきか判断がつかず、すぐには動けないこともあります。しかし、初動が遅れると偽装サイトの悪行をエスカレートさせ、詐欺被害が更に拡大することにもなりかねません。

では、そんな中で対応を進めるにはどうすればいいのか?
ポイントは、店舗規模やかけられるコスト・手間にあった自店舗にとってベストな方法を絞ることにあるんです。

補足:なぜ盗作されるのか?盗作を防止する方法はあるの?

新しいアイデアを生み出す人がいれば、悲しいかな、同じ数だけアイデアを盗む人もいます。盗む人は自分の想像で利益を生み出せないから、アイデア泥棒を繰り返し、楽して利益を得ようとしています!STOP!アイデア泥棒!

しかし、アイデア泥棒を阻止するのは大変です。良いものはマネをされるのが世の常ですから、追いかければ追いかけるほど自分が消耗することにもなりかねません。

そこで以下の記事では、アイデアマンが持っておきたい「3つのマインド」をご紹介します。このマインドセットでいられると、被害を受けた時に消耗せず、健全に自店を守り、成長させる方法が考えやすくなるかも…しれません!

まとめ

詐欺や盗作がピンときてなかった方も、実はこれまで被害に遭っていたという方も、今回の記事で、詳しい被害の内容や対処法が分かったのではないでしょうか。

自分の文章や写真、アイデアの盗作をそのまま放置しておくのは悔しいですし、気持ちのいいものではありませんよね。被害を受けた時に「よく起こること」と諦めて泣き寝入りすることにならないよう、いざという時にこの記事が役立ちますように!

また盗作だけでなく、皆さんのサイトになりすまして詐欺被害を行う偽装サイトにも、注意が必要です。

盗作や詐欺被害は誰にでも起こることです。「明日は自分のサイトが狙われるかもしれない!」と想定し、備えておけるとよいでしょう。

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この記事を書いた人

鳴瀬早紀
鳴瀬早紀
楽天SOY受賞の有名アパレルネットショップで運営を担当。店舗の広告塔として、メルマガやSNSなどでの販促やコンテンツ制作に従事する。特にメルマガでは、常時開封率25%以上を維持し、メルマガ経由の売上の引き上げに成功。また、イベント時のセグメントメルマガでは、開封率50%超えを叩き出すなど実績も多数。音楽フェスに参加すること、朝ドラ鑑賞が趣味。ビールが好き。

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