【動画つき】一問一答!楽天SEOの「キーワードの入れ方」7つの疑問にお答えします!

今回は楽天SEOのよくあるお悩みをまとめて解決!
ということで、定番の「キーワードを入れる」施策のよくある疑問7つにお答えしていきます。

  • キーワード入れたくらいで売れるの?
  • どうやってキーワードを探すの?
  • どうやって書いたらいいの?
  • どのくらいで効果がでてくるの?

こうしたお悩みを解決するヒントになるような情報を一問一答でお伝えしていきます。
ぜひSEO改善にお役立てください!
(動画も用意しています!あわせてご覧ください!)

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はじめに:「キーワードを入れる」って何?

前提として、楽天におけるキーワードを入れるSEOがどういったものかを整理しておきましょう。

楽天の検索エンジンは、ものすごく端的に言うと、「商品ページに書いてあるキーワード」と「お客さんが入力した検索キーワード」とを突きあわせて、一致する商品を検索結果に表示させています。つまり、商品ページに書かれていないキーワードは検索にヒットしない仕組みになっています。

そこで、商品ページにたくさんのキーワードを入れこむことで、あらゆる検索にヒットさせるようにする。
これが楽天におけるキーワードを入れるSEO施策です。

前回の記事で詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。

楽天SEO「キーワードの入れ方」の疑問にお答えします

ここから本題。
楽天におけるキーワードを入れるSEOのよくある疑問に、一問一答でお答えしていきます。
以下の目次から気になるところにジャンプしてください。

Q1.キーワードを入れたくらいで売れるの?


A.売れます!

「検索にヒットするキーワードが増えたところで売れないんじゃないか」と思うかもしれませんが、意外と売れます。

ポイントになるのは、いわゆるビッグワードではなく、ニッチでこまかいキーワードですね。サジェストに出てこないような小さなものに着目しましょう。

たしかに小さなキーワードは検索ボリュームが少ないのですが、ニッチなキーワードはライバルが少ないので上位が取りやすく、コツコツとした売上が作りやすい傾向があります。実際に弊社がご支援してきた中でも、思わぬキーワードからアクセスが集まり、売上が伸びた例が数多くあります。

また、ニッチなキーワードでアクセスや売上、レビューを集めていくと、商品の評価が高まって、最終的にはビッグワードでも順位が上がりやすくなる効果も期待できます。
どんな成功者にも下積みの時期があるように、SEOでもニッチキーワードでの研鑽を積んでようやくビッグキーワード上位が狙えるようになる…とも言えますね。

「ちまちま書いても大して売れない」と決めつけて何もしないのは本当にもったいないです。

思い込みでブレーキはかけずに、まずは小さなところからやってみて、積み重ねていくことをオススメします。

Q2.どうやってキーワード探すの?


A.頭とデータを使いましょう!

キーワードを探す時は「頭」と「データ」の両方を使いましょう。

「頭」とは、自分で考えてキーワードをひねり出すことです。

たとえば…

  • お客さんはどんなキーワードで検索するだろうか
  • お年召した方ならどうか?若い子ならどう調べるか?

など、いろんな人の気持ちになってキーワードを考えていくイメージですね。 スーツを「背広」と呼んだりといった世代の呼び方の差もありますし、「ふわもこ」「おすすめ」のような感覚的な言葉でお買い物検索する新しい文化もありますし、同じ商品を探すでも、人によって検索キーワードはガラッと変わってきます。

お客さんとシンクロするように探していくと、意外とアクセスが取れる面白いキーワードが見つかることがよくあります。ぜひ試行錯誤しながら探してみてください。

そしてもう一方の「データ」は、たとえば、

  • RMSの来店キーワードを見る
  • サジェスト調査ツールなどを使う

など、ネット上で手に入るデータからキーワードを探していくことです。 「データを見るなんて当たり前じゃないか」「どうせ知ったキーワードしか出てこないよ」と思われるかもしれませんが、こまめに丁寧に見ていくと意外といろんなキーワードが見つかりますよ。

月次でまとめて上位だけチョロッと見ているだけ、という方は損しているかもしれません。しっかり使っていくようにしましょう。

Q3.サジェストだけじゃだめなの?


A.サジェストでは足りません

検索エンジンが提案してくれる「サジェストワード」を参考にされる方は多いと思います。
多くのお客さんが検索するキーワードなので、必須なのは間違いありません。

しかし人気がある分、競争も激しく、上位表示も難しいため、サジェストワードを拾っただけでは成果がでないことが多いです。

なので、Q2でもお伝えしたように「頭」や「データ」を使って独自のキーワードまでしっかり集めて入れ込むようにしましょう。

キーワードを入れるSEOは、どれだけ徹底的にキーワードを集められたかで成果が変わります。
有効なキーワードが見つかっていないうちは、

  • こんなキーワードを追加したらどうだろう?
  • 意外とこんなキーワードもアリじゃないか?

と実験的にやってみるのも良いと思いますよ。
何かしらヒントが見つかり、集客につながる突破口となるキーワードが見つかるかもしれません。

Q4.表記ゆれはどこまで拾うべき?


A.最初は丁寧に拾いましょう

同じ意味の言葉でも、書き方にバリエーションがある言葉がありますよね。これを「表記ゆれ」と言います。
たとえば以下のようなケースです。

  • 「引っ越し」を「引越」「引越し」「ひっこし」と書く
  • 「イス」を「椅子」「いす」と書く

どれか1つが書いてあればすべてでヒットするかと思いきや、「それぞれ書き分けないとヒットしない」というケースがよくあります。(キーワードによってはヒットする場合もあります)

ですので、表記ゆれがある場合は、(特に最初は)丁寧に拾っておくことをオススメします。

その上で、(1)実際に検索をして単語認識を調べ、(2)別々に見られているならしっかり表記ゆれキーワードも記入する。そうでないなら一語に集約する…というように使い分けると良いでしょう。

Q5.キーワードはどう書いたらいいの?


A.検索対象項目へ自然な文章で!

探し出したキーワードは、持ってるだけでは意味がありませんよね。検索結果にヒットさせてこそ価値がうまれます。

楽天では「商品名」「キャッチコピー」「PC用販売説明文」「PC用商品説明文」「スマートフォン用商品説明文」欄などが検索対象項目です。必ずそこへキーワードを入れるようにしてください。

ただし!
記入する際はガイドラインを守るようにしましょう。

よく説明文で薄い色の隠し文字でキーワードを羅列しているお店さんを見かけますよね。こうした隠し文字を入れることはガイドラインで禁止されています。

実質黙認されている状態ではありますが、一般的に見てもスパム行為ですし、いずれペナルティを受ける可能性もあると考えられます。

商品名も説明文もお客さんに読んでいただく場所ですから、自然な説明の中に、自然にキーワードを含めるように書いていきましょう。(副次効果で転換率も上がるかもしれませんよ)

Q6.どれだけのキーワードを書いたらいいの?


A.文字数の許す限り

見つけたキーワードは、文字数制限が許す限り、記入をしておくのが理想です。
なぜなら、書いたキーワードの数だけ検索にヒットする可能性がアップする=流入経路が増えるからです。

楽天では、「販売説明文+商品説明文」で一万文字以上を使えます。他の大手モールの20倍くらいのキーワードが使える計算なので、やりきればかなり多くの検索キーワードにヒットさせられます!
検索流入を取るのであれば、これを活かさない手はありません。

…とはいえ、キーワードを商品ページに書き入れる作業は大変ですよね。
特に商品数が多い場合は、すべての商品に対して作業をする必要があるため、時間と労力がかかります。そのため、1日あたりの目安の時間や商品数を設定し、スキマ時間で進めることをオススメします。

Q7.どのくらいで効果がでるの?


A.早いと翌日には効果が出ます

キーワードを入れると、早ければ翌日にはアクセスが増えはじめることがあります。
もっとうまくいくと、そこから売れ始めて、すぐに売上に跳ね返ってくることもあります。

キーワードを書くだけで売れるんであれば願ったりかなったりですよね。キーワードを入れるSEOはそんな可能性のある施策なんです。

ただし、成果には「どれだけのキーワードを記入したのか」「その時の季節やトレンドの影響」「そもそもの商材とSEOの相性」「ライバルの強さ」などいろいろな要素が影響します。

ですので、あせらずに地道にキーワードを入れて→検証して→効果がでるものを残し、そうでないものは入れ替えて…というサイクルを回して、アクセス数を増やしていくようにしましょう。

コツコツ取り組んでいってください。

まとめ

キーワードを入れる作業は「宝探し」!

今回は「キーワードを入れる」SEOについて、色々な疑問にお答えをしてきました。

ものすごくざっくりまとめると、
キーワードを入れる作業は『徹底的に洗い出して、徹底的に記入しましょう』
の一言に尽きます。

キーワードSEOはもはや皆さんやっている施策です。いわゆるビッグワードやサジェストワードなど、誰でも思いつくようなキーワードを入れるだけでは、なかなか他の店を出し抜くことはできません。
自分の頭とデータを使って、他のお店が見落としているような独自のキーワードを探し出せるか。そしてそれをモレなく記入できるか。ここで差がつく施策だと言えます。

その点、「宝探し」のようなイメージで取り組むと、楽しく続けていけるかもしれませんね。
ライバルが気付いていない「お宝キーワード」でヒットして売れるようになると、「お宝」を見つけたような気持ちになれて嬉しくなりますよ!

「キーワードでSEOだなんて…」という先入観は捨てて、あなただけのお宝キーワード探しに挑戦してみてはいかがでしょうか。まだ見ぬキーワードから、大きなアクセスや売上が作れるようになるかもしれません…!

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ちなみに、お宝にはニセモノがつきもの。
見つけたものがお宝キーワードがホンモノだとわかって、はじめて喜べるというものです。

とはいえ、キーワード1つ1つの真贋を見極めるのはとっても大変。
新しく入れたキーワードが何位くらい表示されているのか、毎日ぽちぽちと手で検索して調べていては、いくら時間があっても足りません

そんなときにぜひお使いいただきたいのが「検索順位チェックツール」です。

ツールにお宝キーワードの候補を登録しておけば、自分の商品の検索順位の上がった下がったを自動でチェックして、毎日メールでお知らせをしてくれるようになります。つまり、自分で検索順位をチェックする必要がなくなるというわけです。

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この記事を書いた人

コマースデザインスタッフ
コマースデザインは、EC事業のコンサルティング会社として、ECのお役立ちツールECコンサルティングを提供しています。全サービスの累計支援先企業は23,000社を突破しました。「色々な個性を持ったお店が数多くあり、お客さんに豊かな選択肢があるEC業界」を目指し、中小ネットショップ事業者の皆様の「強み」を引き出す支援を行っています。
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