ECコンサル事例：下がりっぱなしのアクセス数が上向きに！教わりながら自分で取り組んだ楽天SEOで売上も安定

自店オリジナルのレディースバッグ販売を手がける、ネットショップの事例です。

こちらのお店は、長年楽天でネットショップを運営しています。使い勝手のいいデザインはお客さんから好評で、商品レビューも多くたまるなど、順調にお店を運営していました。

しかし、ある時期から、検索流入が少しずつ下がってきます。競合も増え続ける中、検索順位の維持が難しくなってきたためです。

店長さんは色々と手を打ちますが、なかなか改善しません。その理由の一つに、検索アルゴリズムが複雑化していることが挙げられます。

昔の楽天は、

• とにかく商品名にキーワードを書けば、検索順位が上がる
• レビューの多い店が、検索上位にくる

といった感じで、検索アルゴリズムが比較的シンプルでした。しかし、年々複雑になり、今や、その仕組みを把握することは、かなり難しくなっています。

そのため「昔は効果のあった、順位を伸ばすテクニック」の多くが、通用しなくなっていたのです。

結果、店長さんは、自分だけでは何をしたらいいかわからない状態に。無闇に手を動かしても効果が出ず、最新の情報や対策を追いかける時間もありません。

次第に、広告に頼りがちになりに。セールやマラソン等の、自然に集客が伸びる時にしか、まとまった売上が作れない、そんな時期が続いていました。

そのようにお悩みのところ、弊社コンサルタントにご相談を頂きました。

そこで、弊社からは「楽天SEO」の施策をご案内することにしました。

まずお伝えしたのは、「目先の裏技や、テクニックだけに頼るをやめましょう」ということ。そして、「検索対策に必要な『考え方』を学び、状況を見て、自分で必要な対策を判断できる状態を目指しましょう」ということでした。

検索アルゴリズムは明白な答えがありませんし、複雑化し続けています。そのため、そもそもテクニックだけでカバーするには、限界があるのです。

ですので、「そもそも検索とは？」という考え方を、まず理解して頂きました。例えば、「検索システムの構造の理解」や「検索するお客さんの行動の先読み」をすることの重要性などです。

それには理由があります。テクニック、つまり「対策」ばかりを覚えようとすると、アルゴリズムが変わり、その対策が通用しなくなった時に、自分で判断できなくなりますよね。
一方で、検索結果の仕組みや、検索するお客さんなど、「対策の手前」を把握することで、明白な答えはなくても、状況を先読みし、調整を続けながら対策できるようになります。結果、アルゴリズムに左右されにくく、自走した運営ができるようになります。

そして、十分に検索対策の本質を理解して頂いた後、はじめて具体的な施策をご案内しました。例えば、「商品名に書くキーワード」一つをとっても、無闇やたらに詰め込むのではなく、検索や購入につながりやすいワードを先読みし、厳選し記入する、というようなことをお伝えしました。（専用のツールを使います）

このように、商品一点一点に調整を加えていきました。

上記のような対策を行ったところ、複数の商品で検索順位が回復。売れ筋商品に加えて、今まであまり売れていなかった商品も、アクセス数が増えました。さらに、商品数を増やしたことによる相乗効果もあり、想定以上に売上が伸びました。

現在も、常に楽天アルゴリズムが変化しており、検索順位をコントロールすることは難しくなっています。しかし、このお店では、別の施策にも取り組みながら、一定のアクセス数を維持しています。広告をかけずとも、以前の好調だった時期の水準まで、売上が戻りつつあります。

楽天SEOは日々変わりつつあるので、アルゴリズムの変化に振り回されたり、順位が急に下がって原因が分からなかったり、お悩みの方も多いと思います。そこで弊社では、楽天側の意図を汲みながら、最新のアルゴリズムの変化・変わらない基本的な観点などをお伝えしながら、あなたが「自分で本質的な検索対策ができるようになる」ための支援をしています。（検索対策だけでなく、ページ改善やリピート促進など、販促全般にわたって案内します）

そして専任のコンサルタントが「考え方」「やりかた」をお伝えし、結果が出るまでフォローします。