ネットショップ運営相談室 EC専門コンサルタントがお答えします。

中核スタッフが急に退職!社内体制どうする?事例と考え方を紹介

中核スタッフが急に退職!社内体制どうする?事例と考え方を紹介

スタッフが急に退職することになって、大変。自分でやろうにもパンクしそうだし、新しい人を採用しようにも、どう募集するか。採用したとして、教育が大変。どうしたものか・・

お気持ちは分かります。まず、落ち着いてください。
対処を考えましょう。 弊社のお手伝いしているお店では、スタッフ退職を乗り越えて、非常に良い体制を作ったケースがいくつもあります
ひとつではありません。中には、それまで仕事に忙殺されていたという社長さんが、スタッフの退職を機に体制を構築しなおし、人件費が減り、利益が増えて、しかも任せられるようになり、全国を飛び回れるようになった・・というケースまであります。いいことづくめですね!

スタッフ退職を乗り越えた事例

何をしたかというと、「失敗パターンを避け、コツをしっかり実践した」んです。
以下、ご説明します。

「分けて採用」が近道

長年支えてくれたスタッフは、その経験から、色々なことができるようになっています。
でも、その人が退職したからといって、「同じように色々なことができる新人」を採用しようとするのは、さすがに無理があります。

「ページ制作と電話対応と出荷、全てできる人がほしい。できれば、何も言わなくても気を利かせてくれるといいな」

そんな人は都合よくいません!

野球が得意な人、将棋が得意な人はそれぞれいますが、「野球と将棋が両方得意な人」はかなり少ないことは想像できますよね。

コツは「分ける」ことです。
たとえば、「ページ制作と電話対応と出荷」という仕事1人がやっていたら、分割して「3つの職種」にし、3人に配分するんです。ページだけ作れる人は、「とある場所」で探せば、在宅スタッフなどで、スキルの高い人が結構見つかります。(コツさえ知っていれば簡単です)

電話だけできる人、出荷だけできる人も、地元で探せばそれなりに見つかります。時短勤務や週2~3にすれば、コストは十分抑えられます。

一方、「地元で、ページも作れて電話も出荷もできて、毎日出勤できる人」というのは、まず見つかりません。見つかったとしても、候補がほぼ一人いるかいないかなので、「複数の候補から、あう人を選ぶ」ということができません。

つまり、分けて採用したほうが選べます。選べるので、一定レベル以上の人材と出会えます。

採用、教育のコツ

でも、「複数人を1人1人教育するのは大変、お金もかかる・・」と思うでしょうか。

整理するとこうなります。

  • 分けて採用する場合
    • ○:候補が多いので、選べる
    • ×:説明が面倒(特に在宅の相手)
  • ぜんぶ1人に頼む場合
    • ○:説明は楽
    • ×:候補はゼロか、1人程度

でもですよ。もし、「在宅相手でも、説明が面倒ではなくなる工夫」があるとしたら、どうでしょうか。実はあります。それを実践すれば、複数人での採用の方がプラスになります。

このように「工夫」があれば、全く話が変わってくるわけです。

事実、そんな工夫は、色々あります。教育の手間を抑える工夫、遠くに居る人にラクラク指示を出す工夫、人件費を適正範囲に収める工夫、優秀な人に応募してもらう工夫など、全部いい方法があります。

いまの知識だけで「できない」と諦めるのではなく、「○○がネックなので、それを解消する方法はないか」と考えましょう。

「何でも相談できる相手」が必要

スタッフの退職は、お店の根幹を揺るがす大変な事態だと思います。
でも、弊社の経験では、決して珍しい話ではありません。
似たようなことで悩んでいる人はたくさんいる
。だから、それを乗り越えた人もたくさんいるんです。

ちょっとした知識と、工夫の積み重ねだけです。
実際そうやって、良い体制を作り上げた人がたくさんいます。

それなのに、周りに学ばず、時間がなくて不安な中、手探りでトライアンドエラーを繰り返すのは・・もったいないですよね。時間をかけるより、ショートカットしませんか。
これは採用に限りません。「経営の悩みを何でも聞ける相手」がいるといいなあと思いませんか。

弊社のコンサルティングでは、こういった人材や組織まわりの相談もお受けしています。前述の工夫も紹介できますよ。情報提供だけでなく、「見てくれている」「味方がいる」「何かあったら聞けるという安心感」も、好評です。

採用や値上げなど「何でも相談」

ネットショップを運営していると、いろいろな事が起こりますよね。
深い悩みは、友達や家族にも言いづらいものです。ぜひ私たちにご相談下さい。

全ての悩みに答えられるわけでは決してありませんが、経験上「一緒に考え、状況を整理する」ことで解決の糸口が見つかる事がよくあります。

以下、実際にあった悩み相談の例です。いずれも、ある程度お役に立てたと思います。

社外の悩み
  • 値上げの告知をする必要がある。悪い印象を与えずスムーズに伝えるにはどうすべきか
  • 日頃からよくしてくれる楽天ECCに、広告を提案されている。悪い気がして断りづらい
  • ライバルに引っ張られて価格競争に突入。気になって仕事が進まない。どうしよう・・
社内の悩み
  • 上司から「なぜ売上が下がっているか説明しろ」と求められた。一緒に考えてほしい
  • 外注やパートを募集したいが、初めてなのでどうしたらいいかわからない
  • 部下が増えた。複数店舗運営しているが、複数の店長を立てるべきか、1人の店長で作業分担すべきか
自分の悩み
  • やらなければいけない仕事があるが、どうしても手が進まない。うまくまとめられない
  • いつも自分で仕事を抱えてしまって、メンバーにうまく振ることができず忙しい
  • やることがたくさんあって、上手く管理できない。他の人はどうしているのか。

その悩み、早く解決しましょう!

私たちの「EC事業コンサルティング」なら早く解決に近づけます。
このページを見て確かめてみてください。

具体的にどうするのか続きを読む