ていねいな梱包

えー、かなり久しく更新しておりませんでした。

すみません。著書「売れるネットショップ開業・運営」(¥2,520 楽天)の影響もあってか、しばらく忙しいのをよいことに、ブログまで手が回りませんでした…。

どうしても、「書く」という仕事柄、お仕事が集中すると、それ以外の時間はあまり書かなくなってしまうのです。気をつけます。。。

梱包はどうあるべき?

さて、今回は、梱包について。

余計なゴミを増やさないためにも、簡易包装が一番よいと思いますが、あまりにも簡易すぎるものも、正直どうなの?って思いますよね。

簡易すぎる梱包は、印象がよくない

例えば、洋服などは布だし、われものではないけれど、段ボールや紙の袋に、「むきだし」で入っていたとしたら…。
ちょっとがっかり、というか、そのお店の良心を疑ってしまうかも…。
たいていの場合、洋服の入っているビニール袋って、とっておかずに捨ててしまいますよね。
そう、どうせゴミになります。

でも、だからといって洋服が「むきだし」だったら…
もし、雨が降ったり、水に濡れてしまったりしたら、洋服まで濡れてしまいます。
また、段ボールの「けば」などで、服に傷がついてしまうことも考えられますよね。

自分が買った商品が、ぞんざいに扱われたようで、新しいものを購入した喜びも半減してしまい、お店への不信感に繋がります。
「これは簡易包装ではなく、手抜き梱包だろ!」と言いたくなってしまいます。

印象が悪いお店では、リピートもしません。
例えどんなに安くても、お客さんは逃げて行ってしまい、まるで、『行楽地のマズイ店』の如く、何も知らない新規のお客さんを、獲得し続けるしか道がないですよね。

丁寧な梱包は、好印象を与える

逆に、梱包がていねいだと、お客さんは好印象を持つものです。
宅配便の場合、輸送中どうしても不慮の揺れや振動は発生しますから、割れ物はもちろん、破損する可能性があるものは、ちょっと大げさに思えても、きちんと梱包しておいたほうが安心です。

たとえばこんな感じ。
2017-01-16_1437


↓開けるとこういうものが入っています。
2017-01-16_1437_001



輸送中、物が上に乗ってしまったりすれば、大いに破損の可能性があるようなデリケートな商品です。でも、きちんとプチプチに覆われているので、割れ、欠けもなく届きました。

ちょうどよい「丁寧な梱包」を

某amazonのように、大きさに合わない段ボール箱などではなく、配送業者のパックの中に、ボール紙で補強し、この包みが入っているという、過剰でも、物足りなくもなく、ちょうどよい「ていねいな梱包」だったので、つい写真に収めてしまいました。

ちなみにこのお店は、拙著「売れるネットショップ開業・運営」のコラム、「常連客の側から見た「感動サービス」体験」に登場するお店です。

商品や顧客に対する適度な「丁寧さ」が、梱包においても重要ですね。

PS
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この記事を書いた人

川村 トモエ
コマースデザイン株式会社 取締役 コピーライター/コンサルタント
ライターからEC業界に転身。商品コンセプト立案やキャッチコピーなど「売れないオリジナル商品」の立て直しを得意とし、ヒット商品を多数企画。中小規模の店に対してわかりやすいコンサルティングを提供しつつ、講演や寄稿も行う。黄色本・マンガ本の著者でもある。
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