実用品か、ネタか。売りやすい角度とは?

先日、twitterでつぶやいたところ、意外に反響が多かったので・・・ これ。

ただの靴下なんですけどね。 ガチャピンが舞妓さんの恰好をして「おおきに」と言っています。 さすがガチャピン。何にでもチャレンジするんですね。

でも、実は、他にもコレクションがあるんです。

「ネタ」に食いつき、衝動買い

2017-01-16_1739

増殖!!
ガチャピン4足、ムック2足、ガチャピン&ムック1足、合計 7足のガチャピンムックです。別に、キャラ好きというわけでもなく、他にグッズは持っていないんですが・・・

完璧なまでの衝動買いです。

靴下を扱うショップのメルマガで、画像を見たのがきっかけ。
妙なものに惹かれるセンサーが反応してしまい、そのままお店へ。
バリエーションに釘付けになり、ついつい何足も衝動買い。

実用品も、キャラクターによりネタに昇華

多分、「靴下」をはじめから買おうと思ってたら、買わなかったと思いますw

  • 靴下 → ガチャピン・ムック

という流れはあまりないでしょう。。。でも、今回の私のように、

  • ガチャピン・ムック → 何じゃこりゃ! → 靴下なら買っても良いな。

と、いう流れの方が売れるのではないかと思われます。

「靴下」は実用品ですが、そこにキャラクターが加わることで、既に実用品の域を超えてしまっているんですね。

私の中では、「ネタ」に、昇華したのです。
自分用だけでなく、実は友人にもプレゼントしましたw

角度を変えることで、刺さる売り方が見つかる

普段当たり前に扱っている商品も、見る角度を少し変えると、実は売りやすくなることって結構あります。

一番の魅力をアピールする

例えば、

  • 「美人だけど、性格がキツイ」
  • 「器量は人並だけど、とにかく性格がいい」

という2人の女性がいたとして、美人の方は、一番のウリは美人ですから、「クールで辛口、トゲがあるのは美人だから!」というのは間違いですよね。
顔を全面に押し出して、正統派に勝負すべきです。

性格がいい方はもちろん、「ワケありですが、優しいんです!」とか言ってはいけません。
商品の一番の魅力はどこか、色々と考えてみるとよいですよ。
見方を変えると、ドハマリすることも多々あります。

誰に向けて表現するか、によっても変わりますが、それはまた別の話。

※ちなみに、この靴下を履いている時、靴を脱ぐ機会があると、ちょっと恥ずかしいです。
見せるために狙って履いてるわけではないので、「しまった!」と思う事もしばしば。
先日も、病院に履いていったところ、靴を脱ぐハメにw

PS
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この記事を書いた人

川村 トモエ
コマースデザイン株式会社 取締役 コピーライター/コンサルタント
ライターからEC業界に転身。商品コンセプト立案やキャッチコピーなど「売れないオリジナル商品」の立て直しを得意とし、ヒット商品を多数企画。中小規模の店に対してわかりやすいコンサルティングを提供しつつ、講演や寄稿も行う。黄色本・マンガ本の著者でもある。
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