このお店は、「落ち込んだアクセス数を回復させたい」という課題を抱えていました。
解決策は定まっていたのですが、店長さんは忙しく、施策になかなか取り組めません。「それでは」と外注に依頼しようにも、専門的な仕事は振りにくいとお悩みでした。
自分しかやれない事が進まず、業績悪化の一途
こちらの店舗は、アクセス数低下の問題に直面していました。
店長さんは、アクセス数を回復するためにどういう施策が必要かは分かっていたのですが、お一人で店舗を運営しているため、既に手いっぱいの状態です。施策を実行する時間さえ取れれば、業績回復の見込みが見えているのに、とても手を付ける時間がないというジレンマを抱えていました。
そこで、作業を外注に依頼することを検討するも、集客施策は専門的な知識を要するため、自分以外に出来るだろうかとお悩みです。
下手な頼み方をして、相手に指示が伝わらず再説明が必要となれば、かえって手間が掛かりますし、そればかりでなく万が一間違った作業が進められてしまったとしたら、リカバリーも大変です。
そうした心配が先立った結果、自分で全部やろうと抱え込んでしまい、結局進まない・・・
そうした状況を打破するため、弊社コンサルタントが、外注先へ作業を振る環境づくりのお手伝いをさせていただきました。
店舗情報
- 業種
- 雑貨
- コンサルティング継続期間
- 5年
- MEMO
- 自然素材を用いたオリジナルの雑貨を扱われているお店です。
「作業をうまく振る」下地づくり
店長さんが依頼したい仕事は、店内の全商品に”ある作業”を実施することで「集客力を高める」というものです。「専門的な仕事は説明が難しい」と思いがちですが、仕事の振り方次第では、詳しくない人にも効率的に進めてもらうことができます。
そこで弊社から、外注へ『うまく仕事を振る』方法をお伝えしました。具体的に何をしたかと言うと、まずは「効率的に動いてもらえるための指示」を一緒に考えました。
「効率的に」「正確に」動いてもらうためには、仕事の渡し方を考え、作業内容が間違いなく伝わるようにする必要があります。と言うのも、例えば「この例示のように対応してください」とお願いしただけでは、うまく作業が進みません。店内の商品は多種多様なため、それぞれでやり方を変える必要があるためです。
そのため、漠然と依頼するだけでは、考えた通りに作業してもらえず、何度も説明したりと、「かえって自分の負担が増えてしまった」、というケースもよくあります。
なので、だれでも確実な作業ができる「手順の説明」や、作業を伝える際、○○○な工夫をすることで、効率的に進めていく「スケジューリングのコツ」などをアドバイスさせていただきました。
自分の分身がサクサクと業績回復
上記のように、仕事を振る環境づくりを整え、外注先に仕事を依頼しました。すると、これまで店長さん自身がやっていたレベルと、同じクオリティで作業をしてくれ、いわば「自分の分身」ができたような状態に。また、外注先は特定の作業だけに集中できるため、「とても終わらない」と途方にくれていた作業が、たった2週間でバッチリ完了。
こうして集客施策を終えた結果、見事なアクセス数の回復を遂げられました!(下図参照)
効率的に施策を実行できるパートナーを得たことで、店長さんは楽ができ、その他の対策にも次々と取り組んでいただいています。業績も好調なようで、今後は、EC以外の新事業も開始予定とのことです。これからの展開も楽しみにしています。
クライアントからの声
集客回復してきて良かったです!これからも、きちんと転換できるようがんばります。
御社のコンサルタントは、今回のように「誰に相談したら良いだろう?」ということでも、一緒に考えてくれるカバー力の広さがすごいと実感しています。また、どんなことでも親身になって相談に乗って頂けるので心強いです。
こちらが気づかないことも色んな角度からアドバイスをいただけるので、サービス力の向上につながっています。今後もご指導よろしくお願いします。