楽天「おまとめ購入機能」を使ってみた

楽天店舗さん向けのお話です。

10/19に楽天市場の「スマホのおまとめ購入機能」が、実装されました。

これにより、最大5店舗の商品を、一度にまとめて購入することが可能に

以前から一部ユーザに対しテスト導入されていたものが、全ユーザ向けに解放されました。 以下、自分で使ってみたので、レポートしてみます。

楽天の「おまとめ購入機能」を使った所感

試しに、3ショップでの注文をまとめて購入してみました。

おまとめ購入の便利な点

  • 全ショップ分の合計金額が、購入前に確かめられるので便利
  • 注文手続きが1回で済む

おまとめ購入の不便な点

  • 細かい見落としが多くなりそうで、注意が必要
  • クーポンは各ショップ毎に選択しなければならず、使い忘れが起きそう
  • 備考欄がデフォルトで閉じられているので、読み飛ばすかも

おまとめ購入で気付いた点

  • ポイント使用時に「全利用」を選択すると、全ショップに均等に使われる
  • 日時指定は、結局1ショップずつ行うことになる
  • 「店の名前」が目にとまる機会が増えるかも

Amazonを意識しての利便性向上策だろうと思いますが、今のところ「買い物が楽になった」とは思えませんでした^^;
慣れの問題かもしれません。今後もっと使いやすくなると良いですね!

楽天「おまとめ購入画面」の仕様

決済画面の入口

この「複数ショップまとめて購入をONにする」をONにすると、まとめて購入ができるようになります。

楽天おまとめ購入画面の設定箇所

まとめて購入する店舗の選択

こうやって、どの店のカゴを決済するか選びます。

楽天おまとめ購入画面の決済選択箇所

配達日時の指定

お届け可能日は店舗によって異なるので、楽天店舗ごとに指定する必要があります。

楽天おまとめ購入画面の配達日時の指定

クーポンの適用

クーポンは自動適用されず、選択する必要があります(従来と同じ)。

楽天おまとめ購入画面のクーポン適用方法

楽天ポイントの使用

楽天ポイントは、各店舗で均等に使われます。調整はできないようです。

楽天おまとめ購入画面での楽天ポイントの利用

PS
当社のコンサルティングでは、こうした新着ニュースの中から「運営者が知っておくべき」重要度の高い情報をピックアップし、店が何をしたらよいのかを分かりやすく解説しています。解説付きで情報が届くことで、いちいち右往左往しなくなりますし、ヘビーなテーマの時には、担当コンサルタントがじっくりご相談に乗り、一緒に乗り越えますので安心です。

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この記事を書いた人

味藤絵美子
有名EC企業にて、店舗の立ち上げから店長まで一連の運営業務を経験し、実績を重ねる。その後、食品メーカーに転職、衰退した人気店の建て直しに尽力。2年間でアクセス数4倍、転換率2倍とし、再成長させる。メーカー型、仕入れ型、大規模、小規模共に経験している守備範囲の広さが強み。ネットショッピングが大好きで、女性ならではの柔らかい物腰の中に、鋭いお客目線が光る。

EC事業コンサルティングを行う「コマースデザイン株式会社」の社員ブログです。

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