コマースデザインでは、EC事業とAI活用をテーマにした研修「ECステップアップ研修」 を提供しています。今回は卒業生インタビューです。
お話を伺ったのは、和歌山県で紀州漆器のEC販売を手がける山家漆器店の代表・山家さん。ECだけでなく、大手企業のノベルティやコラボ、万博の仕事まで手がけており、この十年間、安定して成長し続けているそう。
組織は家族4名 + パート3名の合計7名。一体どんな体制と考え方で仕事を回しているのか?多くの小企業にとって、目指したい姿ではないでしょうか。
EC研修「経営者・リーダー編」での学びを、どう組織運営に生かしていったのかを伺いました。人を増やさず、今のメンバーで会社を深めたい と考えている経営者・リーダーの方に読んでいただきたいお話です。
ECステップアップ研修「経営者・リーダー編」 は、EC事業に携わる経営者・リーダーを対象にした、6週間の実践型研修です。EC事業におけるAI活用と、チーム運営をあわせて学びます。自分の業務を可視化して手放し、AIを使った「売れる仕組み」を作り、チームで進めるところまでを6週間で一気に実践します。
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- 目次 -
株式会社山家漆器店について
坂本: まず、御社のご紹介をお願いします。
山家さん: 株式会社山家漆器店と言いまして、1950年にひいおじいちゃんが漆器の塗りを個人で始めたのがルーツです。父が1998年にネットショップを開設しました。当時は「製造業が問屋を飛ばしてネットショップをするなんて」と言われていましたね。
2016年に僕が帰ってきて、2023年に法人化をして、代表取締役社長になりました。商品としては、お盆がもともと強くて、お弁当箱やお椀、お箸といった商材を作ったり仕入れたりして販売しています。最近は、地方銀行さんや官公庁さんや農協さんなど、大手からのノベルティの依頼も増えています。

出典:山家漆器店
紀州漆器に備わった「遊び心と革新」のDNA
坂本: お店も素敵ですが、BtoB事例がすごいですね・・!
山家さん: 紀州和歌山は室町時代から続く漆器の産地で、実用重視なのが特徴です。いまもBtoB比率が高いはずです。戦後のあるとき、和歌山の漆器が、プラスチックに漆を塗りはじめました。伝統を壊しているとも言えますが、見方を変えると革新です。従来の方法で50個作るのに半年かかってたものが、一週間で2000枚作れる、という世界線になりました。
坂本: 全然知りませんでした。変革のDNAがあるんですね。
山家さん: たぶん昔からそうなんですよね。で、伝統を壊して革新を壊すには、合理性だけでなく「遊び心」がないと出来ない んじゃないかなと思っています。なので、僕も「仕事を遊ぼう」をテーマとして、万博のパビリオン制作に参画したり、いろんな企業コラボをやっています。
坂本: なるほど。紀州漆器の伝統と、お父様が作られた土台があって、その上に山家さんの理念「遊ぶ」があるんですね。
運営は、家族とパートさんの7名体制
これだけ幅広い仕事をしながら、組織体制は家族4名(会長である父、母、妹、山家さん)とパート3名の合計7名です。

山家さん: 現在、父親と母親が中心で、父親が会長として塗り製造を担当し、母親が受注などを行っています。妹もパートとして入っています。
パートさんも増えてきており、一人は勤続4-5年で、他のスタッフは2年以内くらいで、最近の入社です。EC専門の人間がいない中、自分たちにできる範囲で、少しずつ色々対応してきた、という感じです。
坂本: 家族とパートさんだけで、これだけの広がりを実現しているんですね。似た立場の人からすると「ここまでできるんだ」という勇気になると思います!EC人材がいなくても、今のメンバーでも深めていけるんですね。
山家さん: そう思います。一方で、小規模の会社が、ECのプロ人材を採用してどんどん伸びて、一方で人間関係問題で苦労している、という話も聞いたことはあります。
坂本: なるほど。
山家さん: 考え方は人それぞれですが、自分の中では、家族含めて 今いる人材でちゃんと文化醸成して、もっとEC業務のことを知ってもらうという方針です。 そのほうが筋肉質になって、中長期では強くなるんじゃないかと思っています。
EC研修を受けるまでの話
キッカケは澤井さん対談セミナー
坂本: 当社とのご縁はだいぶ前からでしたが、研修に申し込んだきっかけを教えていただけますか?
山家さん: 澤井さんと坂本さんの対談セミナーに参加したのがきっかけです。
澤井珈琲さんは、弊社EC研修の卒業生です。研修を受講した後、2年間でV字回復を実現しました。その全取り組みを語る対談セミナーに登壇し、その中で、弟さんと協力しながら課題に向き合ったエピソードも語られています。山家さんはこのセミナーを見て、研修に申し込んだそう。
坂本: そうだったんですね。
山家さん: それで、澤井さんの話の中で「弟と話をするようになった」というのが印象的で。。というのも、家族経営の場合は、外部要因がないと、なかなか「仕事について話す」きっかけができない んですよね。
坂本: なるほど・・!
山家さん: どうも、外圧というか、「この研修でこういうことを言われたんだよね、だからこの期間だけやってみたいと思う」 みたいな言い方のほうが通るなと感じていて。
坂本: 外からのきっかけをうまく使う、ということですね。「家族運営だと、つい過去の延長線上で動いてしまう」と聞きます。
山家さん: そういう経緯から、コマースデザインさんの研修をきっかけにして、家族に説明して、パートさんも含めて、じゃあこのやり方・ツールを導入して使ってみよう、こういう組織体制でやっていこう、みたいに進めていきました。以前も、個人事業主から法人化するときに、中小企業診断士に入ってもらったんです。「こういう選択肢がありますよ、ここをした方がいいんじゃないですか」と話をしてもらって、家族と話しながら進めていきました。
坂本: コンサルでもよくありますね。「コンサルタントがこう言ってるのでやってみよう」みたいにキッカケとして使っていただくことがあります。
山家さん: 社長が自分の意見として言うと「社長、また変なこと言ってるわ」ってなっちゃうんですけど、外の人の意見であれば、もし身内がやりたくないとなっても、「いや、俺もどうかなー思ってるんやけど、やらなあかんのや」って言える じゃないですか。そんな関係にする方が取り組みやすいと思っていて。
坂本: いやーなるほど・・確かに、そのほうがスムーズに変えられそうですね。勉強になります。
見える化したら、仕事を任せられるようになった
仕事と進捗を見える化
坂本: 研修のお申し込みのときに、課題感を伺っていました。新商品の登録とか仕事の見える化に課題を感じる、と。思い出してみていかがですか?
山家さん: 見える化の手前で、家族経営だからか、会議がないんですよ。製造現場もあるので、わざわざ呼び集めるのもなあと。なので、あえてそういうことをやってこなかったんです。
ただ、ECメンバーは仕事を見える化して、進捗を共有をしたいなと思いました。そこで、研修をキッカケに、それまで使ってなかったチャットツール(Chatwork)を導入して、「これをやっておいてほしい」「終わりました」といったやり取りをオンライン化して、情報はGoogleドライブに置いて、それらを見ながら「どう進めていこうか」と話し合う ようになりました。
坂本: 各種ツールを導入して、仕事を可視化して、進捗確認の仕組みを作った、ということですね。
山家さん: はい、課題だった商品登録も「これやっておいて」「アップしました」というやり取りが活発化して、登録作業も少しずつ任せられてきた状態です。
ただ、パートさんたちには、この規模感の会社だからこそ、楽しんで仕事をしていただけていると思うので、あんまり圧を掛けるのもなあと思います。ある程度は本人に任せながらも、放っといたらだめなんで、程度を確認しながらやっている感じですかね。
パートさん一人ひとりの「持ち場」意識が向上
研修のカリキュラムの中で、組織の業務を洗い出して、どの仕事がどこからどこへつながっているか、事業全体の流れを可視化しました。すると、その流れの中で、「誰が何を担っているか」が見えるようになりました。その効果についてのお話です。
山家さん: 弊社は、部署がなかったんですね。それで、今回の研修で業務を全部洗い出したときに、業務一覧を作って「ウチの仕事全体の流れの中で、あなたはここを担当してるよね」と伝えてみました。
坂本: 役割の見える化ですね。
山家さん: すると、それで初めて「あ、私はここを担当してるんだ」と気づいた様子で。意外と、本人の中で「役割」が把握できていなかったと気づきました。たとえば、CS(カスタマーサポート)って売上に直結する重要業務なのに、それが見えていなかった。なので、「これはCS業務ですよ」ということにしたんです。
坂本: 改めて言われてみないと、仕事=作業になりますよね。
山家さん: はい。「電話を取っているだけの雑用ではなく、これはCSの仕事なんですよ」というふうに名前をつけたのが、結構よかったかなと思っていて。メンバーに対して、求める役割を明確にすることが、意外とできていない会社が多いのかもなと。
坂本: 役割に「名前」と「意味」をつけたわけですね。パートさんに限らず、仕事ってついつい覚えた仕事をただ繰り返すだけになるけど、役割に名前がつくだけで、単なる作業が「目的のある仕事」に変わるんだと思います。
山家さん: 研修の中で業務を洗い出したときに、すぐChatworkでみんなに共有したんです。今では、1on1のときも、それぞれの役割や意味を話しながら、「最近どうですか?」って話をしている 感じですね。
イベントをまるごと任せてみた
見える化や1on1が進んで、山家さんは思い切った「任せ方」も試しています。県内で開催されるものづくり系のイベントを、パート3人に丸ごと任せてみたそう。
山家さん: 初めて催事を全部パートさんに任せてみました。一人専任をつけて、相談には一応乗るけれど基本は全部お任せ、という感じで。ミスったとか失敗したとかが出てくると思うんですけど、一度、全部自分たちでやってみてほしいなと思って。見える化や1on1ができていたので「あなたはイベントのときにお客さんと話すのがすごく得意ですよね。だから、これをお願いしたい」みたいな感じで伝えられました。
坂本: すごい進展ですね。
山家さん: 自分がやらされているだけだと面白くないな・・というのは、僕自身がサラリーマンをしていたときに感じたことで、任された方が面白いと思うんです。パートとはいえ、責任を持ってもらう。もちろん、ストレスがかかりすぎていないかは様子を見ながらです。でも、楽しんでやってくれているし、コミュニケーションも増えるので、今のところ、良い状態かなと思っています。
坂本: 研修でも、「メンバーの巻き込み方」のお話がありましたね。「これが決まりなので」と一方的に下ろしてしまうと、たぶん雰囲気がずいぶん変わってしまうと思うんです。ゆるくてもよくないし、さじ加減が大事ですね。
山家さん: まずはパートさんだけで決めてもらう場面を多くして、僕が介入しない領域を少しずつ増やしています。あと今後は僕がパートさんへ伝えるだけじゃなくて、妹からパートさんへ伝える、母親からパートさんへ伝える、という段階にどう移行していこうか、とも考えています。
「やりたくても、できていなかった」ことが、できた
山家さん: TikTokなどいろんな用途に使えるように動画を作成してみよう、と思っていて、できてなかったのですが、たまたまECのベテラン事業者の集まりでAI動画の情報を聞いたので、研修で学んだ「仕事の流れ」を作って、月に何本という目標値を立てて、業務として動かせるようにしました。
坂本: 進行管理をメンバーと連携したり、分業していく感覚ですね。
山家さん: まさにそうですね。動画制作もやっておいた方がいいよー、プロみたいなレベルじゃなくていいからまず練習として、と伝えて、メンバーを巻き込みました。業務として定義して、Chatworkなどで進捗共有して、みんなが見えるようにして、報告をもらう。当たり前のことかもしれませんが、意外とできていなかったことが、ちゃんとできるようになったというのが、大きいかなと思います。
坂本: 仕事の可視化や分業の確立が一番の成果だったかもしれませんね。AIはどうですか?
山家さん: AIについては、みんなでコンテンツページのたたき台を考えてみようとか、デザイン案も各々考えてもらうようにしたり、サムネイルなども自分でやってもらうようにしています。がっつり使っているわけではないんですけど、ちょっとした画像編集や、テキスト作成に役立てています。
坂本: 「メンバーに仕事を渡して活躍してもらう」方針と、AIは相性がいい感じですね。
経営者の視座・社員の視座を体感できた
坂本: 研修そのものについても伺いたいんですが、印象に残っていることがあれば、聞かせてください。
山家さん: 「うちだけじゃないんだな」という感覚がありました。ほかの受講者には、いろんな立場の方がいて、規模もさまざまですが、悩んでいることはまあまあ一緒で、結構近いなーと感じています。同じチームのメンバーにも恵まれました。今度出張する先の近隣で、他のメンバーも来てくれて、飲もうという話になっています。(編註:この研修は1チーム6人前後の少人数制で、チームで交流・議論しながら学びを深めていきます)
坂本: いろんな立場の人が対等に話せる場なので、「違う立場からの見え方が分かる」のが結構好評ですね。
山家さん: 自分が参加したのは「経営者・リーダー編」で、オーナー側の方もいれば、社員側として参加している人もいて。社員側が抱えている悩みを聞けたので、自分はそれを意識しながら変えていけばいいし、オーナー側やったらこんなふうに変えてあげたらいいんだな、という気づきもあって。いろんな立場の人が対話の場にいたのは、よかったなと思いますね。
今後の展望
まずは数年、今のメンバーで基盤を作る
坂本: 今後どうしていきたいか、展望があれば教えてください。
山家さん: 家族経営と、パートさんたちなので立場の違いはあると思うんですけど、「任せる」ことによってパートさんが担っている領域が増えてきている。自分たちが担っていることが業務としてしっかり落とし込まれて、見える化できて、任せられる領域が広がっています。
今後、パートさんたちを正社員化するのかとか、逆に正社員を外部から入れるのかとか、妹を正社員にするかとか、そういった動きをするかもしれません。ただそれはあくまで手段やと思うんで。目標としてはやっぱり会社としての筋肉質な文化を醸成しないと、ただの手段だけで終わって、固定費だけ上がってしまって意味ないですよ、みたいになっちゃうんで。今回の経験で、今後のための地盤を、少し作れてきたかなと思っています。
坂本: 何よりです!
山家さん: あと、売上を二倍、三倍にバーンと上げて人をどんどん増やす、というよりは、今の体制で1.2〜1.5倍くらい伸ばしたいなと思っています。角度でいうと、来年一気に何十度も角度を上げる、という感じではやりたくないというか、そもそもやれないんじゃないかな。歪みが起きそう。
ただ、毎年の何度かの差が、十年というスパンで見ると大きな差になると思うんです。だから、まずは今の人数のままチームのレベルが上がるのが、自分が狙うべき道かと考えています。心地よい範囲内で、でも成長していける、ベストの角度を取りたい。そのためにも、業務の洗い出し、チームを作る、任せる、といったところが大事なんじゃないかなと。
坂本: 角度の例え、面白いですね。
山家さん: はい。ただ、父親も十年経つと70を超えるので、十年、十五年という先で見ると、そこも入れ替わっていかないといけない。次のステップの「前段階」を、この三年から五年でやっていきたいという意味です。
坂本: 長いスパンで考えられているんですね。今年来年どうなるではなくて。
山家さん: はい。ここ十年、売上と利益はずっと伸び続けているような状況です。2023年に法人化してからも売上も利益も伸びていて、今期もおそらく伸びているだろうと。今そういう時だからこそ、無理に投資をするんじゃなくて、むしろ基盤作りをしっかりやっていきたいという感じです。
いい商品を作るより「いい商品が生まれる土壌」を作る
山家さん: うちの商材ってリピート商品でもなく、真似されたりもします。せっかく作った商品が作れなくなった、ということが実は今年も起きたんですよ。だから、商品開発をして売れる商品を作ったとしても、それが作れなくなるリスクはあるあるだなと思っていて。
そう考えると、すごい商品を一つ作るより、会社の雰囲気や、会社としての価値そのものを高める方が、結局は強いんじゃないかなと思っています。
坂本: いやーなるほど。いい商品そのものより、それが生まれ続ける土壌の方を見ておられるんですね。ECどうこうだけではなく、この世の中で、モノを作っている会社としての「良い状態」は何か。。さきほど仰っていた社内の文化とか、評判とかブランドとかでしょうか。
山家さん: 評判でいうと、うちの場合はブログ経由の発信が強いですね。「ノベルティやってます」とか「学校で講演してます」「体験授業やってます」とかって、めちゃめちゃ見られていて、学校とかからの電話がいっぱい来るんですよ。僕コンテンツマーケが比較的得意な方で、自社サイトは今どんどん伸びていっています。
坂本: それはすごいですね。
山家さん: この業界(お盆や漆器)では、やっぱりみんな顔出ししたくない、という人が多くて。顔を出して発信している会社が少ないんですよね。アプリ屋さんやカフェや雑貨店なら、普通にTikTok駆使して発信してそうですが、うちの場合は、まわりがやってないから逆に有利なんですね。
坂本: なるほど、情報発信って当たり前のようですが、業界やお仕事によっては全然そうでもないわけですね。
山家さん: はい。それが当社の理念でもある「遊ぶ」とつながるんです。紀州の漆器店という、狭そうな業界で、すごい目立つっていう。
坂本: なるほど!制約がある中で色々試して「遊ぶ」わけですね。
評判が評判を呼ぶ
山家さん: 今も、和歌山の地方銀行さんの新しい店舗の壁をこういう塗りができませんか、みたいなデザイナーからの依頼だったり、大阪関西万博の和歌山パビリオンの壁や4メートルくらいのモニターを塗ったりとか、いろんなことをやっています。
そういう仕事が来るのは、東京ガールズコレクションさんの依頼を受けたこととかがきっかけだったり、ローリング・ストーンズさんでの仕事もあるし。仕事が仕事を呼んでいます。じゃあそれ一個で儲かってるのかっていうと、儲かるものもあれば大変なこともあるんですけど。
坂本: 私の支援先でも、最近はBtoBで伸びるケースが本当に多いですね。
山家さん: どっちかというと、僕はそっち方面の仕事を取ることに集中して、ECなど既存事業を伸ばすところは、どんどん僕以外のスタッフとかパートさんにお願いしたいな、コンテンツ制作を一緒にできるメンバーも育っていけばいいな、と思っています。
坂本: これから楽しみですね!
まとめ
今回のお話を伺って私は、「家族経営とパートさんの会社は、これまでの延長線上の仕事になってしまいがち」と学びました。確かに、分かります。
そんな中で山家さんは、現状を変えていきました。3つの段階があったと言えます。
- Step1. 外のきっかけを使う
- 突然新しい取り組みを始めるのではなく、研修やコンサルのような「外の意見」を「一緒に聞く」スタンスで、家族やパートさんを巻き込みました。
- Step2. 見える化する
- 「役割と意味」を、言葉にして伝えます。業務を洗い出して流れを描き、「あなたはここを担当している」を一人ひとり自覚できるようにして、進捗も可視化。
- Step3. 様子を見ながら任せる
- 特にパートさんは、その人の得意や好みを見て仕事に巻き込む。リスクは容認しながら、任せてみる。ただ、任せっぱなしにせず様子を見て、追い詰めすぎない。
これからは、どこにチャンスがあるのか?そんな、事業の成長機会をしっかり見極めつつ、でもメンバーを犠牲にしない。
家族やメンバーの心理を考慮した、段階的な取り組みでした。山家さんは、長いスパンで未来を考えながら、まず最初の一歩を、丁寧に踏み出しました。
あわせて印象的だったのは、自分の扱っている商品や技術をよく観察して、漆器という商品の制約の中で可能性を最大化していくことを「遊び」と呼び、いろいろと楽しんで試しておられることです。
同じ体制で運営している多くの方にとって、参考になる話だったと思います。 私も勇気をもらいました。
山家さん、ありがとうございました!
「今のメンバーのまま、事業を安定成長させたい」方へ
山家さんが受講したのは、ECステップアップ研修の「経営者・リーダー編」 です。
EC事業におけるAI活用とチーム運営について、セオリーを学び、実習で手を動かし、自店舗に当てはめて考え、今後の改革プランを立てる。そんな6週間の実践型研修です。
こんな段階で進んでいきます。
- リソース捻出。 自分の業務を可視化して、手放せる仕事と本当の最優先を見極めます。山家さんの「業務を洗い出して持ち場を決める」も、ここで学びます。
- レシピで売る。 自分のノウハウを「レシピ」にしてAIで再現できる仕組みを作り、自動~半自動で回す体験をします。今回から、AIエージェントの活用もカリキュラムに加わりました。
- チームで伸ばす。 自分の強みと盲点を知り、可視化と対話でチームを巻き込みます。「任せる」の塩梅は、ここで扱います。
山家さんのように「人を増やさず、今のメンバーで深めたい」方も、「AIをチームで使える状態にしたい」方も、同じ6週間で両方を実践できます。オンライン研修なので、全国どこからでも参加できます。従業員の受講なら、助成金で最大75%が補助されます。
次回は、2026年11月開講で、いま仮予約を受け付けています。 ※前回は告知1ヶ月ほどで満席になりました。
まずは、興味のある方に、無料説明会を開催します。(9月17日(木)13:00〜14:00・オンライン) 見るだけでも参考になると思います。よろしければぜひご参加ください!
目的や役割に合わせて選べる、2つの6週間研修をご用意しています。
| 経営者・リーダー編 仮予約受付中 | AI実務編 |
|---|---|
1人で頑張るリーダーのための、チームとAIを生かす仕組み作りを学ぶコース。経営者・店長・リーダー候補の方に。 |
我流を卒業し、「EC実務の土台」と「AI活用」を習得する現場向けコース。EC現場メンバー・担当者・一人店長の方に。 |
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Q. コマースデザインのEC支援は、何をしてくれるの?
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この記事を書いた人
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コマースデザインは、EC事業のコンサルティング会社として、ECのお役立ちツールやECコンサルティングを提供しています。全サービスの累計支援先企業は23,000社を突破しました。「色々な個性を持ったお店が数多くあり、お客さんに豊かな選択肢があるEC業界」を目指し、中小ネットショップ事業者の皆様の「強み」を引き出す支援を行っています。
詳しくは、コマースデザインについてをご覧ください。
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