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ネットショップ「名前をおぼえられるお店」と「そうでないお店」の違いとは?

こんにちは。コンサルタントの大邉です。

いきなりですが質問です。
皆さんのお店は、お客さんに名前をおぼえてもらえていますか?

お店を悩ませる”ネットショップあるある”の1つに、「お店の名前をおぼえてもらえない問題」というものがあります。

ご新規さんを獲得して、さあリピートだ!と意気込んだところで、「ネットで買った」「楽天かAmazonで買った」くらいの認識しかされず、我々お店の名前はさっぱり記憶していただけない、アレです。

※代表坂本もブログで触れています。
http://www.commerce-design.net/blog/archives/142

「おもてなし」に「ブランディング」にと、色々頑張っているのに、ここまでおぼえてもらえないものかと、悩んでいるお店も多いのではないでしょうか。

そんなゆゆしき大問題。どうにかならんのかと考えていたところ、「お店の名前はおぼえていない派」の妻の口から、ときどき、具体的なネットショップの名前が出てくることに気がつきました。しかも、ネットで買い物するときは、「まずその店を見に行く」という訓練のされようです。

これはリピート獲得の大きなヒントになるはず!…と背景を掘りさげていくと、その答えは、びっくりするほど単純な「仕掛け」にありました。

「名前をおぼえられるお店」と「そうでないお店」とでは、いったい何が違ったんでしょうか?

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日常を通して、店名を刷り込む「リマインダー」

その「仕掛け」とは、お店の「リマインダー」(=思い出させる仕掛けのこと)を、さりげなく同梱して、我が家の日常に送り込む、というものでした。

実際に我が家で発見された、リマインダーの実例を一部紹介しますと…

・「カレンダー」が、我が家の冷蔵庫に貼られていました。
(ある紅茶屋さんのオマケ)

カレンダー

・請求書を保管する「クリアファイル」もそうでした。
(これは靴屋さんのオマケ)

クリアファイル

・子供部屋には、「塗り絵」が飾ってありました。
(子供服屋さんの同梱チラシ。ちなみに、裏面は返品案内です)

ぬりえ

他にも、
・厚紙コースター(食品や飲料のお店に有効そう)
・ふせん紙(日用品・消耗品と相性が良さそう)
・ステッカー(楽器や旅行、車など、趣味系の商材にピッタリ)
などもありました。

もうお分かりですね。
私の妻は、こうした「名前入りの小物」がリマインダーで、お店の名前を刷り込みされていたというわけです。こうした「ちょっとしたモノ」で、お店をおぼえてもらえて、しかも指名検索のリピーターが増えるのであれば、儲けものです。

考えてみると、リマインダーの配布って、リアルでは、どこでもやっている、ごく当たり前の施策だったりします。伊勢丹のチェック柄の紙袋や、ドンキの黄色いレジ袋なんかは最たる例ですよね。ふと見かけるたびに、お店のことが頭に刷り込まれていきます。こうしたリアルでの実例・実体験があるにも関わらず、ネットショップだと、一握りのお店しかやっていない。

これって、ものスゴいヒントだと思いませんか。

でも、お高いんでしょう?

…とはいえ、こうしたオマケにはコストが付き物。「どうせ高いに決まってる」「うちの予算じゃムリ」…と条件反射で考えてはいませんか。

ところが!

なんか回し者みたいでアレなんですが(違いますよ)、少し検索してみたらわかるように、上記で紹介した程度のものであれば、無駄な広告経費を削れば、手が届いちゃうんですよ。例えば、クリアファイルなんかは1枚35円からで作れる業者もあるみたいです。

ここで、ちょっと想像してみてください。
先日、モール店の営業提案に乗って購入するも、イマイチだった8万円の広告…。
その原資をリマインダーにあてていたら、
単純計算で、2,285人のお客さんに、お店のリマインダーを送り込めていたかもしれない。

どうですか?ちょっと考えるところがありませんか?

お店や商品の雰囲気にマッチしていて、かつ、日常的に使えるものなら、何でも良いと思います。
みなさんのお店だったら、どんなリマインダーを仕掛けられそうか、考えてみてください。リピーター獲得の可能性を、眠らせたままにしているかもしれませんよ。

P.S)
「でもどう広告費を削ったら良いのか?見極め方がわからない…」とお悩みの方は、ぜひ当社まで!コンサルタントが、売れる広告の判断の仕方のみならず、広告に頼らず、ベースの売上をアップする方法をお教えします。
(実際に数十万円の広告費削減に成功したケースもあります!)

P.P.S)
バイク用品屋さんが「塗り絵」を同梱しても仕方がないように、客層とズレたリマインダーを同梱しても、ゴミ箱直行で、経費の無駄にしかなりません。リマインダーの考え方についても、ぜひ当社までご相談ください。
御社の背景や、商材を踏まえた、ご提案をします。

この記事を書いた人

大邉 勇介
TSUTAYAにて、リアル店舗の新規出店業務に携わる。マーケティングからコンセプト立案、在庫調達、売場作成まで幅広く経験。2000坪の大型店、海外、図書館内出店まで、手掛けた店舗は120を超える。楽天市場の超ヘビーユーザーでもあり、豊富な事例知識を使った提案に強みを持つ。映画の目利きに自信あり。

このブログについて

楽天に出店している中小規模のネットショップのコンサルティングを行う「コマースデザイン株式会社」の社員ブログです。

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