こんにちは、坂本です。
ネットショップは全国が相手なので、競合も全国にいます。だから、競争は激しくなりやすいし、やっぱりライバルは気になるものです。
でも、ライバルを気にしすぎると・・・恐ろしい現象が起こります。
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狭い世界での競争は、本来の目的を見失いがち
暴走族を例に挙げましょう。
彼らの社会では多分、男らしさみたいなものを仲間内で競いあう風習があるはずです。たぶん我慢大会に近い感じだと思います。だから、タバコの火で二の腕を焼いたりとか、こめかみを深く剃ってみたりと、基本的に何でもエスカレートするようです。
暴走族にみる競争結果の事例
だから、バイクも、こんな感じになります。
仲間内で競い合い、エスカレートした結果、完全に本来の目的を見失っています。一種の、進化の袋小路だと言えます。
海外の少数民族にみる競争結果の事例
似たような現象は海外でも見られます。
アマゾンやニューギニアの一部民族が股間に装着する「あのケース(コテカと呼ぶそうです。リンク先参照)」は、当初はもうちょっと実用的なサイズだったはずですが、誰かが必要以上に大きなケースを装着(一種のフライング)したことをキッカケに、みなさん有り得ないサイズのケースを装着するようになったんじゃないかと思います。個人的な推察です。
そう考えれば暴走族のロケットカウルも男性性の象徴なのかと思いきや、どうもキャバクラ嬢のヘアスタイルでも似たような現象が起こっているようです。(リンク先必見)
きっと人間社会の普遍的な現象なのでしょう。狭い世界での競争は、時として本来の目的を見失わせてしまうものなんですね。。
さて、本題。実は、楽天市場でも似たような現象がよく起こっています。
ネットショップの縦長商品ページも同じ
まあ、弊社でも縦長商品ページ作ってますけど・・とりあえず長ければいいってもんじゃないと思うんですよね。。
当初の目的を忘れず、まずお客さんを見ること
お客さんは、「あなたの商品ページだけを見ている」わけではありません。
そりゃ、1ページをじっくり読んでくれるならこういう構成でもいいんでしょうけど、何商品も見て回ろうとするときにこの手のページが出てくると結構イライラしますよ。検索結果ページや広告ページから10商品くらい見て回るときとか。
しかも、長い長い長いページをスクロールして、ようやく一番下の買い物かごボタンにまで到達したと思ったら「売り切れ」だった日には。。ちょっと気の短いお年寄りなら血圧が跳ね上がるはず。危険です。
必然性があるなら長くすればいいけど、ムダに話の長い営業マンは最悪です。ページが長かろうが短かろうが、伝えたいことは分かりやすく要約するのが売り手の誠意だと思いますよ。
※あと、ページ制作会社的には、文字デカイだけのページを作る仕事は楽だろうなあ。
他店を見るのも大事ですが、まずお客さんを見ませんか?
PS
ちなみに、昔、元暴走族という店長さんを2人担当しました。二人とも穏和な感じで、いまは化粧品を売ってます。不思議。
PPS
自分ではなかなかお客さんの立場になれない、勘所がつかない…なんてこともあるかと思います。そんなときは、弊社がお力になれるかもしれません。
弊社ではネットショップ運営相談をお受けしています。興味がある方はこちらをご覧下さい。
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