【コツコツ改善】ご新規さんにまた来てもらいたい!「リピート促進」の考え方(前編)

【コツコツ改善】ご新規さんにまた来てもらいたい!「リピート促進」の考え方(前編)

こんにちは。コンサルタントの味藤です。
時間のあるときに、コツコツ修正できるポイントをお伝えしていくシリーズの第3回。リピート促進の考え方・コツです。

リピーターさんを増やしたいけど、どうすればいいかわからず、セールやポイント倍付ばっかりしてしまう…なんていう方も多いのではないでしょうか?また、最近ご新規さんが増えているから、そのお客さんたちになるべくリピートしてもらいたいなぁ、というお話も、最近よく聞きます。今回は、そんなお店にとって大きな力となる、リピート促進について2週にわたって弊社のよりぬき記事を参照しながらご紹介します。

ちなみに、第1回は商品ページ改善、第2回はカテゴリページと回遊性の改善でした。

見逃した方は、ぜひこちらもどうぞ。

1.知ってましたか?考え方が違う!2種類のリピート

「リピート率のアップ」「リピーターを増やそう!」とあちこちで聞きますよね。一体どうすればいいのか…?と悩む前に、そもそもリピートには2種類あるってご存じですか?

商材特性や、お店の個性によってリピートのされやすさは違うんです!あなたのお店は、どんな風にリピートされていますか?黙っていればお客さんがまた買ってくれるというわけではありません。商材やお客さんの購入傾向から、リピート購入を促進するための設計が必要なんです。まずは、考え方をしっかり覚えてください。

2.商品リピートなら「セグメント配信」が基本

特定の商品の個性が強い、または米や水、健康食品や化粧品など、「単品リピート」される商品がある場合に、特に有効なリピート促進方法を紹介します。メルマガなどは出しているけど、いつも全配信、という方に是非試してもらいたい方法です。
特定商品の購入者に絞り込んで(セグメントして)、アプローチするのです。

3.「入口商品」は、リピートにつながってる?

はじめて買ってもらうためには、「入口商品」を作ろう、というのはよく聞きますよね。
でも、入り口だけで終わっていませんか?入口から入ったら、できるだけ滞在してもらい、また来てもらいたいものですよね。

では、リピートにつながる「入口商品」はどうやって企画すればよいのでしょう?

4.これから必須な、「入口商品2.0」とは?

楽天・ヤフー等、ネットショップのモール販促での「入口商品」は、損して得取れ形式が多いですよね。
具体的には、低価格・送料コミコミの商品を用意し、たくさんの人に買ってもらい、その中の一部がリピーターになることを期待する・・というものです。

ただこれ、設計が悪いと、ムダな安売りで終わってしまうケースも多いんです。そしてそもそも、「損して得取れ」が向いてないお店も多いですよね。モールではなく、本店ではなおさら。もはや、「入口商品」の概念は変わりつつあります。「入口商品で失敗するパターン」の紹介と「新しい入口商品の考え方」をお伝えします。

自店でリピートしてもらうには?

以上、いろいろな「商品リピート」をしてもらうための考え方をご紹介しました。
とはいえ、「ウチの入り口商品って、ひょっとして失敗してる?」「どんなリピート戦略を立てればいい?」など、リピート戦略にお悩み、ご興味がおありでしたら、弊社コンサルタントにご相談ください。

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この記事を書いた人

味藤絵美子
有名EC企業にて、店舗の立ち上げから店長まで一連の運営業務を経験し、実績を重ねる。その後、食品メーカーに転職、衰退した人気店の建て直しに尽力。2年間でアクセス数4倍、転換率2倍とし、再成長させる。メーカー型、仕入れ型、大規模、小規模共に経験している守備範囲の広さが強み。ネットショッピングが大好きで、女性ならではの柔らかい物腰の中に、鋭いお客目線が光る。

EC事業コンサルティングを行う「コマースデザイン株式会社」の社員ブログです。

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