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【続報】ルール緩和!楽天「有料オプション選択プルダウン」条件付きで設定可能に

項目選択肢等を用いた有料オプション商品の販売

こんにちは、コマースデザインの味藤です。本日は「楽天ガイドライン」の大幅変更についてお知らせです。

1/29更新のブログで、楽天の禁止行為ガイドライン「項目選択肢等を用いた有料オプション商品の販売」の内容をお知らせしましたが、その続報です。

当該ブログはこちら
>>楽天店舗「プルダウンで有料オプションを選択」←これ、違反です

3/1以降は違反点数がついてしまうという事だったのですが、元々ガイドラインが効力を発揮する予定だった2日前に、突然、ガイドラインの内容に大幅変更が入りました。

間に合うように急ピッチで対応されていた方は、このニュースを見て、「えーーっ!」とがっかり驚いたのではないかと思います。

主な変更点は以下のとおり。
1.ルールが緩和された
2.取り締まり開始時期が6ヶ月延期された

当該ブログ公開時と、大きく状況が変わったので、ルール変更に伴い、当初との差分を記事にしました。

このブログでは、ガイドラインの変更点と、その変更を受けて店舗がどうするべきかについて、改めて整理してお伝えします。
(早めにご対応を進めていた方にとっては、たまったものじゃない内容だと思いますが、冷静にお読みください。)

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変更前のガイドライン内容は?

今回起こった変更点を説明する前に、元々のガイドライン内容をざっくりとおさらいします。
※詳細を把握したい方は、以前のブログをお読みください。
>>楽天店舗「プルダウンで有料オプションを選択」←これ、違反です

元々のガイドライン内容

元々、以下のような告知がされていましたね。

  • 楽天で「項目選択肢などで有料オプション注文を受け、注文金額を後から変更すること」が罰則化
  • 2019年3月1日から違反点数20点の対象に!
  • オプション品(※)もカゴで決済してもらう必要あり
    • オプションとは、付属品や付属サービスの販売のこと。
    • 「PCにウイルスソフトを付けて+5000円」「有料ラッピング+100円」みたいなプルダウン指定での受注がNGに

項目選択肢でのオプション販売NG

店舗がすべきだったこと

このガイドライン制定を受けて、該当する店舗では、オプションの販売方法を「組み合わせ販売機能」に切り替えたり、その他色々な対処方法を模索し、対処されてきたと思います。

ところが、2月中に対応を完了するよう案内されていたにも関わらず、土壇場で内容が大幅変更となったわけです。

どんな大幅変更が起きたのか?

変更内容の詳細については、2019/2/27に配信されたサポートニュースをご覧ください。
RMS内のRON会議室から『「項目選択肢等を用いた有料オプション商品の販売」延期及び一部変更のお知らせ』というキーワード検索をすると、当該ニュースがヒットするはずです。
楽天市場サポートニュース

変更点は大きく2つです。
1.ルールが緩和された
2.取り締まり開始時期が6ヶ月延期された

既に対応を完了された方や、絶賛着手中だった方については、肩透かしを食らった気分だと思います。。早めに対応に動き出した人ほど、たまったもんじゃないだろうよと、心中お察しします。

ですが、今まさに対応を進めている方は、一旦対応をストップし、まずはこの記事をお読みください。
また、既に対応完了された方も、もしかしたら元に戻したほうが良い可能性があります。

後半で対応方針の考え方をお伝えしますので、今後の対応のご参考としていただければと思います。

以下に、今回の変更点を詳しくお伝えしますので、まずはこちらをお読みいただき、その上で、対応方針を再検討していきましょう。

1.ルールが緩和された

禁止行為ガイドラインである「項目選択肢等を用いた有料オプション商品の販売」のルールが緩和されました。
これにより、従来の販売方法のままで「問題ない」となるケースが多そうです。

変更前

・有料オプションは商品登録のうえ販売すること。
・プルダウンや備考欄で有料オプションを選択させ、後から金額を加算する売り方はNG。

変更後

有料オプションは商品登録のうえ販売するのを”原則”とする。
 (あくまで”原則”という扱いになり、抜け道が出来た)

以下の2点の条件を満たせば、従来のように、項目選択肢や備考欄で有料オプションを販売するのもOKとする。

項目選択肢でのオプション販売OK

条件1

有料オプションは「ユーザの能動的な選択が必要な設定」にすること(※1)

※1:「ユーザの能動的な選択」とは?

・項目選択肢のデフォルト値が「-」となっていて、ユーザ自身に「オプション(+●●円)」を選んでもらう売り方はOK
※デフォルト値が「オプション(+●●円)」となっているのはNG

・備考欄で、ユーザ自身に、追加希望のオプション商品を記載してもらう売り方はOK
※備考欄に予めオプションを記載しておくのは、ユーザの能動的な選択が発生しないのでNG

・注文確定後に、メール・電話等で、ユーザ自身に追加希望のオプション商品を選択してもらう売り方はOK
条件2

ユーザが購入前に「金額変更が発生すること」を認識できるよう、商品ページ上の指定箇所に案内を記載すること(※2)

※2:サイトのどこに、何を書けばよいか?

<記載内容>
・選択したオプションは買い物かごの金額には反映されない旨
・注文確定後に金額修正が発生する旨
   
<記載箇所>
・PC商品ページ:
買いものかごの直上 もしくは 直下に表示されるようにすること。
具体的には「PC用販売説明文」or「PC用商品説明文」

・スマホ用商品ページ:
買いものかごの直上に表示されるようにすること。
具体的には「スマホ用商品説明文」

2.開始時期の延期

また、禁止行為の取り締まり開始時期も、「9/1以降」に延期されました。6ヶ月間も伸びたということですね。

【変更前】3/1以降
【変更後】9/1以降

店舗はどうするべき?

この変更を受けて、店舗はどうするべきかをお伝えします。

上記の変更後のガイドライン内容を把握し、自店での対応方針を固めましょう。もしかすると、従来の販売方法から、何も変える必要がないかもしれません。
対応方針が固まったら、新たに設定された〆切「8月末まで」に完了させるように実施計画をお持ちください。

なお、既にガイドライン対応が完了している方は、もちろんそのままで大丈夫です。
ただし、もしもガイドラインに準拠したことによって、かえってお客さんに買いづらい思いをさせ、売上低下を招いているようなことがあれば、元の販売方法に戻すことも検討しましょう。

おわりに

この度のガイドライン変更は、ガイドラインの変更に振り回され、大変悔しい気持ちになられた方もいたかと思います。
一方で、まだ対応していなかった方にとっては、助かる内容だったことでしょう。

近ごろ楽天から打ち出される「やや無茶振り」なガイドラインは、延期となる傾向が多いようですが、とはいえ、毎回延期となるとも言えません。

モールで運営していると、こうしたルールの変更に度々遭遇します。突発的な案件が降ってわくことも珍しくありませんよね・・・
こうしたイレギュラーな状況にも対応していくためには、やはりそれなりに「時間」が必要です。
普段から余裕なくタスクをパンパンに詰め込んでおくと、こういった対応以外のアクシデントやトラブルがあった場合にも動きづらいものです。
自分が抱えている仕事を把握しておき、突発案件が発生したら都度、やるべき仕事の優先度を設定し直しながら、少し余裕のあるスケジュール管理をしていきたいものですね。

この記事を書いた人

味藤絵美子
有名EC企業にて、店舗の立ち上げから店長まで一連の運営業務を経験し、実績を重ねる。その後、食品メーカーに転職、衰退した人気店の建て直しに尽力。2年間でアクセス数4倍、転換率2倍とし、再成長させる。メーカー型、仕入れ型、大規模、小規模共に経験している守備範囲の広さが強み。ネットショッピングが大好きで、女性ならではの柔らかい物腰の中に、鋭いお客目線が光る。

このブログについて

中小ネットショップ専門のコンサルティングを行う「コマースデザイン株式会社」の社員ブログです。

値引きや広告に頼らない販促施策を中心に、小さな会社や1人事業のための業務改善・組織運営術など、経営全般にわたって支援をしています。

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