偏った視点からEコマース・ネットショップ運営について語ります。題字提供 広栄社様

プロセスにこだわるな!ネットショップ失敗事例

通販業やwebマーケティングは、数字の世界です。結果(売上)も、過程(転換率・CTRなど)も、明確に数字に表れます。
ですから、色々試しながら転換率を上げていく・・ということが可能、のはず。はず・・というのは、自ら嵌めた心のタガのせいで、それを実践できない心理状態があります。自分の成功を自分で止めてしまう心理状態。
つまり、自分で作ったキャッチコピーのCTR(クリック率)や、商品ページの転換率が低くても、それにこだわる余り、間違ったことを認められず「クリックを増やす」「転換率を上げる」ことにこだわれない心境。自分で考え出した画期的な企画(製品・サービス)がコケても、こだわる余り、他の企画に切り替えられない心境。
理由付け(言い訳)は簡単で、なんとでもなります。季節的に〇〇だから売れないのは仕方ない、とか、メルマガはイケてるけど商品が悪い、とか、ウチの客層はちょっと特別、とか。。。「自分の失敗を認めたくない」という心理的なフィルターが掛かった状態では、どれだけ客観データがあろうと正常な判断は出来ません。

セルフイメージが「センスのある自分」「間違えない自分」「ベテランの自分」「カリスマの自分」だと、こんなガンコな心境に陥りがちだと思います。時代の流れに気づかない往年のカリスマみたいな感じ?
そんな心理に陥ったら、セルフイメージを切り替えてみたらどうでしょう。「何が何でも結果を出す自分」「泥水を啜っても這い上がる自分」「プロセスにこだわらない、結果オーライな自分」「自ら掲げた数値目標を達成できる自分」
そうすれば、(誤った)プロセスにこだわることはセルフイメージに反するので、自然と結果に気持ちを向かわせることが出来るのではないかなと。
私の前職の会社の社訓のひとつに「GetThingsDone」とにかく成し遂げよう、というものがあります。楽じゃないですが、いつも心に置いておきたい言葉です。
ちなみに、誤解されがちですがこれは「手段を選ぶな」という意味ではありません。万全の準備をしろとか、あらゆる角度から検証しろとか、頭がちぎれるくらい考えろとか、そういう意味のようです。要は知的怠惰を許さないということです。
この言葉を思い出す度に、目指す理想の高さに、私は若干ブルーになります身が引き締まります。

結果にこだわる自分でありたい。

今すぐ使える!マンガに学ぶ「売れる商品企画」

バケツプリンご存知ですか?http://www.rakuten.co.jp/kamasho/499854/539108/

マンガハムはご存知ですか?http://item.rakuten.co.jp/nakama/10075-0k/

この人たち天才ですね。。
で!そんな食品ジャンルにおける商品開発ネタの宝庫を紹介します。

日本に革命をもたらした、元祖グルメマンガ「ミスター味っ子」。

私、本気です。食品を扱う人、必読です。

このマンガ通りに実際に作るとさほど美味しくないらしいんですが、
そんなことはどうでもよくて、「納得感」「ひねった感」の演出が秀逸
脳のトレーニングとして気軽に読むといいとおもいます。


例として、第一巻に出てくる最初のエピソードを紹介します。
ものすごく分厚いのにジューシー、衣がさっくりした
激ウマトンカツを食べているところを想像してください。

以下抜粋
—————————————————–

客1 「これは・・・!!何といううまさだ!衣はカラッと香ばしく、歯ごたえも良くっ なおかつフンワリと舌に溶ける!肉はこの上なくジューシィでしかも柔らかく!噛むほどにじわっと旨みが広がる!ご飯はふっくらと炊き上がり、溶き卵とダシの味の絡みも絶妙だ!まさに完璧な味・・!すばらしい・・さっきのレストランともまるで比較にならん・・!」
客2 「まったくです 定食屋のカツ丼がこんなにおいしいとは・・」

主人公 「へへーっ うまかったろーが!?」

客1 「確かに・・!」
客2 「し しかし先生・・ どうやったんです?あの厚い肉をいったいどうやって・・!?

客1 「それだ・・トンカツを揚げる上でのポイントは、高温の油で一気に揚げてしまう事。そうすれば衣がからっと仕上がり肉汁は逃げず、最高にうまいカツになる。しかし厚い肉でそれをやると表面は黒焦げになり 中は生焼けになってしまう。では・・どうやって黒焦げにもせず、生焼けにもせず、この厚くしかも肉汁に富んだカツを焼き上げたというのか!?

—————————————————–

はい。どうやったと思います?
普通ならあり得ない、超分厚いカツを、生焼けにせずサックリ揚げる方法。
実は、その秘密は・・・・・・

.

って感じです。こんな商品説明が出来たらスゴイですね。
ネットショップの商品紹介を、こういった話の順番(構成)で、
説得力溢れる展開で紹介したとしたら・・そりゃ売れますよね。
前述の客1のセリフ=文章表現も大事ですね。味の描写。美味しんぼにも通じます。

こういった商品紹介には、どんな効果があるか?

  • 類似商品(他のトンカツ)との差別化
  • お客さんの納得感
  • 取り寄せたくなる特別感
  • 価格勝負にならない特別感

これらが全部実現できます。

まさに、知名度の低い自社オリジナル商材に必要な、
ブランディング・商品育成の手法が、ここに詰まっています。

あの、「ウチはトンカツ屋じゃない」とか仰らないでくださいね。
ポイントは、「話の順番」持って行き方、です。

そんな事例が満載なのが、ミスター味っ子なのです!
ちなみに上記のエピソードと「答え」は第一巻に載ってます。読んでみて下さい。

あとちょっと宣伝。弊社コマースデザインでは、
上記のような商品プロデュースを請け負っています。
自社商品を流行らせたい方はお気軽にご相談下さい。
.

PS
私、前職でプレゼンするときに
例え話としてマンガを使うので有名だったのですが(一番ウケたのはスラムダンク編)、
ミスター味っ子は聞き手の世代が違ったらしく・・・いまいちウケませんでした・・・・
でもこのブログの読者の皆さんなら大丈夫ですよね!ミスター味っ子、是非読んで下さい♪

  • このブログについて

    ネットショップ運営支援サービスを展開しているコマースデザイン株式会社代表の坂本が、偏った視点からEコマースについて語ります。こんな方が読んでいるようです。

  • コマースデザイン株式会社について

    累計800以上のネットショップを担当してきた弊社スタッフが、無数の事例から発見した商材ごとの勝ちパターンに基づいてコンサルティングや商品企画・ページ制作を行っています。上場企業・楽天SOY店舗から新規オープン店まで幅広くご支持を頂き、多くの結果を出しています。事例など詳しくはこちら

  • いまネット通販に必要なこと

    不景気に生き残るのは
    体脂肪率1ケタの痩せマッチョ


    必要なのはパワーアップと脂肪ダウン。
    市場環境(需給バランス)の観察に基づいた付加価値・差別化がパワーを高めます。
    通販の売れるプロセスを分解し、ドンブリ勘定ではなく数値管理を行い、様々な無駄を省いていくことで脂肪を減らします。

    多くの識者やコンサルは、どちらか片方だけを強調しますが、この両方をキッチリやるのが大切。あと、飛び道具で業績回復を狙うようなドーピングにもご注意。

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