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「成長する店」と「成長しない店」の分岐点とは?

こんにちは、坂本です。

働いても働いても商売が成長しない。毎日、同じことの繰り返し。そう思っている人に読んで欲しい話です。

意外な話ですが、世界史の中に出てくる話が、とても勉強になります。人間はどうやって文明を作ったか。原始人は、毎日食べるだけで精一杯だった。でも、あるとき「文明を産み出す余力」を持ったんです。つまり分岐点があった。 一体何がきっかけなのか。

教科書に出てくるようなカツカツ状態の人類が「文明を作り始める瞬間」と、カツカツ事業が「軌道に乗る瞬間」がすごく似てて、そこに大きなヒントがあるなあという話。以下、Before/Afterで語ります。

文明の発達の歴史を振り返る

その日暮らしの狩猟時代

「文明以前」の状態(Before)

職業概念が無く、群れ(村)の全員が同じように狩猟し、生活している状態。得られた食料はほぼその日に食べ尽くし、あまり蓄積がない状態。一言でいってしまえば、「カツカツ」です。何万年経っても同じ状態。

事業で言えば、利益がないラットレース状態

事業で言うと・・・「維持のための仕事」に追われて次の手を打てない状態。得られた利益も、事業の維持のために全て使われている状態。何万年経っても。

で、現代人の生活で言うと「毎月給料使い切って貯金がない状態」ですねw ベストセラー本「金持ち父さん」で言うところのラットレース状態。同じことの繰り返し。

しかし、我々のご先祖は、カツカツ状態を脱出し、文明を築きました。であれば、仕事(生活)がカツカツ状態の人も、 ご先祖に学ぶところがあるはず。

狩猟から農耕へ。余剰生産と職業の誕生

「文明誕生」の状態(After)

何が起こったか?

食料生産の中心が、狩猟から農業に移行しました。これにより、食料に余裕が生まれ(いわゆる余剰生産物の発生)、皆が狩猟しなくても良くなる。

ここから「食糧確保に従事しなくていい人」が生まれる。職業の誕生。神官(≒まとめ役とか司会者)や、道具を作る職人、軍人とか。つまり「分業」が発生し、組織の維持ではなく「改善」に余剰パワーを回せるようになった。

これが文明の誕生。世界史の最初の方、紀元前1万年くらい。以降、時間と共に色んなものが進歩する状態になります。年表が活発になり、歴史が始まります。

改善にパワーを回せるようになり、成長が始まる

これ、事業でも同じですね。

商売の維持ではなく「改善」に余剰パワーを回せるようになったところから、成長が始まります。カツカツ状態を脱し、得られた利益を「再投資」できている状態

たとえば(あくまで例えば)、

・宣伝する → リピーター増える → 利益が増える → また宣伝する(再投資)→ (繰り返し)

あるいは

・品揃え増やす → 集客力アップ → 利益増える → また品揃え増やす(再投資)→ (繰り返し)

こうなると、時間と共に会社が大きくなっていきますよね。分業化が進んで、直接営業しないスタッフ部門の人数が増えたり。成長事業の誕生ですね。

現代人の生活で言うと、貯金が出来て、そこから自己投資(資格とか)して、さらに給料が良くなって、貯金が増えて・・という成長ループ。

文明、事業、個人の収入。どれもパターンが似ていると思いません?

事業の成長プロセスも、文明の発達と同じ

事業が軌道に乗るきっかけとは?

成長ループのキッカケは何か?

文明と、成長事業と、収入が増えていく個人の、そのパワーの源泉は、「自己成長ループ」にあると考えます。余剰生産をテコにして、再投資。それを繰り返して、時間と共に成長する状態。

それをどうやって実現するか?

文明誕生のキッカケは農業の発明です。なぜかというと、農業は「労力の投資に対するリターンが、狩猟と比べて大きい」ので、「安定的に余剰生産を生み出せる」から。

余剰生産から利益が産まれ、再投資が可能になる

まず最初に、分業できるほどの余剰生産(=余剰利益)があって、それによって再投資=社会的分業が可能となり、文明の進歩が始まったわけです。そういう順番。

金持ち父さん的に言うと、「農業のおかげでラットレースから脱出できて文明が生まれた」という感じです(分からない人スイマセン)。

だから、カツカツ商売を脱出したい人も、収入を増やしたい個人も、自分の限られた労力の投資先を考えるのが大事。「農業みたいに投資効率の良い売り方」を見つけて、損益分岐点を上回る余剰利益を生み出して、再投資すればいい。

どうすれば脱出できるのか?

となると、論点は、どうやれば、カツカツの狩猟社会から、「効率の良い農業社会」へは、どうやったらシフトできるのか?って話になりますよねえ。つまりラットレースの脱出方法。

たぶん・・想像ですが・・最初の最初は、狩猟を頑張ったんだと思います。無理して必要以上・・いつもの倍のシカを獲ってきて、余った時間で、普通だったらみんな寝たり遊んだりしてるところを、「この植物育てたら食えるんじゃね?」とか妄想じみたことを言いながら、深夜残業 夜遅くまで試行錯誤して、同僚 仲間に「食い物なら、そんなことするより、これまで通り狩猟に行った方が早くね?」とか言われつつ、「でもいつもカツカツ生活はイヤじゃん」「いや普通そんなもんだから」などと口論したりしつつ、ある日、お米が収穫できたんじゃないかなと。その食事はさぞ旨かっただろうなと。

文明も新規事業も、成長の苦しみは変わらない

なんつうか、現代における新規事業の誕生と変わらない風景だったんじゃないかなと。。そうやって採れたお米が文明の始まりじゃないかと。

ええ、要は頑張れって話なんですけどねw

カツカツ状態からの脱出は、本当に大変だったと思いますし、現代の商売においても同じで、1万年前から変わらない風景なのでは。だから、初めて農業というコンセプトを思い付いた物好きなご先祖も、誰に何言われようと自分の事業を信じる物好きなアナタも、やるべきことは同じはず。

まずは目の前の仕事を過剰に頑張って、時間や利益を捻出して、それを浪費せず、「農業の発明」に投資する。全てはそこから始まるんじゃないかと思います。

そして、いつか、あなたにとっての「農業」を発明して・・・そこから事業の成長がスタートするんじゃないでしょうか。

PS
弊社のコンサルティングは、中小規模のお店を対象とし、カツカツ状態からスタートして、再投資できるだけの安定収益(安定したベース売上)を生み出すことを目標としています。

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カテゴリー: EC戦略論

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