ECのノウハウを「他業態で活かす」方法


2015-10-28_0209

こんにちは、坂本です。
ECのノウハウを「他業態で活かす」方法について考えました。

EC歴が長い人は実感あると思いますが、ネットショップをやっていて「模倣ではなく自分で色々考えて経験を積む」と、結構「違う業界でも通じる商売感覚」が身につくような気がします。経験長い方、いかがですか。模倣じゃダメですけどね。「自分で考えてやる」と、汎用的な力が付くのではないかと。

なぜ汎用的な力が付くのか。
理由を考えました。

ECは実践したことへのフィードバックが早いので、トライアンドエラー、PDCAを高速回転できて、高速で成長できるのかもなと。あと、テスト的なことをするときの費用は少ないし、お客さんからの反応もデータも見やすいし。良くも悪くも同業者から学びやすいし。

なので、EC業界が成熟してきておりますが、これから、EC事業者・・というかネットショップ出身の人が「ネットを超えて」、別業態でも活躍するんじゃないかなーなどと夢想しています。

わかりづらい例えをすると、レスリング出身者が、パンチキックありの総合格闘技でも強いみたいな感じです。なぜなら、レスリングはパンチもキックも練習しませんが、代わりに「格闘の肝」が含まれているからです。多分。同様に、ネットショップには商売の肝が含まれている・・気がします。

で、そんな「EC的思考」をどう別業態に活かすか。

ECのノウハウを「他業態で活かす」ヒントになる、ちょっとしたオンラインセミナー(的なもの)を作りました。事例多数。ネタは(今更)楽フェスです。リンク先をご覧下さい。無料でご覧頂けます。誰かに怒られたら消しますw

もともと社内勉強会で作った資料なんですが、面白いので一般向けに公開してみます。セミナーに参加する感じで、「ECの商売感覚をリアルに活かす」勘所がわかる・・かもしれません。


以下、関連して思い出話をします。「ネットショップで身につける技術は意外と汎用的なのかもな」と感じたエピソードです。

私が楽天を退職して独立し、コンサル業を始め、しばらく経った頃の話です。とあるネットショップをお手伝いしました。

ジャンルはお米です。想像つくと思いますが、ものすごい激戦です。そのお店は、地域の小さなお米屋さん。生産者ではなく、価格競争力もありません。店長はPCの苦手な女性。店舗ページは閑散としており、実際売れていません。なかなか難しい状態です。

そんな中でも競争を避けつつ色々ひねりだして考え、ある程度は売れました。お米から派生して関連商品を作り、それは結構売れました。

が、元々大きい会社ではないので、なかなか十分な収益が出ず、結局ネットショップを畳むことになりました。力不足を申し訳なく思いました。

ここからが大切な話です。

その後、報告を頂きました。
リアルで売れたそうです。

企画し、チラシを作って、季節需要を見計らって、近隣にポスティング。実店舗に集客。売れたそうです。

こういうメールを頂きました。

今日、解約申請しました。
短い間でしたが、とても勉強になりました。
ありがとうございました。

(中略)

> 最初の、○○はよく売れましたよね。
>
> 激戦区を避けていく考え方は体感して頂いたと思うので
> 今後、ネット以外の商売で活かして頂けると嬉しいです。

○○は、お蔭様で本当によく売れました。
実店舗でも、今年の○○はチラシを作って、
町中にポスティングしてみようかと、思っています。
ネットショップに携わる事が出来たお蔭で、チラシ等の作成が
簡単に出来るようになりました。

(以下略)

企画、顧客像の想定、配布時期の選定、チラシ、ご自分で考えられたそうです。前例がない中で、自分で「売上を作った」んです。

ネットショップの過剰な競争に晒され、それと向き合って学んだことで、「地元の実店舗をこれまで通り続けていれば得られなかった経験」をし、それを実店舗に適用して成果を出されたわけです。

その商品がその後も売れ続けているかどうかは分かりませんが、そんなことは大した問題ではない、と思います。

いくら売れようが、借り物のノウハウでは安定にならない。固定費だけ上がってむしろリスクです。「商況が変わっても自分で売上を作り出せる力」を持つことこそが本当の成功だなあと。それを教えて頂きました。いまでは、目先の売上よりも「学び」を大切にして、全社一丸となって日々のコンサルティングに励んでおります。・・・あれ、宣伝になってしまいましたw

閑話休題。

繰り返しになりますが、表層部分の模倣による安易な売上アップは、固定費だけ上がってリスクが高いように思います。自分の頭で考え、「本当に懸賞集客はもう古いのか、実はうまくいく例があるんじゃないか」「競合はみんなコレやってるけど、本当に必要なのか」「コレはタブーだけど本当なのか」などと、そもそもから意味を考え、問い直していくのが大切ではないかと思います。(懸賞をお勧めしているわけではありませんw)

そういった「自分で考える」スタンスに立ってネットショップ運営をしていけば、そこで学ぶことは、色んなことに生きるんじゃないかなーと思います。新しいことを学ぶだけではなく、温故知新も大切。これからに必要な学びは、既に知っていることの中に含まれている・・かもしれませんよ。

なので、動画みて下さいねー

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