ネットショップの「商圏」を、費用ゼロで拡大する方法

一般的な小売店は、「商圏」と呼ばれる境界線の内側で営業してますよね。
お客さんがその店で買う理由の多くは「その場所にあるから」です。
もちろんそれだけじゃないんですけど、一番大切なのは立地。

しかし、ネットショップに地理は関係ありません。
ネットショップにおける商圏とは何か?

検索エンジンだけで見ると、自分のお店が登場する検索ワードの数=商圏です。

たとえばパン屋さんが検索に引っかかる検索ワード
「あんぱん」「食パン」「カレーパン」などが商圏になるわけです。
だからSEOをしたり、取扱品目を増やせば商圏は広がります。

あるいは、複数モールに出店すると、狙える商圏が増えます。
いろんな地方に支店展開するようなものですね。楽天とヤフーとアマゾン、みたいな。

・・というのが一般的な方法論なんですが、私はそれだけじゃないと思います。
ネットショップは商圏を「自ら定義する」ことが出来るはず。これ持論です。

その商品に込める「意味」を掘り下げることで、商圏は広がるはずなんです。

たとえば、カラフルで、ふわふわしたゴムボールがあります。(リンク参照)
普通に売ると、これは単なるおもちゃです。

でも、ちゃんとした論拠・データがあれば、違う売り方が出来ます。
大人のための右脳活性化!みたいな。実例。こんなサイト見つけちゃいました。 一方で、ハンディキャップのあるお子さんのために売られていたりします。

商圏、広がってますよね?

まあ、この商品はアメリカから来たもので、
日本人が商圏を再定義したわけじゃないんですけど。。
考え方としては上記の通りです。

アメリカのマーケッターのセオドア・レビットという人は、こんなことを言ってます。
「消費者は『4分の1インチ径のドリル』を買いたいのではない。
 彼らが欲しいのは『4分の1インチ径の』だ」
マーケティング業界内では有名な話です。

これ応用すると、例えば、消費者が欲しいのは『ハーレーダビッドソン』ではない。
彼らが欲しいのは『マッチョで男らしい俺』と『それを人々に見せること』だ・・とか?
欲しいのは「生キャラメル」じゃなくて、「テレビで見た珍しいアレを家族で食べる体験」とか?
「話題のお土産を買ってきた、立派なお父さんとしての家族からの評判」とか?

商品の使われ方や、世間的なイメージにまで踏み込んでみて下さい。

あなたが売っているその商品の本質は、単なるモノではなくて、何でしょうか?
お客さんがあなたのお店で買っているのは、モノではなくて、何でしょうか?

その商品の使われ方は、ひとつじゃないはずです。
用途の広がりは、客層の広がりであり、あなたの商圏の広がりでもあります。

PS
今回の話は、「商品数が少なすぎてメルマガのネタがない」なんて思っちゃってる方に
よくよく考えて欲しいです。ネタは無限ですよ。

PPS
前述のおもちゃ、昔の上司(アメリカ帰り)が会社に持ち込んで遊んでました。
影響されやすい私も、買おうかどうか悩み中です。

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ネットショップの「商圏」を、費用ゼロで拡大する方法 への4件のフィードバック

  1. asuka のコメント:

    なるほど!!こんなコメントしか書けない自分が情けない

  2. ピンバック: ITベンチャーの小言|熊本ホームページ制作ゼログラフィックス

  3. gushiken のコメント:

    忘れていた基本を再認識させられました!

  4. 藤井京子 のコメント:

    「その商品の本質は、単なるモノではなくて何でしょうか?」

    この一行、自分では分かっているようで、
    案外深くは分かっていなかったのでは? 

    坂本さんの書かれた内容、いつも読ませて頂いております。
    深く心に沁み込むことが多く、感謝してます。
    ありがとうございます。

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