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楽天市場が「料金改定」と「方針転換」を発表!楽天EXPO2018で発表された内容を紹介

ONE DELIVERY

こんにちは、坂本です。楽天出店者向けにお知らせです。7/17の楽天EXPO2018で、料金改定と、大きな「方針転換」が発表されました。この記事は楽天EXPO会場、パミール3Fのラウンジで書いてます。

今回は第一報です。話が具体化するのは少し先ではあります。今後も、このブログで続報を流します。続報をメールで受け取りたい方は、弊社メルマガにご登録ください。 ※新しいブログ記事は都度メルマガでお送りしています。

また、今回は皆さんからの意見や疑問点等も集めたいです。読後の感想などは≫こちらのフォームから投稿お願いします。楽天EXPO2018で話を聞いてぱっと書いたので、認識違いなどあるかも。その場合は教えて下さい!

楽天EXPO2018発表内容の全体像

以下4点が発表されました。詳細は後述します。

  • 1 ワンデリバリー構想の具体化
    • 楽天で販売される商品は、基本的に楽天が在庫を預かって配送する体制を目指す
    • これに伴って料金改定を予定。詳細は調整中。
    • 2020年には完全移行したい。
  • 2 R-mail 「全配信主体」から「シナリオ主体」へ
    • 従来型のメルマガ配信は値上げなどして、数を抑えていく
    • 同時に、新配信方法(R-Message)への移行を促進。
    • いつ頃かは不明・・聞き逃したかな?聞いた人は教えて下さいmm
  • 3 「チャット接客(R-Chat)」全店舗導入
    • お客さんから店舗に「チャットでの問合せ」が届きます
    • 店舗スタッフがPCの前でスタンバイし、都度返信することに。
    • これは決まってます。9月下旬から導入予定!
  • 4 アフィリエイト料率UP&仕様変更
    • 料率が大幅に上がります。2%から8%程度。
    • 同時に報酬基準を大幅に変更し、かなり厳密化します(後述)
    • なので店舗への課金額は減るor同程度になる見込み。時期は不明

本日7/17、楽天EXPO2018で一旦これらの概要が発表されました。調整中のものが多くあり、詳細は追って発表されます。7/31以降、店舗に対して詳細情報が郵送される予定とのこと。また、各都道府県でのタウンミーティングを開催予定とのこと。

ちょっと先の話のようですが、やはり最もインパクトがあるのは「ワンデリバリー構想の具体化」ですよね。
※RMS周りの変更もインパクトがありましたが、こちらについては別の記事で改めてお知らせします。

(1)ワンデリバリー構想の具体化

ワンデリバリーの構想(スピード・サービスレベルの向上・コスト減)

今年の新春カンファレンスで発表された「ワンデリバリー構想」は覚えていますか。

楽天が、出店者から在庫を預かって代理で配送する独自ネットワークを作る、という構想です。

運賃の高騰や、Amazon(やFBA)のシェア拡大が背景にあるようです。発表では「ヤマト運輸や佐川急便、日本郵便よりも安い運賃が実現できる」とのことでした。私としてはホントかな・・と思っていましたが、本当に実現するようです。

参考)ワンデリバリー構想とは(通販新聞)

楽天EXPO2018で発表された要点は以下の通り。

  • 全店舗、楽天の独自物流から出荷します(!)
  • 2020年には全店移行完了を目指す
  • 配送料はとても安くするので、店舗に原資を負担してほしい(時期不明)
  • 店舗のトータルコストが下がるようにします(配送料が安くなるので)
  • 在庫を預かったり、店舗から出荷して一旦楽天に集めたり、いろんな形があるよ

今年9月に開始されるプラン?ではこんな料金で、お得感はあります。

楽天スーパーロジスティクスの新料金表

ただまあ、色々懸念がありますよね。

  • え、楽天に在庫を預けないといけないの?
  • 生鮮とか、名入れなどの加工品、家具のような大きなサイズとかどうするの?(一旦自社から楽天のセンターに送ってそこから出荷する的な話でしたが・・詳細未定のようです)
  • マケプレプライムみたいな、店舗独自出荷するための制度はないの?(要望が多ければ受け付けるかも的な感じでしたが・・これも未定)
  • FBAみたいに他モールに出荷できるの?
  • どれくらい安くなるの?
  • いま契約している物流倉庫はどうすれば・・自社で体制作ったんだけど・・

などなど・・皆さんの感じた疑問を≫こちらのフォームから弊社までお送りください。続報を出す際に調べてみます。一言で構いませんので、ぜひご協力ください。

(2)R-mail 「全配信主体」からR-Message「シナリオ主体」へ

これも大きな変更です。

今後は、「多くの人に一律同じメッセージを発信して注意を引こうとする『全配信メルマガ』」よりも、「特定の条件を満たした人に、あらかじめ決められた文章を送る」形式を主体にしていくとのこと。

ユーザーへのメールを自動化し、店舗さんの負担を軽減。簡単な設定で自動配信が可能に。

「R-mail=全配信メルマガの優先度」を下げていき、徐々に「R-Message=事前に設定したシナリオに沿った自動追客」へスライドさせていきます。R-Messageとは、たとえば特定の商品を購入した後に何日間が経過すると所定のフォロー文面が流れる等です。

にしても、R-Mailを無くしていくのかー。隔世の感がありますね。値上げすると、メルマガなのに、郵送のDMみたいになってきますね。「購入可能性の高い読者に絞る」ことをしないと割に合わない。

※実際、以前から弊社コンサルティングでも、「全配信よりも細かくセグメントした配信を増やして費用を抑えつつ成果を上げる」ことを重視しています。

(3)「チャット接客(R-Chat)」全店舗導入

店舗ページ内にチャットの窓が現れて、お客さんが好きに問い合わせできるようになります。全店対象に、9月下旬から開始。

以前から一部店舗では試験導入されており、きちんと応対できれば効果は高い(=売上が伸びる)ようです。単価アップ効果すごいですね。

チャット機能の効果(転換率+14.8pt/平均注文額+135.5%)

前述の記事には以下の記載があります。

試験導入している家具ネット販売のタンスのゲンによれば、チャットだけで1日100~200件やり取りがあり、購入転換率向上に貢献している

料金は、年内無料で、来年から月5000円。がんばれプラン・エンパワーメントプランでは月3000円。本店でチャットツール導入するともっと高いかも。

論点は、料金よりも手間ですね。購買意欲が高い層がチャットで質問してくる。ちなみに定形的な質問はBOT対応=自動で対応するとのこと。

気軽に問合せが入るようになり、転換率向上に寄与。電話対応時と比較して業務効率が改善

モニターとして実際にとりくんだ店曰く、

  • 電話応対よりは楽
  • 担当者の仕事量は10-20%程度増えた印象
  • 人は増やさずに済んだ
  • 売れたらすぐわかるので、やる気が出る

とはいえ、最初は大変ですねー。育成や体制づくりが重要。
まずはCS担当者が書いたメール返信の履歴を転用しながら対応するのかな。。しばらくは経験のある社員が張り付いて試す必要がありそうですね。

対応には手間がかかるわけですが、それをペイするだけの高単価ないしLTVが高い商材には良さそうです。

モールでの買い物は、「検索→比較」という流れの中で店が選ばれることが多いです。その流れの中に「チャット接客」という新しい概念が登場します。これがどう作用するのか。個人的には根づくと面白いなーと思いますが、やっぱり体制づくりどうするかですね。

(4)アフィリエイト料率UP&仕様変更

アフィリエイト料率が変更されます。新料率はジャンルによって違います。(店舗所属ジャンルではなく商品ディレクトリ次第)

  • 1% → 2~8%に引き上げ予定

ただ同時に、「アフィリエイト報酬の発生条件」も変更になります。以前の条件は「アフィリエイトリンクをクリックした後に、30日以内に楽天市場の何かの商品を購入」したら、報酬発生でした。つまり「何か仕掛けてアフィリエイトリンクをクリックさせれば報酬ゲット」という、本質から遠い仕組みになっていました。(黄色本にも書いてあります)

しかし変更後は、24時間以内に買い物かごに入れた場合のみ有効となります。時期は未定(のはず)。

つまり以前と違って、ユーザ側が「勧められた商品をすぐにカゴに入れる」と言う動きをしない限りは報酬にならないわけです。

これまでは「たまたまアフィリエイト報酬扱いになってしまった課金」の多くが無効化されて、本当の紹介売上が課金対象となります。

曰く、96%の店では、アフィリ報酬は増えないor同程度で、ここは値上げにはならなさそうです。ちなみに、自店舗で支払っているアフィリエイト料金がどの程度か覚えていますか。この機会に確認しておきましょう。

感想を教えてください

ひとまず以上です!
この記事はEXPO会場で書いています。集中して書いたので疲れました!

今回は第一報です。今後も、このブログで続報を流します。続報をメールで受け取りたい方は、弊社メルマガにご登録ください。

また、今回は皆さんからの意見や疑問点、懸念点、感想等も集めたいので、ぜひ≫こちらのフォームから一言お願いします。なんでも構いませんので、気軽にどうぞmm

RMS周りの変更についてもいろいろありました。
こちらについても、追って記事化します!

※追記:RMS周りの変更を記事化しました。以下よりご覧ください。

カテゴリー: EC業界ニュース

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