あなたはどっち?ネットショップ店長の「2種類の脳」


 

こんにちは、坂本です。
久々の更新です。。おかげさまで忙しくやっております。

売上UPのヒントになるかもしれない話をします。
ゆっくり読んでください。

 

その前に宣伝。
おかげさまで、弊社のネットショップノウハウ本が、8刷達成しました。
増刷7回目。19500部(めんどくさいから自称2万部)。

ペースが落ちることなく売れております。

「スタッフ1人1冊体制」という方が少なくないようで、
社内教育が楽になるというメリットから沢山売れているように思います。
当然当社も1人1冊です。便利です。≫まだの方は無料で読めます

 

さて本題。

敢えて乱暴に言いますが、
ネットショップ店長の脳は2種類。
「クイズ脳」と「文脈脳」。あなたはどっちでしょうか。(ちなみに儲かるのは後者)

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では、わざわざ分かりにくく、歴史に例えて解説します(趣味です)。

問題です。
西暦645年、飛鳥時代に起こった蘇我氏暗殺事件&政治改革と言えば?

クイズ的回答:
「大化の改新」
以上

文脈を踏まえた回答:有力豪族だった蘇我氏が排除されることにより、天皇中心の中央集権政治へと移行した「大化の改新」。

この事件がテストに出るほど重要な理由は、「有力豪族が割拠した『地方分権体制』から『中央集権体制』への移行」という動きにより、日本が国としてのまとまりを強めたという歴史上重要な出来事であるため。

日本史における他の『中央集権化』としては、明治維新が最大のもの。群雄割拠の戦国時代を収束させた、太閤検地や参勤交代も似た方向性ではある。

洋の東西を問わず、この「中央集権化」には法律や行政の整備がセットでついてくるので、文明の進展において大事なポイントだと言える、一方でその弊害もあり、などなど、話が続くけど割愛

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はい、すいません、何が言いたかったかというと

  • 単語だけ覚えててもクイズや受験にしか使えない
  • 関連する他の要素とつなげて(芋づるで)理解すると、「文脈」が見える
  • 文脈が見えると、自由自在に語れる ←ここポイント
  • 文脈と文章は違う。文章丸暗記は無意味

じゃあ、文脈とは何か?
文章の流れの中にある、意味内容のつながりぐあい、です。(デジタル大辞泉)

大化の改新→上位概念としての中央集権化とは→中央集権化の歴史的意義は何か→歴史上の類似する動きは何か→それを踏まえて現代の地方分権化の動きは・・・みたいなつながりでいうと、この矢印部分ですね。個々の概念をつないでいます。

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クイズの正解みたいな単語そのものではなく、単語と単語の繋がりや位置関係・・・文脈にこそ、モノを売るためのヒントがあります。


歴史の文脈を語っても儲けはありませんけどw
でも、「自店舗の文脈」を掴むと、魅力的な商品案内やメルマガ、広告原稿を自由自在に書けるようになるはず。

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安心して下さい。ここからネットショップの話です。

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たとえば、日本酒を売るとしましょう。

クイズ的な商品説明:
おすすめ!超辛口!激ウマ!dancyu(雑誌)に載った!山田錦!値段は幾ら!ポイント○倍!激安!レビューでおまけ!即納!

つまり、単語です。カタコト。ロボット的。
こういう言葉しか出てこない状態をクイズ脳と呼びます(いま決めた)。

文脈的な商品説明:
今日は夏らしく、スキッと涼やかな「坂本のせせらぎ」を用意しました。年明けに仕込んだ吟醸を雪室貯蔵。北国伝承の技による、吟醸香です。軽快で爽やかな中にも、しっかり米の旨味が残ります。10度以下でどうぞ!

ちなみに、当店の近くではハモが獲れるんですが、早速市場の○○さんと試飲しました。(食卓の写真)
ハモの湯引きを口に入れ、一瞬置いて呑む。いやーーー昼からスイマセン。ウヒ。最高です。皆さんも是非!

まあ適当に書きましたけど、こういう感じの売り方をして欲しいんです。
お酒詳しくないのであれですが、文脈で理解して下さいw

こういうの、売れるんですよ。ちゃんと。
なのに、単語を羅列するだけの「クイズ脳」の人が多い。

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上記のような、夏っぽい文章は、丸覚えしても絶対に書けませんよね。

お客さんの夏の気分、旬の食材、涼しげな感じの味わい・酒のプロフィールは何か・・
これらを丸覚えしても書けません。文脈です。単語と単語の間。データとデータの間。

 

そんなの書けないよ、と思った方に解決策を提案します。

文章だから書けない。
口頭なら言えます。

一旦、「その商品と利用シーン」について誰かと会話してみて、次に文章を書いてみましょう。 格段に書きやすくなるはずです。

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あなた1人じゃダメだったら、詳しい人と話しに行くとか。
あるいは皆で話すとか。常連さんから電話が来たときに話すとか。

しゃべりつつメモして下さい。

切り取られた、標本みたいな「死んだ単語」そのものじゃなくて、
その単語が飛び交う現場・・店頭とか酒の席。

「文脈」は、そこにあると思います。

要は、言葉・単語そのものじゃなく、それが飛び交っている風景ごと伝えて下さいね、ってことです。そうすると言葉が生きます。単語の羅列は死んだ言葉。

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目に見える風景だけでなく、時系列の前後関係とか。気持ちとか。
データを伝えるだけではなくて、ある種の歌詞のような。

酒なら、季節感、いっしょに食べる料理、語らう相手(もしくは1人)みたいな風景。
ある種の演歌みたいですねw

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低カロリー食品なら、「たったの○キロカロリー」じゃなく、ダイエットの悩み・辛い食事制限、という風景の中での、「○キロカロリー」。ファッションなら。家具なら。雑貨なら。

すべて、文脈・・そのときの気分などを書き添えた瞬間、商品説明は生き生きとしはじめるはずです。

※ちなみにギフト商品の案内は、絶対に「文脈コミ」なので、売り方の上手い下手がはっきり分かれますね

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単語の羅列を書いててもつまらないですよね。
アンテナを立てておくと、だんだん書けるようになるんじゃないかなーと思います。

ちょっと考えてみて下さい。

 

 

PS
そういえば、冒頭で紹介した弊社のネットショップノウハウ本を書いているときに感じたんですが・・ECの販促テクニックも、バラバラに知っててもダメなんですよねー。つなげて自由に使うには、「暗記」じゃダメ。真似っこ店舗とオリジナル店舗の違いも、このへんにありそうな気がします。

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PPS
ひとつ注意。この記事を「単語だけの理解じゃいけない」「クイズ脳じゃなくて文脈脳」と、暗記的に理解しても、何の意味も無いですからね。

 

 

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あなたはどっち?ネットショップ店長の「2種類の脳」 への5件のフィードバック

  1. マツです。 のコメント:

    いつもながらの洞察力とわかりやすい説明に感銘します。

    『クイズ的な商品説明』の羅列言葉は、よく見かけるSEO狙いのキャッチコピーや商品説明文に似てますね。
    それを見る側の立場として、私はどうもあれに違和感を感じます。
    (それらしき事を自分でも一部やってますが・・・(^_^.))

    文脈的な商品説明で『当店のお客様』に支持していただけるショップを目指します。
    いつもありがとうございます。

    ちなみに一人運営なので、本は自分の分だけですが、折に触れ交流のある楽天ショップの店長さんに薦めていますよ~。(^.^)V

  2. コンサル依頼を検討中です。

  3. murakaji のコメント:

    まさしくその通りです。

  4. あゆわら のコメント:

    ちょうど先日作った商品紹介文がこちら。

    http://item.rakuten.co.jp/ayuwara/c/0000000250/

    文脈脳になれてますでしょうか?

  5. vmama のコメント:

    とてもわかりやすい脳の話をありがとうございました。
    商品ページはわがショップのすたっふが作製してくれています。
    私の出る幕はなくなっていますが、なにごとにも(ブログや顧客様への返信などに・・・)文脈脳を!! と目標を持つことにいたしました。
    ありがとうございました。

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