ECコンサル事例：頼みの裏技が使えなくなり、売上減。集客を持ち直した方法とは？

楽天のアルゴリズムがレビュー数を重要視していた時期に、このお店は「レビュー特典」などの施策を活用。レビューがたくさん集まるように工夫し、商品の検索順位を上げていました。

しかし、楽天の規約変更に伴って、レビュー特典に規制がかかり、今までやってきた施策ができなくなりました。さらに、アルゴリズムの変化でレビューの効力が弱くなり、集客が落ち込んでしまいました。結果、売上も減少。

そのため、このお店の担当者さんは、「今後、楽天の集客にどう取り組んでいけばいいのか？」 とお悩みでした。

そこで、これまでの、レビューを集めるなどして「順位を上げる」方向から、楽天サーチ上での「見せ方」で勝負する方向に転換して頂きました。

具体的には、他の商品よりもお客さんに「見つけてもらいやすく」「見に来てもらいやすく」する方向です。

まず、「見つけてもらいやすく」を優先して実施頂きました。これは記入キーワードの調整です。ツールで分析し、商品名や説明文を書き換え。検索順位はさほど変わりませんでしたが、検索された際の「検索結果に表示される確率」を高めることができました。

そして、お客さんに「見に来てもらいやすく」するため、商品サムネイルの変更を提案。この店舗で扱っているファッション雑貨系の商品は、検索結果に似た商品が多数ある状態でした。なので、お客さんに「あなたに合った商品です」と提案しなければ、他のお店で買われてしまう可能性があります。

お客さんに選ばれるためには、検索結果上で最もお客さんの目に入るサムネイルを、「あなたに合った商品」だと分かるように変える必要があります。こういったズレや不足を、弊社の手法を使って洗い出し、補正していきました。

考え、仮説を立て、実行する。地道な作業です。しかし店長さんは、忙しい中、時間を捻出して、根気強く修正を重ねました。

提案後、楽天サーチ経由の流入が大幅に増加（下図参照）。

実行した施策により、商品が「見つけてもらいやすく」「見に来てもらいやすく」なったことが、大きな成功要因だと思われます。アクセス数が大幅に上がった結果、売上件数も増加。

弊社のノウハウとツールを活用頂くことで、レビューに依存した集客からの方向転換に成功されました。