ネットショップお役立ちコラム

自店に適した「品揃え」を考えよう|売れるネットショップ運営のコツ31

型番商品など、「ある程度検索されるような商品」は、登録商品数を増やせば増やすほど検索からの入口が増え、特に何もしなくても売り上げが伸びます。 SEOを行っていればなおさらで、目に見えて売り上げが伸びるはずです。 商品数を増やせば売れる? ネットショップは簡単に商品を増やせる 在庫を持たなくてもいい「取り寄せ商品」を増やすのもいい方法でしょう。 インターネットは売り場の面積が無限大なので、実店舗と比べて、ネットショップは簡単に商品を増やすことができます。 商品数を増やす危険性 …

商品写真のレベルを高めよう|売れるネットショップ運営のコツ30

商品説明の際には、「イメージ写真」と「ディテール写真」という2種類の写真が必要です。 ここでは、それぞれの写真の特徴と使い分け方を紹介します。 2種類の写真を使い分ける まず、「イメージ写真」は、商品ページの冒頭など、真っ先に目に飛び込んでくるような場所に掲載します。 例えば、お米を販売しているページであれば、白い湯気がたち、米の一粒一粒が光って見えるようなアップの写真。 アクセサリーであれば、コーディネートも合わせた着用写真などです。 イメージ写真で、お客さんの心をつかむ …

特集ページで「欲しい気持ち」を呼び起こそう|売れるネットショップ運営のコツ29

食事のメニューを決めるとき、「何でもいい」と言われるのと、「和食はどうかな」という意見があるのとでは、後者の方が候補を絞りやすいですよね。 ネットショップのお客さんも、お店から「何でもあるよ」「どれでもどうぞ」と言われると、かえって選びにくくなるのです。逆に、「この中から選んでね」と言われた方が、ストレスを感じずに買い物できます。 特集ページは使い勝手がいい このような心理を踏まえて、店側から「今なら、こういった商品はどうですか?」と提案するのが「特集ページ」です。 実店舗で …

わかりづらいニッチ商品は「選び方」も提案しよう|売れるネットショップ運営のコツ28

ニッチ商品を扱う店舗への来店経路を調べると、ほかの商品タイプに比べ、商品検索だけでなく「情報検索」からの来店も結構多いものです。 ニッチ商品を探すユーザーは「不安」 「情報検索」とは、「ウエディングドレス 人気」「ウエディングドレス 選び方」など、商品選びの情報収集をきっかけとして来店するケースです。 型番商品の多い家電には価格.com、化粧品にはアットコスメなどの大きなクチコミサイトがありますが、ニッチ商品では大抵情報が不足しており、個人のブログなどで情報収集することも少な …

わかりやすいカテゴリと買いやすいナビゲーションを作ろう|売れるネットショップ運営のコツ27

商品カテゴリを、「何となく」の商品くくりで分けているお店は意外と多いものですが、ネットショップにおける商品のカテゴリ分けは、単なる分類ではいけません。 「ユーザーが最も必要とする切り口」からカテゴリを決めましょう。 需要の大きさから商品カテゴリを決める 例えば、あなたが風邪をひいて実店舗の薬局に入ったとします。 商品コーナーが「錠剤」「粉薬」や、「武田薬品」「ファイザー」で分かれていたら、おそらく「風邪薬はどれ?」と混乱してしまうことでしょう。 この場合は、明らかに「風邪薬」 …

ページのデザイン・レイアウトはわかりやすさを重視しよう|売れるネットショップ運営のコツ26

「ネットショップを作る」というと、まずトップページを凝った作りにしたいという人も多く、デザインを外注しても「トップページに気合の入った提案」をされることも少なくありません。 トップページは「玄関」ではない しかし、ネットショップでは、トップページ以外から来店するケースの方が多いです。 実店舗に例えると、「正面入口以外に、たくさんの入口がある店」。 接客のために正面ばかりを掃除していたら、実際はほとんどの来店客は通用口を使っており、そこはゴミ捨て場状態だった……という事態がよく …

店舗コンセプトをデザインに反映させよう|売れるネットショップ運営のコツ25

ネットショップを作るにあたって、店舗デザインにこだわる人は多いものです。 きれいでおしゃれなお店に…とデザイン的な美しさを求めてしまいがちですが、デザインはあくまでも「店舗コンセプトを体現する手段」と考えてください。 店頭接客の雰囲気を表現する これは、実店舗の接客態度を考えると、わかりやすいです。 例えば、下町の立ち飲み屋に入ったのに、うやうやしく「お客様、こちらは上質なホッピーでございます」などと言われたり、逆に、高級宝石店に婚約指輪を買いに行って「お兄ちゃん、今日はいい …

客層をイメージしてキャッチコピーを作ろう|売れるネットショップ運営のコツ24

コツ22で固めた店舗コンセプトを踏まえて、今度は自店舗の潜在客、つまり「客層」を何種類かイメージし、商品のキャッチコピーを作りましょう。 これは、店舗のキャッチフレーズよりも一歩踏み込んだ「売り文句」で、商品ページやメルマガなど、あちこちに使います。 自店舗の「客層」と「購入動機」をイメージする まずは、客層のイメージから。年齢・性別だけではなく、もっと細かい特徴にまで、踏み込むのがコツです。そして、想像するのは、すでに購入している購入客ではなく、潜在客です。 「その人が、自 …

店舗紹介ページで安心感とコンセプトを伝えよう|売れるネットショップ運営のコツ23

売り手の顔が見えないネットショッピングには、不安がつきものです。 実際、購入直前に「本当にここで買って問題がないか」を確認するために、会社案内や店舗紹介のページを見るユーザーは意外と多いものです。 熱心さと安心感を伝える 店舗紹介ページで、お客さんの安心感を高める だから、少しでもお客さんの安心感が高まるように、ページを工夫しましょう。 いわゆる会社概要だけでなく、スタッフの熱心さや安心感、商品の製造・仕入れ風景などを、1枚の「店舗紹介ページ」にまとめるといいでしょう。 これ …

自店舗の強みを分析して店舗コンセプトを考えよう|売れるネットショップ運営のコツ22

「コンセプトってよく聞くけど、実際何のこと?」と、密かに疑問を持っている方も意外と多いはずです。 辞書で調べると、「概念」と出てきますが、一般的に「コンセプト」というと、「全体を貫く基本的な概念」を指すようです。 ネットショップで言えば、「お店全体を貫く、考え方や思想」といったところでしょう。 「店舗コンセプト」って何? このコラムではもう一歩踏み込んで、店舗コンセプトを「他店より当店で買うべき理由(強み)を端的にまとめたもの」と定義してお話しします。 なぜなら、ネットショッ …