コツ39|メルマガの開封しやすさ・読みやすさを知ろう

厳しいことを言うようですが、どんなに丹精込めて書いたメルマガでも、読まれなければ出していないのと同じです。また、出した店側にとっては、大事な1通ですが、ユーザーから見れば、大量に届くメルマガの中の1通にすぎません。これをまず理解してください。

読まなければ出していないのと同じ

メルマガで最も重要なのは、「件名」です。

なぜなら、メールボックスの中で、開封前にユーザーの目に触れることができるのは件名だけだからです。つまり、開封されるかどうかは、「メルマガの件名次第」と言っても過言ではありません。

開封してもらわなければ、メルマガは始まらない

開封される件名とは

では、どんな件名を付ければいいのでしょうか。

自分なら普段どんなメールから開封するか、考えてみましょう。開封する優先順位は、大体決まっているはずです。友人からのメールや仕事関係のメールをまず読み、空き時間で、メルマガを開くはずです。

その中でも、まず「興味のあるキーワード」が入っているメールを開封し、残りは読まずにゴミ箱へ。

お客さんの目を引くキーワードを、件名にいれる

何の気なしに開いているようですが、件名の文字に思うところがあって、開封しているはずです。

つまり、件名に、興味を持たれそうなキーワードを入れることが重要なのです。

逆に「○○屋からのお知らせ」「○○ニュースvol.8」などは、NGです。その店が好きで、意図的に購読していない限りは、店舗名だけでは何屋かもわからず、そのメルマガの中身もわからないため、開封する理由がまるで存在しないからです。

典型的な「売れる件名」「売れない件名」とは

また、いくら件名が大事だからといって、メルマガの件名にアピールポイントを詰め込んではいけません。

大抵の場合、件名は全角26~30文字までしか表示されず、それ以降は切れてしまいます。本来アピールしたい言葉が、ほかの言葉の中に埋もれて目立たなくなる危険もあるので、長すぎる件名は逆効果です。

件名は20文字以内とし、「ユーザーの目を引く言葉」を含めることで、開封率を高めましょう。

また、店舗名がメール差出人欄に表示されているなら、件名にも店舗名を入れる必要はないですよね。こういった文字数の無駄使いも避けましょう。

典型的な「売れる件名」と「売れない件名」のパターン

メルマガの読みやすい構成とは

開封してもらえたからといって、最後まで読んでもらえるとは限りません。読者がうまく読み進められるように、メルマガの流れを作ることが重要です。

お笑い芸人のように、まず冒頭で読者を「つかむ」。新聞記事のように、

  • 「目を引く見出し」(キャッチ)
  • 「本文へ誘う書き出し」(リード)
  • 「わかりやすい本文」

という構成にすると、スムーズに読めます。

なお、メルマガの文例は、下記ページに掲載しています。あわせてご覧ください。

読者に「お知らせしたい情報」は先に書く

また、「読者に知らせたい情報」は、先に書きましょう。

例えば、件名に、「セール」と入っていたから開封したのに、店長の近況が長々と続き、最後に駆け足でセールの詳細が書かれていたとしても、途中で読み飽きてしまうはずです。

せっかく開封されても水の泡ですよね。

「言葉のダイエット」で濃度を高める

いいメルマガは、ボクサーに似ています。余分な脂肪(言葉)が少なくて、「パンチのある言葉」の割合が高いのです。

下にある文例を読んでみてください。後者は文字数が半分です。言い換えると「濃さが2倍」。これが重要です。

言葉のダイエットの例

「何を伝えたいか」要件を明確にしよう

お客さんは、メルマガやネットショップに対して、ほんの一瞬しか興味を向けてくれません。その短い時間で興味を引くためには、だらだらと書いても読んでもらえないのです。

実際、メルマガ件名でも本文でも、商品紹介でもイベント案内でも、要件が明確な文章が売れます。回りくどい文章はやめましょう。文章は、削れば削るほど良くなるものです。

そのためには、まず「何を伝えたいか」を明確にし、次に、それ以外の言葉をどんどん削ってみてください。

「同じ意味を、より少ない言葉で伝える」のがコツです。例えば、「そのまま食べることができます」と「そのまま食べられます」。意味は同じですよね。こんな、ちょっとしたダイエットの積み重ねで、文章は断然わかりやすくなるのです。

とはいえ、熱意がある人ほど、文章が長くなりがちです。

そんなときは、あふれる言葉のうち「一番魅力的な部分だけ」を集めて、濃度を高めてください。今以上に魅力的なメルマガになるはずです。

メルマガに載せきれなかった細かい話は、リンク先のページに載せましょう。

「声に出して読めるメール」を心がける

文字がびっしりと書かれたメールを読んでいると、なんだか息が詰まってきませんか?

文章を声に出して読むときは、息継ぎが必要ですよね。切れ目なくずらずらと続く文章は、読みづらいものです。

黙読でも、頭の中で声を出すので同じことが言えます。そこで、文章のまとまりを意識して、行間を空けてみてください。

文章のまとまりで行間を空ける

パソコンの画面は見づらいので、一般的な文章の基準ではなく、「絵本程度の行間感覚」がおすすめです。これだけで読みやすくなるので、ぜひ試してみてください。

ただし、すべての文章を一行ずつ空けるのは、「意味のまとまり」が読み取れなくなり、逆に読みづらくなるのでやめましょう。

最近は、スマートフォンやタブレットPCなどが普及し、パソコンより小さい画面でメールが読まれることも多くなりました。パソコン向けの罫線を多用する書き方は、ほかのデバイスでは逆に読みづらくなってしまいます。罫線は控え、無駄な言い回しを削り、端的な言葉でメールを書くように意識しましょう。

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