Yahooショッピング無料化についてまとめ(前編)


Yahooショッピング
 
こんにちは、坂本です。
昨日10/7に発表された、Yahooショッピング無料化について。

facebook上で「Yahooショッピング無料化について語る会」というグループを作ったら、272人の方にご参加頂き、色んなお話を伺いました。なので、ちょっとまとめてみます。
https://www.facebook.com/groups/423344711105234/

グループの外でも色々お話を伺ったのを色々混ぜてあり、主観的で乱暴です。まあ、こういう話もあるかもねくらいで、軽く読んで下さい。

大きな動きの裏を読むのは楽しいもので、上記グループ内では様々な説が飛び交ってますw あと当日カンファレンスに出た方からも色々情報を頂いています。ナマの声を読んでみたい方は、参加してみて下さい(もちろん無料)。

さて今回は、前編・後編でお届けします。

前編は、色々な話を雑然とお伝えします
後編は、「じゃあ普通のショップはどうすれば良い?」について私見を述べます。
10/15追記 ≫後編書きました

私としては、今回の件を通して、EC業界の未来像まで同時に浮かび上がってきたようにも感じてまして、色々考える良い機会だなと思ってます。

■前編もくじ

ニュースまとめ

「無料」で「自由」

EC業界の人は、誰でもコレ見たら驚愕しますよね。

  • 出店料無料、売上ロイヤリティ無料に
  • 外部リンク/メール送信全て自由
  • 個人でも出店可能、ついでにヤフオクも無料

ヤフー、EC領域の新戦略を発表–孫正義氏も登壇 – CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/service/35038121/

ヤフーからの発表
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120131007033621.pdf

ソフトバンク携帯のCM(=「通話0円」)やヤフーBBを思い出すという声もちらほら(後述)。でも僕らは一般ユーザではないので。「無料を切り口にどうやって儲けるのかな?」って考えちゃうのが商売人ですよねw

全部無料ではない

無料といっても、ホントに完全無料ではないです。

  • アフィリエイトパートナー報酬原資 1%~71%
  • アフィリエイト手数料 アフィリエイトパートナー報酬原資の30%
  • T-ポイント原資負担 1%~15%(1%は必須)

http://www.commerce-design.info/clip/2013-10-08_0305.png

このアフィリエイトが、(ヤフーにとって)武器として重要なのでは、と睨んでいます。店舗からお金を徴収できるところですから。後述。

Yahoo契約プラン
http://business.ec.yahoo.co.jp/shopping/archives/plan.html

参考記事:ヤフーショッピングが無料になったので他社状況も調べて料金表を作ってみた
http://toshiyukis4.net/2013/10/07/yahooshopping-free/

アナリスト向け説明会

孫さんが無料!っていうだけだとよく分かりませんが、この説明会は方向性が分かりやすかったです(私は現場におらず、動画で見ました・・提供者の方ありがとうございます!)。

ヤフーショッピングをどうやって伸ばすの?

曰く、こういう順番で伸ばしていくんだそうです。

http://www.commerce-design.info/clip/201310081624.png

売り手の数No.1

品揃えNo.1

買い手(購入客)の数No.1

無料にすれば売り手が増えるし、そうすれば品揃えも増えるでしょう。じゃあ実際、どうやって買い手の数を増やすのか?

説明会のスライドによると、

1:年末商戦がんばる(下半期でCMなど10~20億円)
2:ヤフー関連媒体からの誘導(検索とか知恵袋とかTopとか)
3:物流代行請け負います(別料金)
4:店舗による販促

とのことでした。特に2つめ=ヤフー媒体からの誘導がポイントですよね!
曰く、ヤフーが持ってるコンテンツ内に店舗向け広告枠を設けるそうです。あと、知恵袋からモールに導線を貼ったりするそうです。なるほど。

収益は?

  • 「無料でどうやって収益を上げるのか」「広告です」

ひょっとしたらヤフー関連媒体経由の売上は、ぜんぶアフィリエイト経由と見なされるんじゃないでしょうか(想像)。広告売る人員は少ないから、たぶん自動で売れる仕組みが必要だろうし。。となると、ヤフー媒体内の店舗広告も、純広じゃなくてアフィリエイト形式が中心じゃないか。

アフィリエイト料率は最大70%とのことですから、料率高い方が優遇される形式になるんじゃないか。となると、入札価格がせり上がって、お金があるところからは良い感じで収益を取れるかもしれない。。あくまで想像です。

とはいえ、やっぱり低コストであることには変わりません。ので、今後、ヤフー媒体上の広告枠がどうなるか、結構見所かなと。(本店に外部リンクできるしね・・そのへんは後述)

その他、説明会ではこんなやり取りがありました。

  • 「対楽天で、何を伸ばすべきだと思う?」「商品数です」
  • 「年末商戦でどれくらいの流通になる?」「急には伸びないので差し控えます」
  • 「差別化は?」「商品を探すサイエンスとテクノロジー」
  • 「個店へのコンサルはあるの?」「どこまでやるかは言えないが重要だと思っている」
  • 「購買履歴のビッグデータ活用は?」「可能性としてはあるけど、今日はヤフーとしての発表なのでまずは日本一の流通を狙います」

お店の方々の声

町の声を集めました!

お得すぎて不安との声

「激安への典型的な反応」ですw 余りに安いと疑われる。勉強になりますね。

  • 「なんか引っかかる」「いいことしか聞かされてないのでは」
  • 「落とし穴を探してしまう」
  • 「もうちょっとサービスの基盤をしっかりしてからやってくれ」
  • 「タダほど高いものはない」
  • 店が増えても、モール自体の集客力が変わらないと、1店舗あたりの平均売上はガンガン下がる一方では

とりあえずやってみるとの声

  • とりあえず申し込んだ
  • 友達に申し込ませた

メールアドレスだけ放り込んでおけば、「お申込み可能時期が近づきましたらYahoo! JAPANより、一般の方よりも先駆けて詳細についてのご案内をお送りします」とのことです。

興味がある人はメアド登録だけしておくのが正解かもしれません。。

携帯電話っぽい

  • 他の事業で利益を上げているので価格競争上等なんだろな
  • タダで配ってスタンダードへ。昔の携帯電話みたいなw
  • 昔、ヤフーBBを無料で配布したように一気に広めて回収できるプランがあるのかな
  • ソフトバンク携帯のはじまりと、現在のドコモ凋落を彷彿とさせる展開

無料言えば・・そういえばこんなニュースあったなあ。。

ソフトバンクモバイルに行政指導,“0円広告”で公取委
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061212/256727/

品質低下の懸念

  • 出店無料でワッシワシ出店しまくったら、出店審査なんてできないでしょう

実は、モールは結構「審査」を頑張っています。無料だと気軽に(雑に)出店申請する人が多いだろうから、大丈夫なのか、という話。商品についてまるで把握してないような「ドロップシッピングの人」はどうなんだとか。情報商材屋さんが一杯来るんじゃないかとか。

でももっと怖いのは・・

  • ブランド屋にとっては、「偽物リスク」が半端なく高すぎる
  • 取り込み詐欺もあるだろうね
  • 「先行者ぐるなび」に技術と自動化で対抗した食べログ的な展開になるとすれば、レイティング(=評判システム)で対処するのではないか
  • 食べログといえばステマ問題あったけどね
  • そもそもY社といえば、リニューアルで事故りがち

アナリスト向け説明会では「オークションで培ったパトロール力」で何とかしますとのこと。

埋もれるんじゃないか

  • モール自体の集客力が変わらないまま、出店者が増えると、1店舗あたり流通が激減するはず(特に既存出店者)
  • 店舗数を2倍にするなら、モール集客力も2倍にしないといけない?

EC自体の信頼感が損ねられると困る

実際、審査をやってても色々な悪い店がいます。

昔あった実話:
母の日にお花が届かない → モール担当者がその会社を訪問
→ オフィスが無人 → 鳴り止まない電話とFAX → 立ちすくむモール担当者

日本のある種のECは、(ページ表現が若干下手な)小さいお店でも、モールの安心感も相まって買いやすかったという側面があります。

無料だからつって手を抜いて事故が多発して・・小さい会社のEC全体が信用されなくなったらやだなあ、と。そういう話をする人が複数いらっしゃいました。

その他

  • ポンパレ・・
  • Yahoo!とDeNAのセットプランというのがありますがどうするんでしょう
  • BASEとかstores.jpとか

楽天も大変ですが、それ以外の会社も大変ですね。

ヤフーショッピングってどんなところ?

ここでは、売り手側から聞いた話などを軽く書きます。
この現状からどう巻き返すのか。

流通規模の比較

店舗数は楽天の半分ですが、流通は4~5分の1くらいです。
http://www.netshop-studio.com/category/nsnow/r-y-uriage.html

※なので、出店者が増えると1店舗あたり流通が更に減るのでは、という懸念があるわけですね。

近況

ここのところ「どんどん売れなくなっている」とのお声を複数の方から頂いてました。↓記事参照
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/05/20/15230

買う必然性がない

amazonや楽天と比べ、ユーザにとっては買う必然性がない。習慣の問題だから、これからひっくり返るのかもしれませんけど。

  • わざわざヤフーで買う理由がない
  • 店舗は無料でも、(今のところ)ユーザがYahoo!には買う理由がない
  • これからはヤフー検索やソフトバンクの携帯から誘導するのかな?
  • ユニクロが出店するらしい(未確認)→目玉にはなるかな
  • ヤフーショッピングが出店無料でも、ユーザとしての自分は楽天やamazonで買うかもなあ・・
  • 「俺も買ったことがない」(Yahoo!の人の話)

素人が多い

  • 楽天よりも「客層が良い」
  • うるさくない
  • 客層が良いとは?→ヤフー検索から流入しているから「商品や店を比較するリテラシーが低い」ので、結果、お店にとっては厳しく比較されないはず
  • サービスレベルの期待値が低いのかも
  • 「ウチで買うのは、たぶん間違えて買っている素人」(Yahoo!の人の話)

検索アルゴリズムが

  • 最近アルゴリズム変わって、売上が高い商品ほど上に行きやすくなった
  • ヤフーは課金されないわけだから・・空注文すれば順位が上がってしまう。まさか。まさかの「空注文を促進して流通高アップ」!な、なんだってー(冗談です)

その他

細かいところで色々改善点はあるようです。

  • ギフト商材売ってるのに送付先がデフォルトで「請求先」になってしまい、10人に1人が間違えている。大変。

この現状を巻き返すための乾坤一擲が、今回の施策だったのかなと。

中小ECにとってのメリット

「外部リンク自由」について

外部リンクが自由です。ちなみに楽天にもリンクして構わないそうですがw
これによって何が起こるかはちょっと未知数です。自社ドメイン上に置いたコンテンツと相互に行き来できる感じでしょうかね。

本店集客に使いたいなーと考える人も居ます。※背景の説明:EC事業者は本店(=モールの外にあるマージンを取られない独自ドメインの店)が売れると一番儲かります。だから集客したい。

  • 外部リンク自由なの?
  • ヤフーの広告を買って、ヤフー店にお客を集めて、そこから本店にリンクしてやるウヒヒ

いやーどうなんでしょう。店舗としては本店への誘導を期待しちゃうけど、ユーザからすれば、外部リンクされていたとしてもわざわざ会員登録しないといけない独ドメ店で買う理由は余りないかも。

ヤフーやるべきかどうか

こういう人は前向きでいいと思います。

  • これからネットショップを始める&コストを抑えて試したい人
  • 正直本店は売れてないし、無料ならヤフーに引っ越そうかなという人
  • 多モール展開の準備が整っている人→コピペ出店するだけ

コピペ出店というのは俗語です。商品情報や在庫情報をデータ化してシステムでつなぐことで、1つのデータベースから複数店舗を動かせるようになります。こういうのを多モール展開とか複数店舗展開といいます。これが出来る人は、「ヤフー『も』やる」形なので、前向きでいいんじゃないかと。

そうじゃない人は、売上減るかもだけど「ヤフー『で』やるか」、あるいは「ヤフー『も』やれる」体制のために多店舗展開できるようにするか。この辺の判断がたぶん微妙で、詳しくは次回で説明します。

そもそも「本店」の意義とは?

そもそも本店の意義が「マージン無料」であるならば、Yahoo!でもいいんじゃないかという話。あと、ユーザにとって「わざわざ本店で買う意義」はあるのか?わざわざ会員登録し直さなきゃいけないし。。

実は今回の件で、「本店」の存在意義が問われています。

本店の差別化

「本店での工夫」って、つい「購入させるための施策」を考えがちですが。モールは便利ですから、本店は「モールよりも気持ちよく買える工夫」をこそ優先すべきだと思います。

1:サービスによる差別化

モールで対応できない、本店会員しかできないサービスがあればいいですね。もちろん値引き以外で。いやまあ値引きでも良いんですけど。ユーザが惚れる店にはなれなさそう。いやまあ惚れられなくても良いんですけど。店の形は色々ですから。このサービス内容は、商材によってかなり変わってきます。相談販売、体験商材化、体型の記録、部屋サイズの記録、ゲーム、などなど。

2:カート会社による差別化

独自ドメイン店をやる理由が「課金無料だから」っていうだけの人は、ヤフーでいいかも(システムが安定稼働してくれれば、ですが)。だから、独ドメカート屋さんは、「ヤフーに対して差別化」しないといけないです。たとえばカート側が連合してopenIDみたいな仕組みを作るといいのになー(妄想)

※openIDとは:違う会社のサービスで、同じIDとパスワードを使える仕組み

暴走する人々

  • 出店無料なら何店舗も出します

※背景の説明:同じ会社が、モール内に「同じ品揃えで同じような店」を沢山出すと、とりあえず引っかかる機会が増えるので売れます。お金掛かるけど。ヤフーショッピングは無料というのを逆手にとって・・

うーんこれはまずいw

yahooの狙いを考えてみる

ここからは私こと坂本の妄想です。散らかってます。

そもそもモールは何によって成り立っているか

「わざわざモールで買う理由」は何か?

ユーザ側から見たときに、モールの利便性は「幅広い品数によるワンストップ購入」「統一された安心決済」「ポイントもらえる」「会員登録済みだから買いやすい」「店舗は出店審査済み」という5点に由来すると思っています。

今回の動きで出店増えれば品数は増えますね。決済も安心。Tポイントもある。

ヤフーがモールとして伸びるには、会員登録(というか購入する習慣作り)が課題のはず。一回買ってもらえれば、自然と会員登録されて、リピートが期待できる。Tポイントだし。でも、現状ではわざわざ使う理由がない。

となると初回購入促進のためにどんな施策が必要か。

これまでもヤフー全体のセール企画などはやっていたので、ヤフー媒体からの流入が今以上にどれだけ強化されるかがポイントになるように思います(冒頭述べたとおり有料かもしれませんが)。

あるいはヤフーの営業が店に対して「うちマージン無料なんだから、楽天より5~10%安くして下さい」って提案したりするかもw

無料&自由によって起こること

新規にEC始める人を除いて、当座、「ECの基盤をヤフーにする人」は少ないでしょう。やれる人はコピペ出店で様子を見るのが大人かなと。

でも前述の「コピペ出店」がどんどん増えて、とりあえず日本のEC事業者が売っている商品は、あらかたヤフーショッピングにコピペされるのではないか。。そこから色々なことが起こるのではないか。

幻の横断検索「Yahoo商品検索」の終了

yahoo商品検索っていうサービスがあるんですよ。「モール・独ドメ問わずの横断検索サービス」です。楽天にとっては天敵のモデル。

いまどうなってるのかなと思ったら・・・9月末時点で終了してました。時期的に、この動きと関係あるかも。
http://psearch.yahoo.co.jp/

価格比較サービスの買収

たぶん関連して、価格比較サービスも買収してます。(2013/08)

ヤフー、価格比較サイト「コネコネット」運営会社を買収 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130802_610126.html

ちなみに、価格比較サイトは単体で運用するより、価格比較系の商材「以外」も集めた方が、広告は売りやすいかなと思っています。価格比較サイトに出るような商材は利幅が低く、店に利幅が残ってないので、あまり広告費が取れないはず。安ければ広告しなくても売れるし。

これらの横断検索や価格比較とも絡めて何か仕掛けてくるのかなと想像してます(あくまで想像)。

商品データ規格のスタンダードを作る?

あらゆる商品がYahoo!に乗っかったとする。

そうすると、Yahoo!登録用の商品データ項目がスタンダードになり、Yahoo!APIを使えば何でも商品を表示できちゃうのではないか。(だからAPIが重要で、何でも無料といいつつ、アフィリエイターに払う報酬は残してあるのではないか)

ひょっとしたら「yahoo規格による商品データフォーマットを日本のECのスタンダードにする」っていう狙いだったりしないか。オープンプラットフォーム戦略。

元々、商品データ規格が統合されれば、スマホとかグーグルメガネみたいなマルチデバイス化への対応も簡単になるので、今まさに業界全体でそっちに進んでるとおもうのです。この件は、それと絡んでいるのでは。

※想像ですけどね

購買履歴データが狙い?

スタンダードになってトラフィックが取れれば、ガンガンに多ければ何でも出来ちゃうし。決済とか。広告とか。購買データとか。

ネットショッピングと、Tカードを使った実店舗での購買履歴がくっついてビッグデータとして活用されたり。

いやー長文!とりあえず今回は、色んな話を一カ所に集めてみたって感じです。ぜひご意見や予想など頂けますと嬉しいです。冒頭紹介したグループに参加して頂くのも歓迎です。

いうことで後編に続きます。今週中には何とか。。(期待はしないで下さい

10/15追記 ≫後編書きました

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Yahooショッピング無料化についてまとめ(前編) への4件のフィードバック

  1. tanakayasunobu のコメント:

    なるほど。勉強になります。
    世の中めまぐるしい。
    どんな世の中になって行くのか楽しみです。
    購買に使うツールがPCからスマホやパッドに以降していることも関係しているんでしょうか?
    全人類をITの世界へ引っ張っていこうと思っているんでしょうか?

  2. jack のコメント:

    店舗の理想とする環境を全て受け入れた仕組みではありますが、・・・
    一番の問題は、今以上に人のつながりが無くなる事では?地代の掛からないヤフーショップの安値に対し、楽天やアマゾンばかりでなく多くのリアル店舗が太刀打ち出来ないので、客数をこれまで以上に確実に客数を減らす事。楽天やアマゾンも独占の域には届かなかったが、ほんとうの意味で最安値が横行するだろうから、ヤフーは市場独占できる可能性すらある。そのため、他のネットモールよりむしろ日本国内のリアル商店の多くが深刻なダメージを受ける。街の商店で買物をする人の量は徐々に減り続け、賑わいのない商店街ばかりが増え、1店また1店と店舗はなくなり、かといって新しく店を出す人の数も減るだろうから、商店街などは成立しない所が増えてくるのだろう。イーオンやヨーカドーすら店舗を減らす事になりかねない。商工会などが支えてきた地域振興イベントや祭りごとなども少なく小さくなり、ファストフードなどの店舗も枯れた商店街には出店しないだろうし、完全に街全体が負のスパイラルとなる。同時多発的に多くの街の活気がなくなるだろうし、街を支える人たちに活気がなくなることで、自ずと犯罪なども増え、暗くて人のつながりの無い社会になるのだろう。
    店舗過多で多くの店舗が儲けられないだろうに、参加してもしなくても崩壊しかない。

  3. 定期検査で糖尿病が引っかかったがな。 のコメント:

    少なくとも・・・
    樂天のタケノコ矧ぎ戦法は今後非常につかいにくくなった。
    これだけでも大いに意義があるとおもいますな。
    アマゾン商法も苦しそう。
    システムの使い勝手がもう少しよくなれば、最初にネット店造るならヤフーの時代がくるかも。
    我慢してヤフーを維持してきたご褒美かな。
    安売り競争の心配は無いですよ。
    というか、重い課金の樂天で、すでに赤字販売自転車操業で力尽きて倒産が毎年のようにでていますね。
    つまり、気がついているかどうかってだけで、とっくの昔に安売り競争出来る商材は、安売り競争になってるから、いまさら心配しても遅すぎです。
    結論としては、あたりまえだけど良い商材抱えている店舗が生き残りやすい。
    商売は小手先のテクニックでなく、商品力で闘う基本に返るだけでしょう。

  4. typemoon のコメント:

    孫正義率いるソフトバンクグループにしか出来ない離れ業だと感じました。
    ショッピングサイト単体で捉えると、楽天が圧倒的に優勢であり、オークションで捉えるとヤフオクに楽天は遠く及びません。流通規模的には遥かに楽天が優勢を占めているのですが、今回はその類の話ではないことを理解してない方が多いと思います。

    今回、孫正義は正面をきって勝負を賭けてきた。

    これはソフトバンクグループとして戦いに来たわけです。要するに企業対企業の勝負を挑んできたわけですが、ショッピングサイト単体での勝負ならどうなるのか想像も付きませんが、企業としての戦いならば楽天は踏み潰される恐れが大きいと思います。あまりにも規模が違いすぎる。

    更には孫正義の演説で、完全に楽天は否定されたわけです。非常に戦略的な演説でしたが、自社が間違っていてそれを正すために無料にするという事は、同じ事をしている楽天・アマゾンは間違っていて悪者だというネガキャンを撃て、しかもヤフーは民衆の味方だと刷り込みにも成功したわけです。事実次の日には1日で2万6千件の新規出店申し込みの問い合わせが来ています。現在ヤフーは2万店そこそこのショップしか擁していませんが、この数字の物語ることは想像に容易いでしょう。

    楽天はそもそも、言葉は悪いですがピンハネ企業です。そして収益で企業買収をして大きくなったと言って過言ではありません。もっと簡単に噛み砕くと、創造、製作、販売に乏しい・・・所謂、商売感は非常に脆弱です。よせばいいのにKOBOなど良い例ですが。

    話を戻しますが、ソフトバンクにはグループ自体に強力な独立採算能力があります。対して楽天グループそのほとんどを楽天市場に依存している。ピンハネに限界が来れば衰退が止まらないでしょう。かといって商売に乏しいので、楽天市場に取って代わってグループを引っ張ってくれる事業も期待出来ません。

    もちろん楽天にも頑張ってもらいたいのですが、今は完全にヤフーとの繋がりを強化しておくべき時期だと思います。楽天依存体質のショップが大半を占める楽天市場ですが、体質改善を出来る時期がきたわけです。医者でいうとセカンドオピニオンが獲得できるチャンスなのです。これは非常に良いことです。

    という事で、ヤフーの担当者と新規出店の話を進めつつ、タイアップ広告の件で楽天担当者と話をしたりと、今日を頑張っています。

    最後に一言。

    孫は流れを変えたいんじゃない。激流を起こして飲み込みたいのだ。

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