これまで周りを見て、見よう見真似でやってきて、トレンドにも乗って、ある程度売れてきた。でも、そろそろ足元を固めないと不安だな・・。
そのような方から、「そろそろ原理原則を学び直したい」というお話はよく伺います。 感覚でやってきたので、自分ではどこがよくできていてどこが悪いか、判断が付かない状態。あるいは、何となくは分かるんだけど、それが合っているか確信が持てない。 確かに「自分の判断に自信が持てない状態」というのは、商売をやる上で怖いですよね。
テクニックは陳腐化が早い
原理原則と違って、テクニックは陳腐化するのが早いものです。
たとえば、長くネットショップをやってる人であれば、昔は、
「くじメールを買って、メルマガを流せば正解」
「バックリンクをたくさん増やせば、正解」
という時代があったことをご存知ですよね。
確かに、「旬のテクニック」には効果があります。大きくなる店は大抵、勝ちパターンを見つけて急成長します。でも、怖いのは、この勝ちパターンが通用しなくなる時が必ず来る、ということ。
競合が増えたり、ブームが終わったりしますから。
試行錯誤が少なく、かなり早い段階で勝ちパターンを見つけた店。もしくは勝ちパターンをコンサルや先輩に教えてもらった店は・・・。勝ちパターンが通用しなくなった時点で、伸びが止まる傾向にあります。
原理原則は変わらない
でも、原理原則を理解していると、表層的な変化に振り回されにくくなります。
- 顧客心理とは、どのようなものか
- 売れる案内とは、どのようなものか
- 何を想定し、何は後回しでいいか
これらは、習得可能なスキルです。身につけることができます。
大抵の新テクニックは、古いテクニックの焼き直しです。原理原則を把握していれば、周りの人が「また新しい話が出てきた」と騒いでいても、あなたは「ああ○○と同じだね」と、落ち着いて判断できます。新しいテクニックを、自分で編み出すこともできます。
実際、十数年長くネットショップをやって、かつ、今でも活躍されている方は、この感覚が大変しっかりされています。自分とは畑違いの商品や、EC以外の商売でも、どうすれば売れるか・何が悩みどころか・・結構判断できます。
ですから、いま調子がよくても、「原理原則」を知らない状態は、長い目で見ると、とても危険なことだと思います。
「原理原則を身につける」には
- テクニックは陳腐化が早い。使えているうちはいいけど、必ず「通用しなくなる時が来る」
- だから、いま知っている表層的なテクニックだけに頼るのは、中長期的にはリスクが高い
ということが分かりましたね。
中長期的に売れ続けるためには、必ず、時代や環境の変化に左右されない「原理原則」を習得する必要があります。それは、例えばお客さんの行動パターンや、伝わりやすい表現方法などです。
ただし、これらは、知っていれば使える・・・という知識ではありません。スキルなので、体で覚えていく必要があります。長年トライアンドエラーを繰り返し、社内で対話を重ねて磨いていく方法もありますが、時間がかかります。
私たちは、中小規模ネットショップ運営者が身につけるべき原理原則を、体系的に案内できます。一人で悩むよりも、「聞いた方が早い」はずです。
加えて、日々忙しい中で、「目先の売上を作りつつ、同時に、原理原則を身につける」ための工夫をしています。そのために、「具体的な施策を提案しつつ、必ずセットで「背景にある原理原則を説明する」という形を取っています。
これにより、短期的な売上を保管しつつ、中長期的に原理原則を身につけることができます。
「自力で運営する力」が身につく
優先順位を踏まえ、弊社コンサルタントが、「極めて具体的に」考え方とやり方を案内します。それに沿って、作業をして頂きます。
この際、「言われたとおりやって下さい」と、頭ごなしに指示することはありません。
「なぜやるのか」「どう考えるべきか」「どの順序で具体的にどうやるのか」「結果はどう見るべきか」などと、理解して頂きながら、手を動かすことに力を入れています。これにより、考え方とやり方の両方が、御社内にノウハウとして蓄積されます。丁寧に過ぎるほど丁寧、と評判です。
なぜなら私たちは、あなたが「契約終了後も自走」して頂けるようになることを目的としているからです。その意味では、私たちの目標は売上アップではありません。売上・利益・スキル・習慣・体制など、あらゆる面において、「強い店」「自立した店」になって頂くことを目指しています。
これは、売上重視の、マージン制コンサルティングや運営代行とは大きく異なる点です。