今回は、クリエイティブ雑貨を扱うネットショップのECコンサルティング成功事例をご紹介します。
このお店は「商品に魅力はあるのに、マイナー商品がなかなか売れない」という課題を持っていました。
無名ブランドは「購入を躊躇」される
このお店は、コンサルティング開始当初、「認知度のあるメジャー商品は買われやすく、マイナー商品は買われにくい」という課題がありました。 ゴッホやウォーホル、柳宗理、イームズなど、よく知られているアーティストやデザイナーの商品であれば、有名なので「いいものだ」とすぐわかります。しかし、マイナー商品は何のブランドもありません。
このような「感性に訴えかける商品」は、感覚で選ぶものではあります。…が、やはり客観評価の後ろ盾がないと、決断がしづらく、買うのを迷ってしまいます。
店舗情報
- 業種
- 雑貨・インテリア
- コンサルティング継続期間
- 20ヵ月
- MEMO
- 感性に訴えかけるクリエイティブ雑貨やインテリアを扱うお店です。
店頭でもよく見かけるメジャーなものから、マイナーなものまで、多数の商品を扱われています。
「商品の魅力が伝わるレビュー」を増やす
「認知度のない商品」であっても、買ってもらうにはどうすればいいか?その商品を買ったお客さんが、「どこがいいと思って買ったか」「買ってどう思ったか」をもっとレビューに書いてくれれば、最後の一押しになるのでは・・と考えました。
そこで、「商品の魅力が伝わるレビュー」を増やす施策を、実行して頂きました。 レビュー評価・お客さんからの声を、ブランドの代わりとするわけです。
ただレビューといっても、増やしたいのは「購入の参考になる」レビューです。なので、店長さんと話し合い、そういった「濃いレビュー」が増えるような働きかけを行うことにしました。
例えば、いいレビュー記入を働きかけるメッセージを作り、2週間毎にフォローメールを配信しました。
※弊社では日ごろから、いいレビューが増える文案をご提案したり、成果につながるよう、コンサルタントが丁寧に文章の添削を行っています。
その他、店長さんが試行錯誤し、商品の買いにくさを克服して、商品を探しやすくする様々な施策を実行されました。
売上が倍増し、安定
施策を提案後、フォローメールの定期配信により、レビューの記入率が「20%」アップ。これにより、商品を買おうか迷っているお客さんに、いいレビューによる「最後のひと押し」ができる状態になりました。
結果、月商が200万円を超えなかったお店も、300~400万円台の月商を安定して出せるようになりました。メディアにも取り上げられ、次のステージを目指してします。
その過程では、様々なご苦労がありました。ここまでの成果を出したのは店長さんのお力ですが、私たちも微力ながらお手伝いすることができたことを、うれしく思っています。
クライアントからの声
購入後のお客様フォローメールをご提案のものに変えたら、レビューの記入率が上がりました!
一所懸命対応してくださってるのが、いつものメール(※)の文面から伝わります!
いつもありがとうございます。
わたしの時間を空け、きちんと取り組めるように体制を整えようと思っています。 なかなかできてませんが…。
※2020年5月以降、メールだけではなく、チャットやオンライン会議を活用したコンサルに変わりました。