映画で学べるマーケティング「小規模事業者は、ニッチでいかに戦うべきか」

こんにちは、坂本です。

今日は、大手と戦う『ニッチ魂』を学べる映画を紹介します。ビジネスの勉強になりますが、本来はコメディ映画なので、ご家族で見てもOKです。映画としても、普通におもしろいです。

映画のあらすじ

大手メーカーに負けて、潰れる寸前の小さな紳士靴メーカー。伝統ある会社だが財政は火の車で、しかも社長が急死してしまう。後を継ぐことになってしまった社長の息子。奔走するが、中々状況は変わらない・・。しかし、たまたま酒場で見つけたニッチ市場で一発逆転!イタリア・ミラノの靴見本市に出品されるまでに!

というお話。

この映画は、「キンキーブーツ」(2006年・イギリス)。なんと、実話が元になっています。

単純に面白いんですが、ストーリーが結構リアルです。ここがリアル!という見所が3つあります。

1)すべては市場の需要と供給に基づく

良くある物語は、ニーズがなさそうで潰れそうだったけど頑張ったら売れた!みたいな感じ。この話はそうではありません。

主人公のメーカーの靴は、今の市場に合わないから頑張っても売れない。そこで、市場に見合った商品を、ユーザの声に基づいてリリースしたら成功した。一見ハートフルコメディですが、その裏にあるのは冷徹な市場原理です。
※古い商品がダメなのではなく、市場に合った切り口で用途提案しようってこと

2)ニッチをなめるな!クレームは宝!

市場に見合った商品だと思って作り上げた商品は、最初上手くいきません。なぜかというと、「所詮ニッチ」に対する安易な気持ちが、売り手の心にあったからです。で、ユーザのクレームと熱い気持ち(ニーズ)に必死に応えて、初めて市場に受け入れられる。その過程の描写がイイ感じです。

3)売れる市場は目の前にある

主人公は酒場で「ニッチ市場」を見つけます。この瞬間の描写が中々おもしろいので、まあ見てみてください。うーんやっぱり見てもらわないと伝わらないなあ。。。

PS
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カテゴリー: 売れるキャッチコピー

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