偏った視点からEコマース・ネットショップ運営について語ります。題字提供 広栄社様

宮本武蔵に学ぶEコマース

こんにちは、坂本です。
また、無理矢理なタイトルを付けてますが、いつも私は真剣ですw

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先日、取材を受けたときのこと。
有名店の倒産が結構多いですよね、という話になりました。

優秀な店長さん達なのに、なぜ上手くいかなくなったのか。

それは「旧来の勝ちパターンが通用しなくなった」
そして「新しいパターンに切り替えられなかった」のが、大きな理由かと思っています。
※ちょうど去年3
月にもそんな記事を書きました。売れてる店が急落する時の話。

まあ、後付けでは何とでも言えますし、やむにやまれぬご事情があったと思いますが。。

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ともあれ、時代の変化はどんどん早くなるので、
旧来の手法の陳腐化も早まっています。

ショップ運営の、「型」を丸暗記し、実践するだけでは、
変化の激しい時代には生き残れないかもしれませんね。

しかし!
4月発売予定(ですが間に合うか危ぶまれている)の拙著の中で
私は敢えて、さまざまな販促施策を今の時代に即して分類し、
すぐに実践できる型
にまで落とし込んで解説しております。

なぜか!
そこには、宮本武蔵が書いた武道書「五輪書」に学んだ考え方があるのです!※

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それは「構え有りて、構え無し」という一節。

武蔵は、五輪書の中で
上段・中段といった5つの構え(型)を詳しく紹介しつつ、
同時に「構えを重視するのは良くない」と説きます。
矛盾してます。

どうやら、「千変万化する環境に対応するためには、
型・構えを学びつつも囚われず、流れるように動け」…みたいな意味のようです。
勉強しないんじゃなくて、ちゃんと勉強した上で、現場では忘れろ
ってことだと自分なりに解釈してます。

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実際、多くの武道では、自然体を理想としているのに、まず型が重視されます。
なぜなら「型は上達への手がかり」だからです。

ネットショップの運営も、商品特性に合わせて幾つかの型があります。
でも、実際にそれを使って、お客さんとやり取りしているうちに
結局、みんなオリジナル(自然体)のやり方になっていくんですよね。

真剣にお客さんのことを考えていれば、同じ本から勉強しても、
最終的に身につける方法論は変わってくるみたいです。
※もちろん、型を鵜呑みにせず、自分なりに考える意識を持ってるのが大前提。

だから、EC業界にはむしろ、
もっとハッキリした「型の定義」が必要なのでは、と個人的に思ってます。
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富士山に登るとき、五合目までは車で行けますが、
そこから先、頂上までは、自分の足で歩きますよね。

「型」とかマニュアルでたどり着けるのは五合目まで、
そこから先は自分で考える必要があります。一応、そういう構成で書いたつもりです。

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ですから、質の良いビジネス本(自称)を読むときには
印をつけ、折り曲げたりして、どんどん書き込みしながら読むのが良いと思います。

「眼光紙背」と言いまして、紙の裏まで見通すくらい、深読みする。※参考記事

本には自分なりの情報や見解、独自の事情などを沢山書き足し、
自店舗に合わせてカスタマイズしてこそ本が生きるんじゃないかと。

私の本棚にも、何冊かそういう状態のお気に入り本があります。

拙著も是非、あなたの本棚に入れて下さいという…
はい、今回も宣伝でした。スイマセン。

いやーーー、それにしても、早く校了しなきゃなあ・・・(汗)

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PS
そういえば、神田昌典さんも確か、
「シンプルなパターンで解説すると、暴論だといって非難される。
でも、パターンを知れば、失敗パターンに陥らずに済む」
みたいなことを仰ってました(うろおぼえ)。

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※正確には、五輪書の原本ではなく
学生時代に習っていた空手の教則本で、五輪書が引用されてたんですw
でも、武道と商売って結構似たところ多いと思ってます。

雑誌に掲載されました

ツイッターにハマリっぱなしで、ブログがすっかりご無沙汰です。
大体ツイッター始めると、そうなるみたいですw ※やってる方よかったらフォローして下さい。

文章が長くなるほど、全体の構成を書くので考えるのが大変になります。
よって、つぶやき<ブログ<本、という順番で筆が遅くなります・・
という言い訳はさておき。

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「知る人ぞ知る、隠れ家系コンサルタント」を自称している私ですが、
先日、雑誌に載りました。
日経ネットマーケティングという雑誌です(定期購読のみ)。

テーマは「売れる仕組みの作り方 楽天市場の研究」。
表紙右下の、第二特集です。

実は、1月くらいに
記者の方から打診を頂きまして。。

「最近、楽天市場内の競争が結構激しいみたいで、
『メガショップじゃない普通の店が生き残る方法』とかあれば教えて頂きたいんです」

・・というお話だったので、
それは何より大事なことだと思って、
気合い入れて、2時間延々ご説明しました!

が!
載ったのは10分くらいで
さらっとしゃべった箇所だけでしたww

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物足りないんで、喋った内容を一部ここで書きます…。

まず、誰も逃れられない「競争が激しくなる仕組み」が存在します。

・人気の分野は競争が激しくなる
・すると、人気分野を避けて、新しい分野を開拓する人が出てくる
・それを見て、その新しい分野に人々が殺到し、競争が激しくなる
・以下繰り返し

例えば…私、昔「甘栗専門のネットショップ」を担当してました。
それまでの常識では甘栗専門店なんて有り得ないわけですよ、ネットでは。
でも、色々やって、売れました(私ではなく社長さんの実力です)。
すると、何社か甘栗専門店が追いかけてくるわけです。

見たところこの社長さんは今でも安泰みたいですけど、
後発にやられてしまうケースも少なくありません。

詳しくは以前書いた記事をご覧下さい。
売上が伸び悩んだ店に役立つ「西海岸マーケティング」とは?

時間と共に競争は激しくなる。
だから新しい分野を開拓するわけですが、そこも競争が発生する。
これは世の常だと思います。

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じゃあ、新しい分野を開拓する以外には何をすればいいかというと、
競争が激しくならないうちに(既に競争が激しくなっていても)
体質を改善することではないでしょうか。利益体質になること。

ざっくり初歩的な話だけ申しますと、2つの指標が大事。

・LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)リピート×利益率でどれだけ儲かるか
・CPO(Cost Per Order:顧客獲得単価) 新規客を獲得するのに掛かる宣伝費用

「LTV(お客さん1人からの儲け)」に対して「CPO(宣伝費)」が小さいほど儲かるわけです。
だから、集客を工夫して宣伝費を下げつつも、リピート率を上げて儲けを増やす。簡単な話。


※なぜか日経ネット マーケの記事ではおかしな数字(CPO高すぎ!)になってます。。
これ私が言った数字じゃないですからね。。CPOは、LTVの半分以下であるべきです。

※この枠だけじゃなくて、記事本文にも私が喋ったことが載っています。

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でも、目前の作業に追われて、LTVを上げる地道な作業はおろそかになりがち。
CPO の安さに依存して商売している方が多いように思います。(ここ重要)
そうすると、競争が激化してCPOが高騰すると、もうアウトです。

事実、SOY受賞店舗さんが倒産した記事を見ると
大抵「次第に広告費が負担となり…」なんて書かれているわけです。
背筋が寒くなります。

というわけで、「もっと安い広告枠はどこじゃー」なんて言う前に、
早めの体質改善が大切ですよ
、という話。
まあ、他にも色々ありますけどね。ソロバン以外に大切なことも多いですし。

で、具体的に何したらええねん!という方は、
長くなるので詳しくは拙著(4月発売予定)をご覧下さいww

かこつけて本の宣伝をしてしまいました。すいません。
発売日が確定したら、また宣伝します^^;

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ちなみに、この日経ネットマーケティングですが、
名前の通り、インターネット上の販促・マーケの事例が満載の雑誌です。

一冊3000円ちょいと高額で、EC以外の事例も多いですが、
最新の事例、ニュース、方法論が色々載っていますのでお勧めです。
結構読んでる方多いみたいですよ。

≫日経ネットマーケティングの詳しい情報はこちら

※補足!今から定期購読申し込むと、次号から届きます。

  • 本を書きました

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  • このブログについて

    ネットショップ運営支援サービスを展開しているコマースデザイン株式会社代表の坂本が、偏った視点からEコマースについて語ります。こんな方が読んでいるようです。

  • コマースデザイン株式会社について

    累計800以上のネットショップを担当してきた弊社スタッフが、無数の事例から発見した商材ごとの勝ちパターンに基づいてコンサルティングや商品企画・ページ制作を行っています。上場企業・楽天SOY店舗から新規オープン店まで幅広くご支持を頂き、多くの結果を出しています。事例など詳しくはこちら

  • いまネット通販に必要なこと

    不景気に生き残るのは
    体脂肪率1ケタの痩せマッチョ


    必要なのはパワーアップと脂肪ダウン。
    市場環境(需給バランス)の観察に基づいた付加価値・差別化がパワーを高めます。
    通販の売れるプロセスを分解し、ドンブリ勘定ではなく数値管理を行い、様々な無駄を省いていくことで脂肪を減らします。

    多くの識者やコンサルは、どちらか片方だけを強調しますが、この両方をキッチリやるのが大切。あと、飛び道具で業績回復を狙うようなドーピングにもご注意。

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