Eコマースやネットショップ運営の現場・未来予想・あるある話について、偏った視点から濃いめに語ります。題字提供 広栄社様

今年とこれからのECについて

こんにちは、坂本です。
今年も宜しくお願いします。

年初ということで、「今年のEC」について考えます。

でも、Twitterもfacebookもやってない人には分かりづらい話です。しかも、飲んだ後に書いているので散らばっています。長いです。儲かる話でもありません。すいません。

えー、去年の終わりに、日経BP社の方から取材メールを頂きました。
メールの要件は「2012年のEC業界展望について話を聞きたいです。facebookとかスマホとか」とのこと。

私のお返事は、「全然分かりません。個人的にはそういうのは本質じゃないと思います。だからネタがありません」と言ったら逆にウケちゃって取材に来社されたということがありました。

で、私の話が雑誌「日経デジタルマーケティング」の最新号に少し載りました。
やっぱり、雑誌の方向性からすると浮いてる気がしますけど。。

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申し上げた意見としては、要は、ソーシャルメディア云々は「価値ある情報や商品が伝播する道路」みたいなものであって、大事なのは道路じゃなく、道路の上を走る「情報それ自体」なんですよ。

いかに3D映画だろうが駄作は駄作、白黒映画でも名作は名作。駄作を3D映画にしても余計めんどくさいだけ。私、facebookとかtwitterどう使うかとかの話が先行しすぎてる感じがしてて、価値ある話なら媒体関係なくバズる(=話題になる)だろうと思うのです。

いわゆるオールドメディア・・電波媒体とか紙媒体に乗っかって目立とうと思ったら、媒体を運用するマスコミの人たち=語り手の都合に合わせる必要があるはずです。テレビで映える面白い食品、雑誌に喜ばれるとんがった話題、などなど。これを踏まえてどう目立つか考えるのが広報戦術。マスコミ向けにわざわざ「○万円のスイーツ」みたいなトンガった商品を作る感じ。

ソーシャルメディアの主役=語り手は、自分含め無数にいる普通の人々なのですが、一面においてはミーハーです。例えば前述の○万円のスイーツとかをテレビとかネットで見て「ありえねー」とか「すげー」とか言いながら情報を拡散する人たちは、「ぷちマスコミ」みたいなもんで、これもソーシャルのいち側面。この人たちを動かすのはオールドメディアと近い方向性でOK。広報戦術で通用する。でも、それはソーシャルメディアの一面。

とにかく沢山の人に見られることを目指し数値目標を立てている商業媒体=オールドメディアと違って、ソーシャルメディアの語り手には「目標」がない。自由。

だから、時にはテレビに影響されミーハーな話を語り、ときには親戚の子供の七五三について語り、震災について述べたと思ったら、AKBで誰が好きかとか言い出したりする。ホント自由w

ソーシャルの本質って、良くも悪くも群衆の猥雑さそのものであって、そんな高尚に扱うもんじゃないでしょうと。自分含め普通の人たちですから。。今後の流れを掴むヒントは、舶来の理論じゃなくて、自分の普通の生活・感覚の中にあると思います。

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なんというか・・

テレビよりも『普通の人の会話』が多く耳に入り、それに影響される時代」になりつつあるのかな、とか「『普通の人たち』それぞれの言動が可視化されてきた」かなという気がします。

ソーシャルメディアそれ自体が凄いのではなく、『人々』や、人々の間にある『縁』の力が元々凄かったわけで、それを可視化して手軽に活用可能にしたソーシャルメディアは「間接的に凄い」って捉えているわけです私は。だから、メディア自体ではなく、「メディアによって引き出された力の本質」こそに注目すべきではないかと。そうじゃなきゃ見方や打ち手がズレるんじゃないかと思います。

知り合いの学生がSNSの話を論文に書いたのを読んだんですが、それが結構本質的でした。AさんとBさんの間に「もともと縁は存在していた」んだけど、SNSによって繫がれるようになった、それがSNSの力だって話でした。そうそう。

Googleだってそうですよ。世界に無数にある情報を整理して検索して引き出せるようにして凄く便利なのがGoogle検索な訳ですが、Google自体が凄いというよりも、つまり世界中に蓄積された人間の知恵と情報は凄いものである → しかしそれは凄いけども気軽に引き出せなかった → 気軽に引き出せるようにしたらスゴイ便利、って話。すごいのは世界に蓄積された情報。検索サービスは凄い情報を引き出せるから「間接的に凄い」。

「世界に散らばる情報」という神がいるとして、Googleはそのイタコですね、いわば。で、ソーシャルメディアは「群衆という神」のイタコ。

だから、評論家以外の人は、ソーシャルメディアの固有名詞(twitterとかfacebook)を連呼しちゃダメだと思います。偶像崇拝じゃなく、「イタコの向こう側」を見ないといけないと思う。

だって、去年1年でtwitterからfacebookに移行する人が結構いて、てことは向こう何年かで、また「イタコの代替わり」が起こるかもしれないじゃないですか。それはつまり、やっぱり、イタコじゃなくてその向こうにいる群衆、と、その可視化、が時代状況の本質ってことですよ。

トイレには女神様がいるそうですが、ネット上にも神様がいて、その意志を汲んだ企業やメディアが伸びるんじゃないかなと思ってます(例え話ですからね!)。

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話が逸れました。だから、ソーシャルメディアが流行ってきて、ネット上にイタコが色々出てきて、それがネットショップ業界とどう関係するんだよって話ですね。

要は、楽天店舗でいうと、マジメに商売しているのに変なおばちゃんがレビュー1点付けやがったと思ったら、優しいおばちゃんが別のレビューで丁寧にフォローしてくれて、多くのお客さんがそれに続いて助けられた、みたいな、そんな良くある風景が今後も続く上に、むしろ増えるんじゃないかな、っていう話w

今後ますますおばちゃんに振り回され、おばちゃんに救われるんでしょうね、ていうとなんか盛り上がらないか。。うーん。

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ええと。
伝統的に、特に単品通販においては、下記のような成長パターンがございました。

(利益率の高い商品が)売れる → 利益出る → 利益を全部「広告」に突っ込む → もっと売れる → もっと利益出る → もっと広告に突っ込む → なんかブランド出来てきた → ブレイク

しかしながら、近い将来(今すぐとは言いません)、下記のような成長パターンが定番になるかもしれません。

売れる → 利益出る → 利益を全部「サービス改善」に突っ込む → (評判により)もっと売れる → もっと利益出る → もっとサービス改善 → なんかブランド出来てきた → ブレイク

評判により、っていうくだりがポイントでして。

昔は広告が集客力を産みました。しかし、近未来の、広告の信頼性が下がり、良いサービス・とんがった情報の伝播力が伸びたソーシャル社会(和訳すると変w)においては、良いサービスそれ自体が集客力になってくると思うんです。

いや、これまでの時代もそういう側面はあったと思うんですが、同時に、正直者が馬鹿を見る感を孕んでいたとも思います。悪質な商品が宣伝バンバンで、オールドメディアに優遇されて売れてて、一方で広告下手でサービス頑張ってるけど日陰者の店があるみたいな。

けど、近い将来・・は、サービスの良さとかが超広まるから、ガチで、もうね、昔、元ヤンのイケイケ通販社長が広告行ったれオラ~、って言ってたノリで、1to1できめ細やかなおもてなし接客ガンガンするんじゃいコラ~、っていう時代になるんじゃないかとw

楽しい世の中ですね。いずれそうなるんじゃないかなと。そんな妄想をしております。
そうなってくるとコンサル屋も広告屋も商売あがったりかも?
でも、時代はそっちに向いているはず。

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えーと。ここから本題です(遅い)

商品がありますよね。お客さんがいますよね。その間に、流通がありますよね。
その流通がビシバシ改善されてきているのが人間の歴史。

100年後、この流通の「究極」がどうなるか想像して下さい。なんとなく分かるでしょ。

「価格競争の究極」 を想像してゲンナリする人は多いと思いますが、価格は「サービスの評価軸のひとつ」に過ぎない(詳しくは弊社書籍のQPC軸をみて下さい)ので、価格・利便性・品質をトータルで踏まえた究極を想像してみて下さい。

で、で、なんか、「『究極』から遠いモノから順にそぎ落とされていく」のがこれからの時代じゃないかと思います。今年すぐってことではないですけど。

これから、「お前は『本当は』何屋だ」って問われる感じがする。パン屋だ、とか、米屋だ、みたいな、そういうのじゃなくて、みんな再定義しないといけない気がする。モノ売りじゃなく「モノ売りを含めたサービス業」として定義し、そこから戦略戦術を立てるとか。なんか、既存の定義はリセットしないといけないような・・・・なんか、商人は、世の中からそれをすごく求められる気がするのです。今後。

でもって、私の妄想の中では、その「流通の究極」を「究極の巨大流通システム」で作るのか、「人類史上もっともイケてる『無数のデジタル商人たち』」が担うのか、どっちだ、ってことになるわけですが、私は後者になると思ってます。
郊外の巨大スーパーVS商店街、の構図と違い、小さい者が勝つ時代が来る。
ほ乳類も恐竜に勝ったことですし。サイズじゃなくて燃費ですよ。

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・・なんか収拾が付かなくなったので唐突に終わらせます。
※アルコールのせいです。シャンパンとビールとワインと日本酒のちゃんぽんでした。

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不安を 煽って何か売ろうとしている訳じゃないですよ。
まあ、時代は急には変わらないでしょうし。

要は今年もお客さんの顔をしっかり見て商売したいものですね、って話。

時代が変わっても人間は変わらないので、「当店のお客さんたち」さえしっかり見ていれば、大きく間違えることはないと思います。

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はい、そんな感じで2012年もがんばっていきましょう~

後発店舗でもなんとかなるさ

こんにちは、坂本です。

暑さが一段落してクール系商材の売上が落ちちゃってるこの頃ですが皆様如何お過ごしでしょうか。弊社は、おかげさまで最近色々ご依頼が増えてきてまして。。いやもう、ホント忙しいです。8月開始分のコンサルティング、受けられるのはあと1件くらいなので興味ある方はお早めにどうぞ。

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どさくさに紛れて一発宣伝かましたところで、今日は手短に持論を述べます。
持論というか、最近コンサルしていて感じたこと。

どうやら、後発でも何とかなるみたいです。

つっても、漫然と仕事していてもウハウハ儲かるというわけではなくて、先行店舗の穴があちこちにあるので、「お客のニーズ・自分の強み・競合の動向」の3点をしっかり見ていれば売上げを伸ばす余地・・・まだ食われていないマーケットは結構あるもんだなあと実感しています。

この店はさすがにちょっと難しいかもな・・と思って始めたコンサル先で、よくよく見てみたら良いチャンスが見つかって、スコーンと伸びてしまったりとか。毎回ではないですけど。「やってみたら結構スゴいの見つけちゃった」というパターンが多いんですよねえ。

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じゃあ具体的にどうしたらいいか、っていう話はなかなか語りにくいのですが、簡単な(そして根本的な)鉄則を一つ紹介します。

先発の競合がいて一番になれない場合は、
新しいカテゴリを作って、そこで一番になれば良い

これ、昔から言われてますし、既にあちこちで語られている話ではありますが・・
注意点があります。分けて説明しましょう。

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「新しいカテゴリを作る」について注意点

私、最近、USBで動く扇風機が欲しいです。そんな私が、PC周辺機器ジャンルの新カテゴリとして「 USBで動く扇風機専門のネットショップ 」を開店しても・・苦戦は必至ですよね。

いや、専門店作戦はいいと思うんですよ。でも、さすがにUSB扇風機一本の小売では会社が成り立たない気がする。せめてビジネスマンのためのクール商品専門店とか、USB雑貨の店とか、もうちょっと広げないと。なんというか、ニッチ気味に攻めるにしても、ちょうどピントが合う大きさがあるはず。

自分の願望から新カテゴリ作っちゃダメ。「お客のニーズ・自分の強み・競合の動向」の3点をしっかり見る。どう見るかは話し出したらキリないですが、とにかく上記3点を意識しながら動くことだと思います。

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「一番になる」について注意点

「当店は○○に強い専門店です」って看板に書けばいいってもんじゃないのは分かりますよね。じゃあメルマガに書くのか?っていやいやそういう問題じゃなくて。集客から追客まで、仕入れや組織体制まで、すべてを貫くテーマにならないと結果は出ないはずです。

とはいえ、いきなり大がかりなことはできませんので、まず考えるべきテーマは「自分が『このカテゴリで一番』であることを、店のことを知らない相手にどう分かりやすく伝えるか」という話になります。

具体的なノウハウは・・秘密ですw つっても、何か特別な必殺技があるわけではないんですよ。一般的な方法論の精度を高めるって話です。精度はこんなもんでしょ普通、という常識を越える必要はありますけど。

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つらつら書きましたが、色んな店を見ていての実感です。私は仕事柄いろんな店を見ますが、コンサルじゃなくて店側の人でも、鋭い人・ヤラしい人(良い意味で)は、同じことを感じているんじゃないかなあと思います。今、この時代になって、狙い目というか穴というか、意外なチャンスが結構転がっているんじゃないかという予感。。

なぜか。

前に、某社長と会ったときに聞いた話。90年代に○○○専門ネットショップを作ったときは、面白いから雑誌とかあちこちに取り上げられたけど、コア過ぎて実際にはさほど売れなかった。だから締めちゃった。でも、今ならいけると思う、とのこと。つまり、ネットを使う人口は間違いなく増えています。客層も広がっている。≫参考。こんな記事見かけました

この商売は早い者勝ちで、後から参加するとめっちゃ不利だと思ってしまいがちですが(実際そういう側面はありますが)、でも、時間と共に市場の状況は変わっていくので、そこに必ずチャンスがあると思うんです。

・・なんか普通の結論だな。。

でもまあ、後発店舗でも何とかなるな、というのが最近の感想です。先行者の皆さんは油断するとまずいですよ、って話でもあります。ごく狭い中での、少ない経験からの実感ではありますが、何かの参考になれば幸いです。

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PS
ただし、先行者のマネをするってことではありません。「相手がやってない穴が結構ある」のがチャンスだとすれば、マネだけじゃ永遠に勝てませんよね。そういえば過去に似たような記事書いてます。良かったら読んでみて下さい。

PPS
手短にするつもりが結構書いちゃいましたw

克服できない「自分の弱点」と上手く付き合う方法

こんにちは、坂本です。

前回、歴史ネタで記事を書いたら、局地的にウケていましたw ありがとうございます。調子に乗って、また書きます。

えー、大昔の中国の兵法書に「六韜(りくとう)」というものがあります。
たぶん2500年前くらい。もっと昔かも。

その本の中に、
王様必見。こういうヤツを出世させてはいけない!10種類の弱点
という趣旨の文章が載っているそうですw

正しくは「五才十過」といいまして、将軍に必要な5種類の長所(=五才)と、気をつけるべき10種類の欠点(=十過)について述べた項目。で、ここに出てくる「欠点リスト」が面白い。

以下、列挙します(表現や順番は主観で調整しています)。
自分に当てはまるのはどれか、考えながら読んでみて下さい。

・勇にはやって死を軽んずる者
・計画的ゆえに油断する者

・短気で心落ち着かぬ者
・智があり過ぎて恐れを知らぬ者

・欲が深くて利益をむさぼる者
・仁がありすぎて、厳しさにかける者

・信に過ぎて、どんな相手も軽々しく信用する者
・清廉にして人を許せぬ者

・意志が強くてなんでも自分で処理する者
・意志が弱くて何でも人任せにする者

というかコレ、よくよく見ると、内容が矛盾しています。

意志が強くても弱くてもダメ。人に甘くても厳しくてもダメ。
短気で衝動的なのはダメだけど、恐れを感じず油断するのもダメ。

って、じゃあ全員ダメじゃん、ってことになるわけですが・・著者の意図を勝手に深読みしますと、「長所は短所、短所は長所」ってことなんでしょうね。

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実際、その後の歴史において、この「十過」そのままの負けパターンにハマッたのが、かのナポレオン

ナポレオンは行政でも軍事でも天才だったそうです。それまで職業軍人が戦争していた時代に、大規模な国民軍(徴兵された一般人)を作り、この素人集団に天才的な命令を出して迅速に動かし、大砲とか騎兵と上手く組み合わせて、ヨーロッパで無敵を誇った。

でも、ある戦いで大負けして、そのあと凋落していきました。何が起こったか。

どうも、軍隊が大きくなり、「天才的な命令」が届かなくなり、連携が取れなくなったようです。まさに、五才十過でいう「意志が強くてなんでも自分で処理する者」です(1日3時間しか寝なかったそうです)。

そんな状態のナポレオンと戦った相手は、こう考えた。「オレこんな大所帯にナポレオンほど上手く命令出せないから、現場指揮官に権限委譲しちゃおう → そして「大体こんな感じでやります、細かいことは自分で決めてね」と指示 → 各人それぞれが的確に動く → ナポレオン振り回されて負ける。

つまり、ナポレオンは、それまでの成功要因故に敗れたわけです(詳しく知りたい人はこちら)。身につまされる社長さん多いんじゃないでしょうか。

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重要なポイントは、「ナポレオンほど才能ないから、ひとりで頑張らずに現場と役割分担」という発想。ですね。前向きな諦め。「こんな感じで、後やっといて」を命令ではなく「訓令」と言うそうで、以降はそういう戦い方が一般的になっていったとのこと。

私が言いたいのは、権限委譲が大事という話では決してなく、上手いやり方ってものは多分、「克服できない弱点」からヒネリ出されるんです。散々悩んだ後に。で、冒頭の「十過」も、「長所は短所になっちゃうんだから調子に乗るな」っていうメッセージが含まれているように思えます。弱みは強み。強みは弱み。

ちなみにナポレオンに勝った人々はその後、結論の見えない会議で延々時間を浪費(いわゆる「会議は踊る」)して、その隙にナポレオンが復活してしまいます。

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私自身、仕事に関して克服できない弱点があります。

お客さんや電話が来るとすぐに集中が途切れてしまうんです(^^;)電話ガンガン使ってこまめに外出して、っていうのが苦手なんですよね。。人付き合い良くないし。

ですが、それを直そうというつもりはまるでありませんww

自分の弱点から逃避するかのように、あらゆる仕事を「会わずに済ませる」ように工夫しました。その代わり文章を書くのは苦になりませんので、メールやチャットで打ち合わせします。デスクで作業に没頭したいので、できるだけ外出しません。で、こちらの都合に付き合ってもらう代わりに、コンサル料は安めにしました。

最初は自分の弱点から逃避するような「不純な動機」でそういう体制を作ったわけですが、結果、良いサービスになり、多くの方にご満足頂けています。会社員の頃と比べると、自分の仕事も上手く回ってますね。

※コンサル業界はフットワーク軽く訪問先を飛び回るのが一般的なようです。それはそれで素晴らしいですが、当社は全国に散らばる小規模ショップを対象として、違う形を選んでいます。

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無理に弱点を克服しないスタンスは、人間じゃなくてネットショップでも同じ。
例えばペットフードを売るとして

ライバルが強力な安売り店なら、「愛犬の健康を守る高品質な国産の云々」と品質で差別化。
ライバルが高品質の店なら、「どれでも○円!元気なワンちゃんにバラエティー豊かなご飯を云々」と価格で差別化。

という感じで、ライバルと正面衝突せず、状況に応じた工夫をすれば、ナポレオンにも勝てると思うんです。逆に、「ナポレオンなんて、あんな田舎者の臭いフェチ野郎に負けねえってww」 等と、ライバルを認めずに虚勢を張るようなヤツは絶対ダメ。絶対。

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まとめ。

「成功のなかに失敗の芽がある」し、「失敗は成功の母」でもある。長所も短所も表裏一体。つまり、自分の弱点を否定せず、是も非もない「単なる特性」として捉える。

そして、「この特性を殺さずに活かすには」「この特性が強みになるとしたら」という仮定で考えてみる。言い換えると、自分を否定するんじゃなくて、環境を自分に合わせるんです。

徹底して考えれば、たぶん、新しい道が見つかると思います。

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PS
弊社のネットショップノウハウ本でいうと法則40とか60の話ですね。ちなみに法則60は、経験上「一流の店長さんほど褒めて頂ける」箇所です。ぜひ再読して下さい。

PPS
別に私、コンサルするときに「ナポレオンの場合は・・」とか言いませんからねw
早く結果が出るよう、データ見て、最短距離でご提案してますよ。

「価格競争対策セミナー」結果報告(後編)

こんにちは、坂本です。

この記事は長いです。忙しい人はまずブックマークして下さい。
最後まで読むと、ちょっとヤラしい読者プレゼントのお知らせがあります。

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ちょっと脱線。
弊社のネットショップ本売れるネットショップ開業・運営」の発売から1年が経ちました。ほぼ同時に、また増刷が掛かりました。4回目の増刷。ロングセラーになっております!ご愛読頂いている皆様、 ありがとうございます。研修資料としても使われていて、某社には累計130冊ご購入頂きました。ありがとうございます。

1周年記念で何かやろうかと思ったんですが、多忙すぎて間に合わず、自宅で少しお酒を飲んだ程度ですw 今からでも何かやろうかな。。

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さて本題。
今回は、前回に引き続きまして、「型番・ブランド商品のための価格競争対策」について語ります。

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これまでのあらすじ:

4月の終わりに「『型番商品・ブランド商品を扱うお店限定』価格競争対策セミナー」というものをやりました。オークション業界で有名なオークファンという会社との合同開催。私は価格競争対策の「今すぐ使える具体的な方法」を沢山お話しして、そのあとにオークファンの方が「価格競争対策にぴったりの凄いツール」を紹介しました。

型番商品の価格競争対策については悩んでいる人が多いようで、反応が早い早い。。何と、愛媛からいらした方もいました。楽天SOYの会社さんも複数いらしてました。大変好評で、有名店の方からも実践的であるとの評価を頂きました。
≫前回の記事はこちら

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さて本題。セミナーで使ったパワポを転載していきます。

まず、前回のおさらい。多分コレ一番大事じゃないかな。
まあ常識っちゃ常識ですけど。
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これが何を示しているかというと、型番・ブランドタイプの店は、点ではなく面で戦略を考えるべきってこと(商品数が多い店はどこもそうですけど)。

よくECノウハウで、「『一番売れる単品』を鍛えて一点突破が定石!」なんて言う方が多くいらっしゃいます。まあ、そういう側面もあると思いますけど、その「単品」を売るマーケットが消耗戦(レッドオーシャン)だったらどうします?

実際、型番・ブランドタイプのECはそうなりやすい(どこで買っても同じだから)。
単品での一点突破は、機関銃の前に突撃するようなものです。

であれば、この種のお店は必然的に、特定の市場で大勝利(点での勝利)を収めるのではなく、幅広い商品群で局地的な勝利を積み重ねつつ「面での勝利」を目指すべきではないかと・・。

(単品強化路線はランチェスター戦略を引き合いに出して語られるそうなので、それに乗っかって敢えて軍事的な言い方をしてみました。ランチェスターと同時期に生まれた浸透戦術のイメージに近いかも。歴史に学ぶことは多いです)

これはまさに弊社書籍で言う、商品数が多い店にお勧めの陣形「鶴翼の陣」ですね(法則11,39)。逆に、食品や美容健康などの単品通販は、一点突破の「魚鱗の陣」がお勧め。

点ではなく、多数の商品を機動的に動かす「面」の戦略。

当然、人力じゃおっつかないので、必然的にシステム化・ツール活用の話も同時に出てきます。だから、型番系で強い店には、たいてい理系思考の人がいるような気がします(実例)。前回ご紹介したツールも、商品数が多い店にとって非常に重要じゃないかと思います。

何が言いたいかというと、取り扱い商品の特性~戦略~体制~既存大手に現れる組織的特徴まで、全部繋がってるんだよってこと。本質的なノウハウとは「やれば売れる小技」ではなく、技を生み出す知見とか視点です。多分。

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まあ理屈はいくらでも語れますが、そろそろ分かりやすい具体策を紹介。
以下は、セミナーでお話しした具体策の一部です。

まず、弊社セミナーではお馴染みの「サカモチオール」です。
薬局でよく見かける風景ですね。

有名商品は卸値が高いです(CMバンバンなので)。でも、そっくり商品は卸値が断然安い。

つまり、有名商品は利益率が低い。そっくり商品は利益率が高い。
じゃあ、有名商品で集客しといてスイッチさせよう。これで利益率を上げます。

※分かりやすくするためにシンプルに語ってます

ちなみに、こういう独自ブランドをプライベートブランド商品(PB商品)と言います。価格競争の激しいスーパーマーケットでは昔からあります。学生時代の私は、京王ストアでよくVマーク商品を買ってました。ちなみに多摩市在住でした。

最近ではセブンプレミアムですね。※セブンのカレーをひっくり返すと、裏にヱスビーとかハウスって書いてます。どんな商談してるか想像するとコワイw

もちろん、利益率上げるためにぶつける商品は「独自商品」じゃなくてもいいんですよ。マイナーブランド品でも。

で、上記の戦術を実践すると、こうなります(数字は分かりやすくするためにいじってます)。実際、こういうスタイルで強い競合と戦っている店はいくつもあります。

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大手が安売りで攻めてきても、こうやって耐えるわけです。ぱっと見は価格競争でバンバンやり合ってるようでも、裏でどれだけ利益率UP・コスト削減をしているかが大事。PB商品混ぜるとかだけじゃなく。まあ、当たりまえっちゃ当たり前ですけど。

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じゃあ、どうやってこの体勢に持って行くか。大事なのはココですよね!
でも、記事が長すぎるのでそろそろ載せきれませんw (やらしいですね)

2つだけ載せます。

1つめ。

単純なコストアピール。ちなみに、この例は煮出すタイプのお茶で比べてます。それをペットボトルに入れた状態で比べるわけです。ある意味ズルですw それが大事。

似た事例だと、粉末状態で売る洗剤を、市販の台所洗剤みたいなプラ容器に入れた状態で、市販品と比べるとか。

要は、比べる軸です。自分にとって有利な軸で比べる。それも分かりやすく。超重要。

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2つめ。よく見て下さい。

何が凄いか分かりますか?通販って、製造直販こそが思い入れを語れるから有利だと思ってませんか?違うんです。目利きをアピールするんです。これは仕入れ型の店だからこそ出来ること。

「当店のスタッフは本当に色んな商品に触れます。そんな沢山の商品の中で、プロの目と主婦の目から、特にお勧めの商品を厳選してみました。無名商品も多いですが、『知られざる逸品』は多いんです。では、これらの商品のどこが優れているかご説明しましょう」、みたいなことを言います(意訳)。

どうですかこの説得力。

で、このへんの商品、全部利益率高いわけですよ(品質も良いんですよ勿論)。これを、小売ジャーナリズムと呼びます(ここの社長さんがそう仰ってました)。古いようで新しいと思いませんか?現代的なスタンスだなーと思います。あ、ジャーナリズムなので、ウソついたらアウトです。品質良くないと。念のため。

そんなわけで、個人的に通販のカリスマだと思ってるのは、ジャパねっとの高田社長ではなく(凄いですけど)、通販生活の社長さんです。凄い。あと、スライドにある「空手部の曇り止め的訴求」については・・割愛。機会があれば語りますw

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こんな感じで、他にも大量にネタがあるんですけど。。1時間ほどのこのセミナーの中でも、あと13個ほど利益率アップノウハウを語ったんですけど。もっと凄いのもあるんですけど。。今すぐ使える具体的なノウハウもあるんですけど。。

ここには載せきれません。

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ここで、やらしい読者プレゼントのお知らせ:

このブログの読者で、前回紹介したオークファンの価格最適化ツールを契約した人には、型番商品・ブランド商品の業績アップに役立つ、このセミナーのDVDを差し上げますはい、営業ですw やらしいですね。

ただ、ああいうパッケージ型&低価格の価格最適化ツールは、型番商品・ブランド商品を扱うお店にとっては、大手から身を守るために必須だと思います(詳しくは前回の記事をご覧下さい)。本当です。私、どんな会社とでも合同セミナーするワケじゃありません。かなり選びます。

無料で試せるので、一度触ってみて下さい。≫こちらから

あと、特典DVDについては、前回の記事の最後のコメントを見ての通り、満足度は非常に高いです。ちょっと見づらいかもしれませんが。

そういうわけで、契約した人、弊社の問い合せフォームからご連絡ください!

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PS

ここで書いた内容を実践するだけでも業績がガツっと上向く人は少なくないはずです。とはいえ、「上手く実践できない」「何からやればいいのか」という方も多いですよね。

そんな場合は、弊社のコンサルティングに申し込んで頂ければ、より具体的にご提案をします。月4万8000円ですから、お得だと思いますよ。本当に。

楽天専門コンサルプランはこちら
その他のネットショップコンサルはこちら

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PPS

型番・ブランド以外のジャンル向けの話も、またいずれ。メルマガの見直しとか、根本的に考え直す時期に来ている人は少なくないですね。

「やるか・やらないかの二択」というのは間違った考え方

こんにちは、坂本です。

とあるパン屋さん(実店舗)の話。

手作り・無添加で美味しくて、しかもコンビニ価格というパンなんですけど、店構えが目立たなくて、あまり売れてない感じでした。

店の見た目は・・・パン屋であることは分かるけど、どんなパンか、値段はいくらか、外から見ただけじゃ分からない。確認しようにも「お客のいない小さな実店舗」って、極端に入りづらいですからね。まさにあの状態でした。(昔のブログ記事に書いた状態

で、近所にコンビニがあるんで、みんなそっちでパンを買うわけです。
でも私はクチコミで美味しいと聞いて、その店で時々買ってます。

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ある日、私はパン屋さんに言いました。

「店の外に机を置いて、通りにパンを並べたら、買いやすくなるんじゃないですか?」
「湿気とかでパンが傷むから、表には出せない。仕方ないんだよ」

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うーん、なるほど。
でも、表に出すか/出さないかという二択じゃないと思うんですよ。

売れない原因が、もし仮に「入りにくさ」にあるならば、それを解決するためには、「入りやすさ」を改善すべきであって、表にパンを並べるかどうかは、1つの案に過ぎないわけです。

例えばこんな感じ。

パンを並べる云々は、端っこの話ですよ。

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そんな感じで、コンサルなどで普段いろいろ提案してても、いま「目の前にある案」を、「やるか・やらないか」の二択で捉えてしまい、「だから何も出来ない」とか「キツいけどコレしかない」などと偏った結論を出してしまう人が多いように思います。

でも、視野を広げて、一旦問題を整理すれば・・・意外なヒントが見つかったりします。

たとえば、今回のパン屋さんの問題を分解すると・・これくらい広げられるわけです。
(クリックして拡大してみてください

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これは例なので、ここに挙げた問題点や解決策も一部です。もっと色々あると思います。ともかく、あらゆる問題は、こういう階層構造にまとめると非常にとっつきやすくなります。

これ、専門用語ではロジックツリーと言います。上記の書き方は我流で崩してますので正式な書き方ではないですけど課題と対策をごっちゃにしている上にMECEじゃないしマインドマップ寄り。。前職では「因数分解」と呼んでました。一面しか見てないような意見をすると、「もっと因数分解して考えろ」なんて言われるわけですね。

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ご存じの方も多いかと思いますが、こういったモノの考え方をロジカルシンキングと言います。今では、ある程度以上の規模の会社では常識になっているんじゃないでしょうか。私も前職で研修を受けました。

会議室に集まって、問題点とその原因のツリーを作ると「あれも課題じゃない?」「これ抜けてない?」なんて意見が皆から出て、次に「こういう対策が良さそうだ」「これもできそうだ」って感じで施策のアイデアが出て、最後に整理してToDo決めて担当者決めて〆切作って解散。翌週集まって互いに進捗報告、以下繰り返し、みたいな。

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「問題の全体像」が見えると「やるか・やらないか」の二択ではなくて、「むしろやらない方がいい。代わりに○○をやれる」とかが見えてきます。一面的な判断をせずに済むわけです。

上記の例で言うと、「無添加・コダワリのアピールのために、敢えて外にパンを並べずに、写真入りのメニュー表を外に掲示しつつ、文章で『パンが湿気で傷むので外には出していません。我が子のようにパンを扱っています』などと書いて、利便性とコダワリアピールを両立し、そこに値段を添えることで「こだわってるのに安い」というギャップ感を狙う」などという方向性が見えてきたりします。

私、「よくそんな作戦思い付きますね」なんて言われることが多いですが、その背景には上記のような考え方があります。

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でも、ネットショップ運営者の中には、ロジカルシンキングに接する機会が無かった方も多いようです。大手出身でネットショップ起業したような社長さんと比べると、やっぱり、自営出身の方のほうが「デカイ問題を細かく分解して捉えようとする姿勢」がやや弱い傾向にあるかも(もちろんそうじゃない人も多いですし、そもそもロジカルシンキングが全てではありませんが)。

まあ、「ロジカル」ってなんか偉そうですけど、そんなに難しい話ではありません。要は、大きな問題は、分解して、一口サイズにした方が食べやすくなるってことです。食パンと同じですね。まるごとかじりつくより、スライスした方が食べやすい。

ぜひ習慣にしてみて下さい。
私も、自分の仕事を整理するときには必ずコレをやってます。

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PS
ネットショップ運営で陥りがちな落とし穴は大体決まってますので、弊社では「スライス済み」の状態で対策をまとめてあります。好評の楽天専門コンサルティングはこちら

地場産品を売る際に、陥りがちな「落とし穴」

こんにちは、坂本です。

2/23に岐阜県庁主催のネットショップ向けセミナーで講演をしてきました。
参加された皆さん、県庁の皆さん、お世話になりました。

かなり立派な会場でしたよ(写真)。岐阜県はEC支援にすごく力を入れており、定期的に講師を呼んだり交流会を催していて、EC専門の融資枠もあるとのこと。いいなー。このセミナーの参加人数も凄かったです。150社以上は来てました。

このような支援策で実際に成果も出ているようで、私自身「本業(地場産業)が厳しくなってきたけど、岐阜県の支援をキッカケとして業態転換して上手くいっている」という会社さんにお話を伺うことが出来ました。県庁の方々ともお話ししたところ、金ではなく知恵を出して「場を作る」ことで貢献するというスタンスで一貫しておられて、行政かくあるべしと思いましたねー

二部構成でして、一部が私、二部が楽天の人&出店者によるパネルディスカッションでした。実は楽天大学の仲山さんの推薦もあってお声が掛かったようです。仲山さん、あと当日お会いした楽天のY口さん、K谷さん、N井さん、お世話になりました。

で、私の講演内容は、基本から応用まで色んなことをお話ししましたが、特に地場産品を売る際に陥りがちな落とし穴について力説しました。

たとえば、よくあるのが「コレが名物なので、なんとかして売りたいんです」という相談。言い換えると「今すぐコレを現金に換えたいんですわ」という意味。完全に売り手のエゴです。

その前に、まずお客さんの事情を考えてみる。

たとえば北海道まで来て、土産でマリモを買うのはよくある行動ですが、東京の人がわざわざマリモを「取り寄せる」のは何かしら理由が必要です。お試しで1000円コミコミだろうが、ポイント10倍にしようが、意味もなくマリモは買いません(ECCの皆さん読んでますかー)。

なので、まず、「いま実際にコレを買っている人は、(客層)か?何故(動機)か?」をまず考えて、そこから分析を始めましょうという話。マリモを取り寄せている人がいるとすれば、それは誰か?何故か?をまず確認しましょうって話です。そこから売れるヒントが見つかります。

そんな感じで、いろんなお話をしました。他にはこの方法論を実践して売上20倍にした事例とか、オリジナル商品を売れる商品に育てる方法、価格競争対策とかとか。
おかげさまで好評でした。

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二部のパネルディスカッションは、岐阜県の現役人気店長さんがこれまでの歩みを振り返って体験談などを話しました。

色々良いお話を伺いましたが、特に興味深かったのが、某二代目店長さんの話。「自分の体制になってから、スタッフみんなでお客さんの満足を追求することにした。メール返信を丁寧にするとかだけじゃなく、買いやすさを突き詰めていくと、お客さんがどんな言葉で検索するかも自然と考えることになるし、その言葉経由で来店したときの商品の見せ方も整えることになった」とのこと。

CS(顧客満足)に端を発する話が、そのままSEO(検索対策)とLPO(ランディングページ最適化)へとつながっていくわけです。お客さんへのサービスとテクニカルな方法論は一心同体の関係にあり、どちらかが欠けてもいけないよなあ、と再確認させてもらいました。テクニックの切り売りになりがちな、我々のような商売をする人にとっては特に刺さる話じゃないかと。

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そのあとに交流会がありまして、サンドイッチとソフトドリンクで立食というスタイルだったのですが、皆さん活発にお話しされていたので、ついついアルコール漬けになりがちなネットショップの交流会は、実はアルコール無しでもいいんじゃないかと思いましたw 健康的ですしね。

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そんな感じで色々収穫の多い会でした。この場を作ったのが県庁の人だというのがまた面白い。熱意のある人と、それを受け入れて応援する組織や上司がいるときに、何か面白いことが起こるのかな、と思いました。岐阜県のネットショップの皆さんのご活躍がこれから楽しみです。がんばってくださーい。

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PS
わたしの次回のセミナーは4月、渋谷にて開催予定です。
次も他社との合同セミナーです。テーマは価格競争対策。詳しくはまた報告します。

PPS
講演・寄稿のご依頼は、まずお気軽にご相談下さい。 しくはこちら

「競争が激しいからこそ出来る施策」とは

こんにちは、坂本です。

実は先日、講演をしました。

アクセス解析の専門家が集まる業界団体(アクセス解析イニシアチブ)が主催のセミナーで、webの専門家や通販会社の方など200人ほどいらっしゃいました。
こういう感じでした。お越し頂きました皆様、ありがとうございました。

他の講師の皆さんが一流の方ばかりの中、若干浮き気味の私は試行錯誤の末・・笑いを取ることを目標としました。

強豪とがっぷり四つに組まない差別化戦略ですw
おかげさまで、全体を通してまずまずの笑いが取れました。

主催者の方いわく、内容もかなりご満足頂けたようです。良かった・・

テーマとしては「自店舗の特徴に合わせたEC運営スタイルとは」「店舗タイプ別の、今日から始められるカンタンで効果的な施策」「激しい競争の中で今後どう伸ばしていくか」「安売りナシ・広告少なめで売上20倍事例と、その転機になった考え方」などなど。

要は「お客さんの声にヒントがあるので、おおざっぱに売っちゃダメ」という話です。

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その講演でしゃべった話は書けないのですが(お客さんはお金を払っているので)、今日はちょっと関連する話を。

ぶっちゃけ、モールって競争の縮図ですよね。
たとえば楽天で「こしひかり」とかで検索してみてください。レビュー数が凄いことになっていて、さらに価格下げてポイント付けて送料無料で、しかも当日発送とか。どの店もページをゴリゴリに作り込んでるし。これを見て、げんなりする人は少なくありません。

じゃあ独自ドメインだね、という問題ではありません。すでにインターネット全体が競争の縮図です。わたし、昔アフィリエイトで月に100万円儲けていた時期がありました(楽天アフィリじゃないです)が、アフィリの方がネットショップより参入障壁が低いので、ちょっと儲かってそうなサイトは一瞬でパクられ、ライバルが殺到し、広告合戦になり、儲からなくなります。私の経験では、モールより競争厳しかった気がします。。

で、もっと言えば、世の中全体で激しい競争は起こっているわけで、競争が激しくなってつぶれる会社なんて、ネットの外にもいっぱいあるわけですよ。モールの方が競争の激しさがハッキリ見えやすく、それにより動きが早くなっているだけで、商売の厳しさはどこでも同じなんじゃないかなあと思っています。(分かると思いますがモールを礼賛してるわけではなく、競争が激しいという「思考停止」に注意しようという話)

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で、本題。
禍福はあざなえる縄のごとしと申しまして、「見えやすい」ことにはストレスと同時に、大きなメリットもあります。それは、お客さんの動向が見えるんです。どこに需要があって(検索回数)、何に興味があって/懸念して(2つめの検索キーワード)、何が決め手で買って(レビュー)、まわりにどう勧めているか(ブログやツイッター)。拙著でもいろいろなツールや方法を紹介してますが、ぜんぶ見えるわけですよ。

見えるんだから、活かさないと勿体ないですよね。
ネット上の競争の激しさ(の見えやすさ)にため息をつくばかりではなく、ネットの良さを活かして勝負しないと。

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キーワードツールで検索回数(需要)を調べて、2ndキーワードがなんなのか(興味と懸念)調べて、自店舗や他店舗のレビューを読みまくって(購入の決め手)、ブログ検索で世の中の評判や傾向を調査していくと。。椅子に座ったままでも色んな事が見えてきます。

それを、下記のような形でまとめたりします。クリックすると拡大します。是非。

これを眺めていると色々企画が思い浮かびますし、検索対策やリスティング広告運用も上手くいきます。ちなみにこれはサンプルなのでザックリです。ホントはもう少しちゃんと作ります。

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なんていうと自分で考えた方法みたいですが、これは下記の本で勉強した話ですw

本に載っていたのはリスティング広告を運用する際に、このような形で「購入動機」を整理していくと、お客さんが検索に使うであろうキーワードを見つけやすいという話でした。上記の例では、私は検索キーワードを見ながら購入動機をまとめているので順番が逆ですけどね。

前述の通り、今の時代におおざっぱに売っていてはダメで、見えている情報を活かして、お客さんの様々な購入動機をしっかり把握していけば、売れるキャッチコピーも見つかるし、お店のコンセプトも見えるし、運営効率がダンゼン上がってくるわけです。

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この本はリスティング広告の運用方法がメインではありますが(上記の話は4ページくらい)、単なる技術書ではなく、上記のような考え方・原理原則がいろいろ織り込まれているのが魅力的な点です。興味がある方は、ぜひ買ってみて下さい。

著者の阿部さんはリスティング広告の達人として業界では有名な方で、冒頭で紹介した団体などでもよく講演しておられるようです。私も沢山勉強させて貰ってます。
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さて、今年も残すところあと少し。
ラストスパート頑張りましょう~
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PS
ちょっと相談。冒頭で紹介した講演の内容、1時間くらいなんですけどDVD化したら買いますか?いまのところ2000円くらいで考えています。ご希望が多ければ発売を考えます。ちょうどいい料金を教えて下さい。お返事はこちら

人類の歴史から学ぶネットショップ戦略

こんにちは、坂本です。

血迷って、有り得ないほど壮大なタイトルを付けてみました。
楽天市場内での激戦について語ります。

地政学という学問がありまして・・・
国の運命とか行動は、「地理的条件」から結構決まってくるんだそうです。
地理は最初から決まってますから、初期条件で先が見えるってこと。

まあ想像つきますよね。

・平野が広く、気候が丁度良いところで文明は起こりやすい。
・資源は取り合いになる。
・強国に隣接すると大変。

とかとか。。

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現代では世界の経済はフクザツに絡み合っているので一概に言えませんが
昔の歴史を理解するには、地政学は非常に便利みたいです。

で、そういう地政学関係の資料を斜め読みした感想としては
「中央の争いを避け、辺境で力を蓄える」のが良いのではないかと考えました。

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私の少ない歴史の知識から言うと・・

・戦国時代の後、初めて中国を統一した始皇帝の国は、元々は中国の端っこにありました。そこで合理的な政治を導入して力を付け、疲弊した中央に攻めていった。

・日本の戦国時代では織田信長が頑張りましたが、いつも東の端と西の端に強国があり、いつも挟まれて大変苦労しました。

・豊臣政権の終わり頃、徳川家康のいる江戸はやっぱり端っこでした。その更に東には大国である上杉がいましたが、いろいろあって攻撃されずに済んで関ヶ原に突入して、勝って、江戸幕府誕生。端っこが首都になりました。

東の端っこにいた伊達政宗は幕府成立後も打倒徳川を考えていたそうですが、生まれてくるのが遅かったのかな。

・江戸時代を終わらせたパワーの源泉は、西の端っこである薩摩でした。最後まで抵抗できたのは東の端っこである東北諸藩でした。

・そもそも幕末日本は、東の端っこ(極東)に位置していたために、アジアの国々に比べて欧米列強の干渉が遅かった。

・そういえば昔のアメリカは世界の端っこで孤立政策を取っていましたが、だんだん力を付けて今みたいになりました。

・ドイツはヨーロッパの真ん中なので、結構大変な歴史で、そこから過激な地政学が生まれた…という説がwikipediaに書いてました。逆にイギリスは端っこ。

・中国も端っこじゃないので、常に端っこの民族や国と揉める歴史ですね。「端っこにナメられたらヤバイ」歴史的経験からいつも強気なのかも?異民族による征服王朝という歴史もあるから、日本と感覚が違いそう。

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という感じで、若干微妙な話題にも踏み込みつつ妄想してみたところ、

  • 中央の激戦で疲弊しちゃダメ
  • ちょっと引いたところで力を貯めてから中央に出るのが良い
  • 力を貯められなくても、辺境なら長生きできる

という仮説を考えてみたわけです。端っこほど美味しいんじゃないかと。

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で、で、楽天ど真ん中の売れ筋と言えば・・
海産物とか、レディースファッションとかですよね。

競争大変じゃないですか?
そろそろ昨年対比がマイナスになってませんか?

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そうこうしている間に、
「ど真ん中じゃないジャンル」で大変なシェアを取った店が、
儲けたお金で色んな事業展開を進めていたりします。

まあ、上手くいかないケースも多いですけどね。

そういう動向を見ていて、前述の地政学を思い出した次第です。

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今、ど真ん中で競合に挟まれてビシバシ戦っている信長さん達が
どうすればいいかはよく分かりませんが、

このページの左上にある「人気の記事」が参考になるかも。
これらの記事のテーマは大抵「競争激化とその対策」です。

あと、前回の記事も関連してますね。

念のため言いますが、ど真ん中云々はジャンルに限りませんよ。
ど真ん中じゃなくてちょっとヒネった商品・客層選びが大事かもしれません。

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具体的に答えを言え!という人は、こちらのページをご覧下さい。
状況が良くなるかもしれません。保証はないですけど。

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PS

私はネットショップを経営したことがありません(運営代行ならありますけど)。
ですから、言葉に冷めたところがあるかもしれません。
不快にさせたら申し訳ありません。

ただ、そのかわりに沢山の店の歴史を見てきました。
その経験から何か役立つことが言えれば、と思ってこういう記事を書いています。

ランキング上位になって賞取って有名店になって成功者になりましょう!

なんていう圧力が色んなところからあるでしょうけど、
その反対にも進む道はあると思うんです。
裏道にこそ花が咲いてるんじゃないかなあと。

.

PPS

あまりに端っこ過ぎて、シェアが小さすぎるとそれはそれで大変です。
最適なポジションを考えましょうね。

分かりやすい=売れる

こんにちは、Eコマース業界の池上彰(自称)こと、坂本です。

池上彰さんのニュース解説における、分かりやすさに手間を惜しまない姿勢。
目標です。すごい。※池上さんとはこの人です

噛み砕いて分かりやすくするのって大変ですよね。
頭使うし、時間掛かるし、面倒だし・・

でも、分かりやすさは、ビジネス的に考えても物凄く大切。
なぜなら、専門知識を噛み砕くと、対象客層が広がります

たとえば・・・iPadは猫でも使えるとか言われてますよね(リンク先参照)。
今後、ああいう直感的操作のPCが普及していくんじゃないかと言われてるそうで。

つまり、わかりにくかったパソコンのインターフェースが改善されると、
これまで買わなかった客層も買ってくれる。市場が広がるわけです。ペット用PCとか

小売でも同じ。専門知識をいかに分かりやすく伝えるか。
実際、ネットショップでも、ページを分かりやすくするだけで売上が伸びます。

逆に、ショップページがちょっとわかりにくいと
お客さんが「買おうとしたけど買えなかった」というケースが珍しくありません。

ベテランでも同じです。最近、コンサル先でもそういう状況が何件かありました。
弊社のコンサルも商品ページ制作も、成功率の秘密は「徹底した分かりやすさ」です。

池上先生を見て
「ジャーナリストなのに簡単な話ばっかりしている」なんて言っちゃう人がもしいたとすれば、
提案力でモノを売ることは、絶対に出来ないでしょうね~

本質はシンプル。
分かりやすく話せないなら、それは分かってないだけ。だから売れません。

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売上、特に利益が取れるかどうかって、モノより売り方。
コミュニケーション力、特に分かりやすさ力
で決まるんじゃないかなあ。

ややこしい話を一発でハラオチさせる力。
池上先生に学んで、お互いがんばりましょうね。

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さて、ここから自慢話です。

池上彰先生に憧れるワタクシが先日出した本も、分かりやすさ命で書きました。
おかげさまで相変わらず多くの反響を頂いております。

色んなブログでご紹介頂いたので載せちゃいます。
ええ、完っ全に自慢ですが、お付き合い下さい。


これまでにECサイト作りのための本をたくさん読んで、一番いいのがこれでした。
これなら売れそうです。(中略)要は3つのことしかやってないのがいい。
すべての施策を、1:集客、2:接客(サイト内)、3:追客(リピート施策)に分けている。
頭が整理される。
まずは、受け皿としてのサイトの作り込み(2の接客)→様子見(最適化)
→コストをかけて集客みたいな段階を追う感じも分かりやすい。

nskw-style 西川伸一さま
http://nskw-style.com/2010/book-review/e-commerce-book-100.html


取り扱い商品や、事業規模によって取るべき戦略が異なります。
弊社「紀伊国屋文左衛門本舗」でも、
先週入社したばかりの新人くんの研修用に、早速使っているこの一冊。
オススメですよ♪

「和歌山みかんをネットで日本一売る男」上野真歳さま
http://bunza.ikora.tv/e417832.html


売れるネットショップ、という本はたくさんありますが、
この本は本当にポイントを押さえていて分かりやすい。
開業時の悩み、開業してから何をしたらいいか、という点も
細かい具体的手法ではないけれど、
考え方や運営のヒントがこの本には網羅されている。
全ての内容は「集客」「追客」「接客」に尽きる。これをベースに考えることが大切。

webinthelife様
http://webinthelife.com/?p=1161

伝説の元楽天、坂本悟史氏と川村トモエ氏の
これでもか!というネットショップ運営に関するノウハウの詰まった良書です。

というか…久々に感じましたが、この本物凄いですよ。
ネットショップ運営者に限らず、その周りに関わっている仕事をしている人々は
必読になるほどの良書です。発売が半年遅れるのも頷けます。
個人的には、仮にこの本が数万円でも購入する価値はあると感じます。
それがたったの2,520円で読めてしまうんですものね…。

SEM-LABOさま
http://sem-labo.net/blog/2010/06/09/0346/



ECに関連した本は出版されているもので
まったく目を通していない本はないといっても良いぐらい読んできたが、
これほど体系的にまとめられていて、
かつ実際的な効く戦術を大量に掲載している本は
これまでになかったのではないか?

正直一回読んだんだんだが、自分では全部消化しきれないほどのサービスっぷり。
なんどか読み直します。
すべてのEC事業者はまずこの本を黙って読んで、もらさず黙って実行するべきだろう。

北欧暮らしの道具店 青木様
http://blog.hokuohkurashi.com/?eid=492957


書評に書かかれている通り、、
どこから手をつけたらいいのかわからないあなたに、この本はぴったりです!!
私自身も初心者なので、この本で勉強します!!

絶対?!知りたがり!BOOKマーケット200X 様
http://plaza.rakuten.co.jp/0208bismarck/diary/201005230000/


つまりまずは、やはり「ターゲットとするお客様」の具体的な像を
自分の中に作る、ということが一番大切なのね。
ところで今日購入した本によると、
クリック率と購入率の関係からして、ウチはそもそもまだまだなので、
まずサイトの方の再構成をしてからその辺りはぶつかってみたいと思いますー。
ちなみにこの本。割と直感で買ったんだけど「すげーわ」。
今知りたいことがダイレクトに突き刺さってきたざんす。まだまだ勉強しがいがあるーv

アバクロ・ホリスター専門ショップのあらあら管理人様
http://blog.livedoor.jp/aladoshita0612/archives/65455034.html


期間中プレミアムショッププランを3ヶ月以上ご契約をされたショップ様には、
運営・集客ノウハウ本「売れるネットショップ開業・運営」をプレゼン ト!

ネットショップの様々な集客法を体系立てて1冊の本にまとめた、
ネットショップ成功の「羅針盤」とも言える書籍です。
これから始める方も、新たに ショップを拡大される方にもお役立ちの一冊。
この機会に、キャンペーンを利用してぜひご活用ください!

MakeShopさま(ショッピングカート会社)
※坂本註:キャンペーンは終了しました。ちなみに70冊お買上げ頂きましたw

http://www.makeshop.jp/main/campaign/index.html


これオススメです。久しぶりに当たりに当たった。

ハンドメイド、手作り腕時計創作記録 様
http://blog.gothlabo.com/?eid=305


きちんと基本を客観視してまとめる作業なんてできないので、
こういった「王道的リファレンス」は
「売れても売れなくても自分を見失わないため」に大事なものだと思います。

まいあめ様
http://kintarouame.seesaa.net/article/150261102.html

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ご紹介いただいた皆様、本当にありがとうございます。

初心者にも分かるように超噛み砕いたんですが・・・
そこがベテラン店長さん、デザイナーさん、コンサルさんにお褒め頂けているという構図。
コミュニケーションの感度が高い方に褒められるのは大変光栄です。

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皆様、ぜひぜひ、2冊目、3冊目とお買い求め下さい。

なにしろセミナーや通信講座は結構なお金が掛かりますが、
この本をチーム全員で持っておけば、遙かに安い上に効果が長続きします!
社内のみならず、制作会社や取引先に配った方もいらっしゃいます(複数)。
※レビューが増えたお陰か、楽天ブックスの方がamazonよりよく売れるようになりました。

毎日の仕事が中々進まない方。
スピード感がアップすること請け合いですよ~

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車輪の再発明

こんにちは、坂本です。

エイプリルフールなので何か大ボラ吹こうと思いましたが
ブラックな話題しか思いつきませんでした。なので自粛しますw

今日もマジメにいきます。

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さて、「車輪の再発明」って言葉、ご存じですか?
プログラマーの人がよく使う慣用句だそうですが、私の周囲でも、よく出てきます。

車輪は便利だけど、とっくの昔に発明されているモノ。
それを今さら発明しても、無意味ですよね。

つまり、「車輪を発明するような手間」をかけるなら、
その時間を、もっと生産的なことに使おうよ、という意味です。

「わざわざ車輪を再発明しても仕方ないしねえ」等と、否定的な文脈で使われます。

ちょっと勉強すれば手に入る知識を、
わざわざゼロから生み出すなんて、時間が勿体ない
、と。

まあ概ね賛成です。

.

ネットショップで考えてみましょう。

例えば、広告を出して成功するためには「キャッチコピー」が大事・・
というのは、ショップ運営の常識です。どんな本見ても載ってます。

本を読むのを面倒くさがって、広告を出して何度も失敗して、

しばらくしてから「そうか!キャッチが大事なんだ!」
…って気づいたときには結構な損害が出ているわけです。

でも、ちゃんと勉強しておけば、そんな回り道を避けられる。

要は、面倒くさがらず、ちゃんと勉強しましょうという話。
そのために是非、たぶん5月に出版される私の著書を(略

.

しかし。しかしですよ。
自分で怪我しながら身につけたノウハウは忘れません。

だから、広告で大損した人は、たぶん、

検索結果も、広告ページみたいなもんだよね
→てことは商品名もキャッチコピーだ!→テレビ欄とかも似てる
→でも、どうやれば埋もれないのかな?→目を引く単語を入れるのかな?
→てことは、広告を出す際には、商品よりもキャッチを先に考えた方が良いのか?

などと、自問自答しながら、
オリジナルの方法論が生み出せるようになる・・かもしれません。

単純に本で読んで丸暗記しただけだと、こういう応用は出来ませんよね。

その意味においては「車輪を再発明するような勉強」には大きな価値がある。
遠回りには遠回りの価値があるんじゃないかと。

..

ここでジレンマが生じます。
先人の知識に頼るのも大事だけど、自ら知恵を生み出す経験も大事。
ううむ。

でも、競争が激しくなり、全体的にレベルが上がっているEC業界において
失敗を重ね、損害を出しながら遠回りしていては、身が持ちません。

だから、私の結論は、知識を尊び、知識に頼らず というスタンス。

知識は、身を守るための保険です。最新のノウハウ情報は必要。
だから、基本的な知識も、商売の型も、しっかり勉強する。
ただし、知識の丸暗記だけでは生き残れないことも自覚しておく。

たとえ誰の言葉でも、鵜呑みにするのはいけません。

知識を脳の中に収めて、そのまますぐ使わず、
一旦、とろとろになるまで煮込みたいものですね。

そのために是非、たぶん5月に出版される私の著書を(略

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  • いまネット通販に必要なこと
    「痩せマッチョ理論」

    不景気に生き残るのは
    体脂肪率1ケタの痩せマッチョ。
    必要なのはパワーアップと脂肪ダウン。

    (1)市場環境(需給バランス)の観察に基づいた付加価値・差別化がパワーを高めます。

    (2)通販の売れるプロセスを分解し、ドンブリ勘定ではなく数値管理を行い、様々な無駄を省いていくことで脂肪を減らします。

    誰しも「どちらか片方」だけに意識が偏りがちなものですが、この両方をキッチリやるのが大切だと考えています。

    あと、飛び道具で業績回復を狙うようなドーピングにも要注意。つい、すがりつきたくなりますからね。。


リンク先のページから拝借しました