(続報あり)楽天スーパーセールでどれくらい売れたか速報


※追記:スーパーセール後に売上低下したかについて分析しました(本ページ末尾)
※追記2:セール後のリピート促進について考察しました。≫商品と同時に「店」を売る

こんにちは、坂本です。
今日は楽天出店者向けの話。

3/4、楽天スーパーセール
当社で把握できた状況をシェアします。

あちこちでCMして、新規顧客を楽天市場に呼び込むのが目的、でしたよね。

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いやー、売れましたね。。

普段、当社の楽天店舗向けコンサルティングでは、普段の売上(ベース売上)を伸ばすのが第一と考え、「『低コストで効果の高い基本施策』を徹底し、イベント対応は二の次」というスタンスでやっていました。

特に、当社の楽天向けコンサルは、年商1億未満のお店が対象ですしね。
商売は続くので、イベント時よりも平常時の売上を重視しているわけです。

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しかし!

今回ばかりは、考えを変えざるを得ない結果が出ました(詳細後述)。
いやー凄かった。。(しばらく反動で売上落ちるかもですが)

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以下、昨日の楽天スーパーセールについて。
個別の事例は出せませんが、全体の傾向についてご報告します。

まず前提として、弊社では、本件について特に突っ込んだコンサルティング(準備提案)はしていません。ですから、以下のデータは、一般的な「年商1億未満の楽天店舗」と近しい結果ではないかと思っています。(推測です)

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さて弊社のコンサル先では、9割の店舗の売上が伸びました(商材の特性か、希に反響のないお店があります)。

以下のグラフが今回の目玉、「伸び率の分布」です。
※1/22~2/26までの日曜の平均売上と比較しました

つまり、2倍「以上」売れている店の方が多いんです。楽天慣れしているベテラン店舗は、普段の数倍は売れたというケースが多いようです(坂本の体感値)。  

当社のコンサル先でも、18倍や40倍というケースもありました。
そういった「外れ値」を除いて平均を取ると、比較的小規模店が多い当社コンサル先の皆さんで、平均2.9倍でした。 外れ値を含めた平均は5倍近いです。

いずれ発表があると思いますが、おそらく楽天全体での伸びも、少なくとも3倍は越えている(30億/day→100億超?)のではないでしょうか(情報持っている方お教え下さい)

3/5 18時 追記:120億/dayだそうです!
3/5 20時 追記:実は130億/dayだったそうです!

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今回のキャンペーンは、楽天がテレビCMや中吊り広告などで積極的に告知をしたので、初めてだったり、普段あまり楽天を使っていない「楽天初心者」がたくさん訪れ、売上につながったケースが多いと考えられます。

楽天がまた、マスメディアと連動した大規模企画を行うかもしれませんよね。
各店舗いろいろ状況は違うと思いますが、全店共通して言えるのは、予め「楽天初心者」向けの「入口商品」や「店舗紹介ページ」を用意しておく等の対策をしておけば、突然「楽天初心者」が大挙して来店しても、スムーズに売上を伸ばせるのではと考えられます。

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前述の通り当社は、「大事なのはベース売上だよね」というスタンスでコンサルしています。売上○倍は魅力的ですが、「跳ねるチャンスをひたすら待つ状態」になると、童謡の「待ちぼうけ」のように、普段の(まっとうな)仕事が手に付かなくなります^^;

一方で、私、もはや一時期の「訳ありブーム」のように激安品だけが売れるのではなく、ECそのものが普及段階に入った気がしていまして、マスコミ露出機会が今後どんどん増えて、そろそろマジョリティ層全体が動き始めるんじゃないかと。。(リンク先グラフの真ん中あたり)

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なので、「初心者向け入り口」に加えて、TVなどで売上が跳ねるときに「乗れる体制」を持っているかどうか、今後大事になってくるのかもと思いました。「大波に乗れるけど乗らない」のと、「大波には乗れない」のは違いますからね。

で、店長さん何人かにお話を聞いたところ、下記のような仕組みが必要じゃないかなーとのことでした。

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「売上跳ねても大丈夫な体制」の作り方(案)

(1)オペレーションを整理して明文化しておく(フローチャート等)
(2)いざというときに頼める相手を抑えておく(社内の他部署、近所のおばちゃん等)
(3)分業(ヤヤコシイ案件はレギュラーメンバーで対応するなど)
(4)ここまで来たら受注止めよう/出荷遅れます宣言をしよう、っていう判断基準

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スーパーセールは予告されますが、「あなたの商材がある日突然テレビで取り上げられる」ことについては事前予告ないですからねー。関連して、「なんか売れてる!今日売れすぎてヤバそう」という緊急事態を、早く察知するのも大事だそうです(某ベテラン店長談)。

避難訓練にも似ていますね。。。非常時に備えるわけです。

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そんな感じで、日々のベース売上をしっかり高めつつ、「急に跳ねても大丈夫な体制」も作る、というスタンスが大事かなと思った次第であります。もちろん購入客が継続客になるような、真っ当な接客→追客が前提であることは言うまでもありませんね。

すごい売上だったので、事故が起こらないといいけど・・・・・・。1店舗のトラブルが他店舗にも影響しますからね。。。ネットショップの皆様、出荷大変だと思いますがぜひ頑張って下さい~

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3/7追記:「翌日は売上下がったか」についてレポート
3/5(月)と、1/23~2/27までの月曜の平均売上と比較で、売上平均109%。(上下10%の異常値を除いた値) つまり、キャンペーン後も普段と比べて売上が下がっていない。むしろ上がっています。商品によっては、3/4に即決しなかったお客さんが少し遅れて購入するというケースもありえるので、そういった行動がキャンペーン後の売上を支えているのかもしれません。
大成功のようなので、この企画、次も開催されそうですね。(追記ここまで)

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PS

大波対策以前に「日々の売上が低い」という方は、弊社コンサルティングをご利用下さい。それまで売れてなかった店でも、かなり結果が出ています。

今回伸びなかった人も、一緒に対策考えましょう。
いま申し込むと、4月から開始できますよー。≫こちらから
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PPS
楽天社内の皆様もお疲れ様でした。昔の同僚や先輩後輩から「最近仕事が大変で・・」なんていう話をちょこちょこ聞いていましたが、今回の大変さは、店舗さんと一緒に頑張って、結果が出て、気持ち良い疲労だったんじゃないでしょうか。僕も昔を思い出しましたw 次は「地上最大のお中元」とか「グレート母の日」みたいな企画をお願いしますww

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(続報あり)楽天スーパーセールでどれくらい売れたか速報 への2件のフィードバック

  1. 両国さくら のコメント:

    はじめまして。非常に興味深く読ませて頂きました。「売上跳ねても大丈夫な体制」の作り方(案)、参考になりました。
    Eコマース、そろそろマジョリティ層全体が動き出すのでは、という見方には、すごく同感です。一方で、中小のモール出店者さんの立場だと、売り上げの拡大と同時に、「きちんと利益を出す」ことが大切なんじゃないかな、という風に私は思っています。

  2. achooo のコメント:

    いつも、参考にさせていただいております。自社も平時の売上を大切に、キャンペーンなどの一時的な売上は無視してやってきたのですが、ECCさんに「楽天は今後1~2年で新規顧客をなるべく増やし、その後は(新規顧客の伸びが飽和状態に近づき鈍るので)、リピーター対策に力を入れていきます。だから、今は波に乗ってください!」と説得され、スーパーSALEに取り組みました。結果は出たのですが、受注や発送にしわ寄せが来ており、この状態をなんとかしないと・・・と考えていた矢先に、「有事」の対処法というブログ記事が載っていたので、「おお~!!とってもタメになる。。。」とメモさせていただきました。ありがとうございました!

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