人生と商売は「居場所の模索」


こんにちは、坂本です。しばらく間が空いてしまいました^^;

今日は、久々に大仰なタイトルを付けて、変な話をします。
人生語れる年齢でもありませんが、ご容赦下さい。

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今年春の大学卒業生は、5人に1人が定職に就いてないそうです。

で、就職活動の失敗パターンは、下記のようなものが多い模様。
(最近は更に厳しくなっているのかもしれませんが)

失敗パターン1:競争倍率が高い企業だけ志望して玉砕
失敗パターン2:自分探しで放浪(すぐ退職しちゃう新卒も多い)

前者は、世間体の良い(ある程度有名な)会社や業界を目指す感じ。たとえば「とりあえず商社目指す」とか。「聞いたことがない会社の面接は受けない」とか。
でも、有名な会社が「自分にとって良い会社」とは限らない。

後者は、「ありのままの自分を受け入れてくれる居場所」を模索してる感じ。
でも、そんな都合の良い世界はありえない。
ってか、就職してすぐ辞める新卒多すぎ。

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で。
オトナがやる商売も似たようなものだなと感じます。

失敗パターン1:競争倍率が高い商品ばかり売って玉砕
失敗パターン2:自店舗が愛されて儲かる「夢の市場」を探して放浪

前者は、流通高が多かったり、注目されている市場で上位を目指す感じ。たとえば「あの人気店みたいなロールケーキで売上を伸ばす」とか。
でも、人気の市場が「自分にとって良い市場」とは限らない。

後者は、「ありのままの自店舗を受け入れてくれる市場」を模索してる感じ。

「ターゲット客としては、ちょっと生活に余裕があって(=高くても買ってくれて)、当店とセンスの合う人で、長く買い続けてくれるのがいいな♪」みたいな。でも、そんな都合の良い市場はありえない。

ってか、何の対策もせず「価格競争ウンザリ」とか言う人多すぎ。

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個人的な考えですけど、たぶん、無理なく仕事を楽しめる「答え」は

(1)自分・自社の特性とか素養を知る
(2)その特性が生きる「居場所」を見つける

ってことじゃないかなと思います。

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社会的需要に自分の強みを当てはめる。要はマッチング。

だから、「あの有名企業からの内定」「売れてるあのネットショップ」を目指すと上手くいかない。「大手から沢山内定を取るアイツ」や、「いつも注目されているあの店」とは違う自分の強みを自覚した上で、もっと違う、やや小さいマーケット(市場)を選んで、そこで強みをアピールすべき。

欲張りすぎず、「身の丈の市場」を見つけられれば、そこには凄い可能性があるはず。
例えイロモノでも、日本一のイロモノなら無限の可能性があるはず。

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ただ、
迷える求職者が「ありのままに受け入れられる居場所」はない。
迷える商売人が「苦労から解放されて長く儲けられる夢の市場」はない。

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だから、模索の末に、ある程度「自分の特性とマッチしていそう」な職業や市場を見つけたら・・、自分の道をそこだと決めて、頑張るしかないハズ。
自分の中に、小さな「強みのタネ」を見つけたら、徹底して育てる。

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そうこうしているうちに、徐々に実感できるのが「居場所」感。

就職先で感じる仕事の手応え。
試行錯誤の末の、売上アップ。

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共通点は、「カチリと音がして、世の中と繋がった感じ」。「歯車になるのがいやだ」というベタなセリフがあるけど、どこにも繋がらずに空回りしている方がもっとツライものです。

空回りからのカチリ感は、安心感とともにジンワリした嬉しさがあるなぁ。初めての給料とか初めての売上に似ています。

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次に得られるのは多分、あたかも自転車のように「ペダルをこげば前に進む」感じ。自分の人生や商売を、自分で動かせている感じ。心理学では自己効力感と呼ぶそうです。

そういえば昨日クライアントさんから「カチリ感」「ペダル感」を感じさせるご報告を頂きまして、やっぱり、目先の売上の上下ではなく「いま自分が進んでいる方向性で間違いないんだ」という確信つまり自己効力感が、強い店の根っこだと思いました。※信念とか盲信ではなく「根拠ある確信」です

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こういう感じを持てば、未来に希望を持って仕事できるはず。ほんと、職探しで苦労している若者が、こういった経験をする機会が増えればいいなあと思いますね。。
雇用の創出より、就職市場のマッチング精度改善が大事な気がする(特に新卒)

まあ、会社員だって、入社して仕事覚えて居場所が出来ても、後輩が増えたり社内体制が変わったりしたら、また居場所を模索しないとだし、商売人だって、ある程度売れたあとも、環境変化に合わせて居場所を模索し続けるわけですけどね。

一生模索。

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ちなみに私の場合ですと・・

就職活動に失敗(失敗パターン2です)→居場所がない→ネットベンチャーに潜り込む→リストラ(後に倒産)→居場所がない→楽天に拾われる(入社)→周りが豪腕営業マンだらけで浮く→居場所がない→ECのノウハウを沢山勉強する→成績が上がる→居場所GET→調子こいて独立→売れない→居場所がない→コツコツこのブログを書く→本を出す→ささやかな居場所GET

なので、このブログは居場所のひとつです。
そんな特別な人生でもないですが、やっぱり居場所の模索、空回りとカチリ感の繰り返しでした。

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人生語るような年齢ではないんですが、自分の少ない経験を、僭越ながら教訓っぽくまとめると、

・人間(会社)は社会の歯車。繋がって生きている。
・自分(自社)を知り、それが生きそうな居場所を模索する。
・それっぽい場所があったら頑張って、環境に適応する
・一生安泰にはならないので、模索して頑張り続ける。

って感じでしょうか。一生模索。

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まぁ今も空回りの部分が多々ありますけども。
「居場所がない状態」の経験が長いので、たぶん耐性は強いですw

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PS
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人生と商売は「居場所の模索」 への1件のフィードバック

  1. 松本雄二 のコメント:

    なんだか、今の自分の目指す居場所を分かりやすく解説していただいたような気がします。
    いつもながらの洞察力に感服いたしました。
    文章を自分なりにもう一度まとめて、自分の指針の一つとさせていただきます。
    ありがとうございました。

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