売れるアイデアがどんどん溜まる!「アイデアの受け皿」の使い方

こんにちは、坂本です。

成熟しつつあるEC業界ですが、まだまだ新しいアイデアによるホームランが起こせるように思います。

例えば、ある程度売れている店(イメージとしては月商500万以上)であれば、販促イベントのアイデア一発で売上が跳ね上がることは結構あります。私自身、アイデア一発で売上を倍増させた経験が何回もあります。アイデアは大事です。

ということで今日は「アイデアを生む方法」について。

アイデアを溜めるには「受け皿」が必要

昔の人いわく、「アイデアが思い付く場所ベスト3は、馬上、枕上、厠上」。

つまり移動中・寝る前・トイレだそうです。個人的には移動中や外出先でのアイデアはすごく多いですね。画期的なアイデアは大抵外出先で生まれている気がします。

よいアイデアも、忘れてしまえば「水の泡」

でも、アイデアを思いつく瞬間はいつも「突然」。その瞬間にメモしないと、忘れてしまうことが多いのです。何か良いことを思いついたけど、何だったか思い出せない・・なんて経験ありませんか?これは大金を逃したのと同じです。

アイデアを溜める「受け皿」は何がいいか

というわけで、場所を問わず、どこにいても、とにかくメモする習慣を持つのを勧めます。私、飲み会の途中でもメモを取っております。 すいません。

メモ用具を肌身離さず持ち歩こう

昔使ってた道具は、メモ帳とペン。革のメモパッドこういうやつに入れて持ち歩いてました。最近は携帯ですが、用途は同じですね。

あと、結構便利な「受け皿」なのが「そのへんの紙切れ」。手近な紙切れ(レシートとか紙ナプキン)にメモします。

つまり、紙はいくらでもあるので、ペンが大事です。なので、メインのペンは勿論のこと、予備のペンをカバンの裏ポケットやダイニングテーブルやタンスの上や・・あちこちに入れています。手元にペンがないと不安w

きれいに書かなくてOK。とりあえずメモ!

携帯もいいですが、ペンで書く方がスピード感があるので、アイデアが消える前に捕まえる(書き留める)ことが出来る・・気がします。

あと個人的に大事なのが「とりあえずメモ」という点。「確実に大事なことだけ、丁寧にメモを取ろう」と思っているとワンテンポ遅いから、会話が次の話に進んでしまって、メモを取り逃します。丁寧なメモ・・ってそれ清書ですよね。メモと清書は違います。玉石混淆でいいんです。選別や整理や実行は後でいいと思います。現場ではとりあえずでメモ。

※2017年追記:いまイチ押しはiphoneのGoogleKeepです。色々ガジェット試しましたが、紙ナプキンなどのメモはいまも愛用してて最高です。

※2021年追記:いまイチ押しはスマホと音声入力です。特に、AppleWatchのDrafts5というアプリを入れて音声入力するのが最高です。とはいえ、紙ナプキンなどのメモはその後も使っています。書いたあとに写メを撮ります。

アイデアをわざわざ書き出すメリット

色々あります。

忘れにくくなります

飲んだ翌日には色々忘れてます。コアな話は覚えてても、結構ディテール部分が大事な場合があります。メモするとディテールを忘れません。

行動に繋がりやすくなります

「書いてないアイデア」は脳内の電気信号ですが、「書き出したアイデア」は「物理的な形」を持ちますよね。紙切れとして。 その紙切れを、PCのキーボードの上に置いたり、ノートに挟んだりすると、リマインダになって、「そのアイデアを使った行動」を促してくれます。

アイデアがもっと沢山出ます

頭の中で情報を保持すると、そこでエネルギーを使います。覚えておくだけで消耗します。なので、書き出すと、頭が軽くなります。PCと同じです。エネルギーが節約できるので、次のアイデアに頭が進みます。

連鎖反応で、名案が生まれます

頭の中にある情報は「自分の中にある記憶情報」ですが、書き出した情報は「視覚から入ってくる刺激情報」になります。 なので、その刺激から連鎖反応で、次のアイデアが生まれます。

たぶん、アイデアというものは、「書く」ことで、炭水化物がブドウ糖になるように、性質が変わるんです。 だから、「書き出す」のは。結果へと繋がる第一歩ではないかと!

アイデアを受け皿に載せた後は?

情報管理ソフトを使います。evernoteや紙コピなど。似たようなものは色々あります。

情報を集めて・整理して・まとめる

windowsなどに添付されている「メモ帳」がA4ペラ一枚の紙だとすれば、こういったソフトを使うと、A4を「束」で管理できるわけです。大量のメモを効率的に記録・閲覧できます。

わたしのメモはとんでもない量が貯まっています。ECの売上アップ策や考え方、提供したいサービスの案などなど。もちろん玉石混淆ですが、たまにダイヤが混ざってます。時々整理して収斂させてましょう。

沢山アイデア書いても全部実践するのはムリですが、無数のアイデアの中で一番良いものから実行すればいいと思ってます。

ちなみに、何をメモしてるの?

内容は

・面白いこと、珍しいことを見た・聞いた
・新しいニーズを発見した
・面白い言い回しを思い付いた
・何かに役立つ道具・システム・考え方を見つけた
・売上アップの仕組み/企画のアイデアを思い付いた

とかとか。下に行くほど具体的なアイデアですが、儲かるアイデアなんてそうそう頻繁には出てきませんので、どっちかというと「アイデアの部品になり得る情報」をメモするケースが多いですね。

いずれにせよ、普段から問題意識を持っている方がアイデアは生まれやすいようです。私自身、興味のない分野に関するアイデアは生まれないですから。

アイデアと行動は世界を変える

突然話は変わりますが、平安時代の人々は、自分たちの時代を世紀末のようにとらえていて、もうこんなに時代が進んだから、今以上世の中進歩しないんじゃ無かろうかと思ったようです。ところが、日本史の教科書だと平安時代なんてかなり序盤ですよね。

時代は常に変わる。アイデアはその原動力

で、現代。情報化社会も来るとこまで来てるよな、という感があります。

我々も、いまの時代からこれ以上進歩しないんじゃないかという錯覚にとらわれがちです。
でも実際は今の時代も過渡期で、常に新しい時代が来るわけです。

「今年が真ん中あたりに載っている歴史の教科書」を想像してみて下さい。時代は常に変わるし、それを変える原動力のひとつが「アイデア」だと思うんですよねー。

新しいアイデアをひねり出して、一緒に新しい時代を作っていきましょう~

PS
アイデアを実現する作業に悩んだら、弊社の顧問コンサルタントがお手伝いできるかもしれません。興味のある方は、以下からお声かけください。

カテゴリー: 売上アップのヒント

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